今回の会見のポイント
- 県下の感染段階をステージ2に引き上げ。
- 本県を含め、全国的に感染が拡大しており、県外との往来や飲食の場における対策を強化する必要。
- 県独自の「新型コロナウイルス感染段階対応の目安」を一部改定。
現状のまとめ
感染状況
- 新規感染者数は、飲食の場や県外から家庭内への持ち込み等を中心に拡大しており、前週と比較し大幅に増加。
15名(7月7日から7月13日)⇒59名(7月14日から7月20日)
評価
- 全国的に感染が拡大傾向で推移しており、今後、人の移動が増える夏休みやお盆を迎えることから、県外との不要不急の往来を減らし、飲食の場における感染防止対策の強化が必要。
ステージの判断等について(7月21日~)
- 直近の感染状況を踏まえ、県全体の感染段階を【ステージ2】に引き上げるとともに、注意報を発令。
県民の皆様へ
- 不要不急の緊急事態宣言地域(東京都、沖縄県)および「まん延防止等重点地域(埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府)」との往来は自粛してください。
・上記の地域にお住まいのご家族等へ、不要不急の来県(帰省・旅行など)は極力お控えいただくよう呼びかけをお願いします。
・やむを得ず帰省する際は、前後2週間は会食などリスクの高い行動を控え、自身の健康管理の徹底をお願いします。
※その他の地域との往来も感染状況を踏まえ慎重に判断してください。 - 飲食店利用の際は、改めて感染防止対策を徹底してください。
・県の第三者認証制度により認証を取得した飲食店などの感染防止対策が徹底された店舗を利用する。
・飲食中でも、会話をするときは必ずマスクを着用する。
・テーブルを分散化する。
・席の移動や密着、大声での会話を避ける。
・お酌、返杯、食器類の共有は避ける。 - 飲食の際は、大人数・長時間を避け、なるべく普段一緒にいる方とお願いします。
- 日常生活においても基本的な感染防止対策をお願いします。
・マスクの着用。
・手指消毒の徹底。
・密の回避。
・共用部分への接触注意。
「感染段階対応の目安」の一部改定について
県病床確保計画や国分科会のステージ指標の改定、第4波における施策の実施状況等を踏まえ、県独自の「感染段階対応の目安」の一部改定を行う。
【主な改正内容】
- 病床の逼迫具合は、国に準じ、最大確保病床使用率で判断。
- 第4波における平均入院期間や最大確保病床の増加等を踏まえ、各種指標を見直し。
- 県ステージに関わらず実施する対策として、「感染拡大地域との往来自粛」等の水際対策を追加。
- 感染状況次第では県ステージ3においても、市町単位で時短要請等のステージ5で実施する施策を前倒しで実施。
- 医療危機事態宣言の発令(緊急時対応病床を確保)や、まん延防止措置、緊急事態措置の国への適用要請をステージ5に追加。
医療体制等について
デルタ株への対応
本県においてもデルタ株疑いが発生(感染拡大地域への訪問歴あり)。
全ての新規感染事例の変異株検査を継続し、感染拡大の防止に努めます。
第5波に向けての対応
【病床の確保】
これまでの感染状況を踏まえ、各フェーズにおける確保病床数を見直し。
フェーズ4(最大確保病床数) 421床 → 428床(+7床)
緊急時 490床(フェーズ4から+62床)
【宿泊療養施設の確保】
室数の多い宿泊療養施設への借り換えや、管理用スペースの縮減により、患者用居室数を見直し。
最大時確保室数 384室 → 433室(+49室)
【入院病床の効率的・効果的な活用】
限られたコロナ病床を効率的に活用するため、病床の逼迫時においては、県調整本部体制を強化し、コロナ患者後方支援病院への転院支援の推進を図ります。
コロナワクチン接種後の留意点
現段階においては、ワクチン接種後も基本的な感染防止対策にご協力をお願いします。
関係連絡先について
- 長崎県受診・相談センター
- 長崎県新型コロナウイルス関連人権相談窓口
- 自主的なPCR検査の実施、N-CHATの活用方法等に関する電話相談窓口(事業者・団体向け)
・実施機関:一般社団法人長崎県薬剤師会
・電話番号:080-2061-3431
・受付時間:10時から12時、13時から16時まで(土日、祝日を除く)
※詳しくは、「長崎県薬剤師会による新型コロナ関連の電話相談窓口の設置について」または「長崎県薬剤師会のホームページ」をご覧ください。
アプリについて
参考資料
感染状況の検証と今後の対応等について(令和3年7月21日知事記者会見)[PDFファイル/2MB]
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