令和8年3月30日 記者会見
会見内容
https://youtu.be/mvWBJ8Supnw物価高騰対策について①
記者(時事通信社)
時事通信イシヅカです。
国の予算についてお伺いしたいのですけど、あえて今この夕方に暫定予算が今日成立するという形になっておりますが、県についても高校の無償化であったりとか小学校の給食費無償化など、一応これは入るような形になったということで、改めて成立する見込みになったので。
平田知事
国会での予算審議の話でありますけども、暫定予算、あるいは暫定予算の後に本予算が成立するということで、地方の行政運営には支障がないようにという配慮はしていただいているものだというふうに思っております。いずれにしても、その暫定予算の成立を受けての対応、また本予算の成立を受けての対応がこれから出てくると思いますので、国の予算との関係で、そこは県民生活に支障がないように県としてもしっかり対応していきたいと考えています。
記者(時事通信社)
ありがとうございます。また話は変わるんですけれど、ガソリン価格についてお伺いします。中東情勢の影響もあって、県内の、県内に限らずですけれど高騰している件のことですが、改めて県として、対策であったりとか何かありましたら教えていただけますか。
平田知事
昨今の中東情勢を踏まえて、国のほうでもいろいろ対応はされておられるとは思いますけれども、私どものほうでも県民生活にどういう影響が出てきているのか。この状況については、よく注視をしながら国の対策も踏まえて対応していきたいと考えておりますけども、現時点で何か決まったことがあるわけではありません。
記者(時事通信社)
これは対策をするとか情報収集する部署とかの設置を検討されてるとかそういったことは。
平田知事
部署の設置というよりも、これは例えばそのエネルギー価格の動向ですとか、あるいはその国のこういった場合の経済対策の動向、これについては常時それぞれ県庁の中でも担当おりますし、そうした中での情報収集をしていけばいいかとは思ってますし、当然我々も、よりアンテナの感度を高めて、いろんな状況については見ていきたいと思っております。
就任1か月の振り返りについて
記者(毎日新聞社)
毎日新聞のヒャクタです。
知事就任から1か月たちましたが、今回の議論を臨時会も通じて閉会しましたので、1か月を振り返ってみて率直な御感想を。
平田知事
今日でちょうど28日たって4週間、約1か月ということで、議会も今日で終わりましたので、年度末ということもあって今日、明日で、ある種の節目というか一月ですけども、そういった感じかなと思っております。ここに至るまでの4週間の中で、いろんなところへの御挨拶ですとか、あるいは議会対応の準備、それから議会での対応等々あったわけではありますけれども、早かったような長かったようないろいろ。長崎県の行政実務からは3年近く離れておりましたので、いろんなことを改めて、県庁の動き、あるいは県庁内外からの県政への期待といったものも見ながら考えてきた、この一月でありました。ちょうど年度も変わりますので、来年度を迎えるということで、これまで一月は挨拶をはじめ、また県庁の中での各部署の説明を聞いたり、議会の準備をしたりという時間が比較的長かったものですから、新年度明けて積極的に県庁の外、これはもう就任した日に、県庁の中で知事室にいる時間を極力短くしたいと申し上げておりますので、そのとおりに各地に出かけていって、いろんな話を聞き、あるいは県政にとって重要な案件についての交渉をしていくといったようなことについて動き回りたいと考えております。
長崎県議会議長への不信任決議について
記者(毎日新聞社)
ありがとうございます。一方で、知事選をめぐり自民党の中でこうした話しされていますが、今日も外間議長に不信任決議案が提出されて可決決定されましたが、これについて知事はどのように受け止められていらっしゃいますか。
平田知事
これについては、今日の県議会でも動きがありましたけど、県議会での御判断ということだと思いますので、私どもとしては今後も県議会が円滑に運営されるようにということを願いつつ、今回の動きについて、何か知事の立場で申し上げるということは特段ございません。
九州新幹線西九州ルートについて①
記者(毎日新聞社)
ありがとうございます。最後1点。3月25日に佐賀県庁で山口知事とお会いされて、九州新幹線の長崎ルートの整備区間についての議論を交わされましたが、今後その実現に向けて、整備の実現に向けて、どのようにアプローチを取っていくのか、変更の可能性はないのかとか教えてください。
平田知事
今回、山口知事とお目にかかって、山口知事のほうから新幹線の話もされておられましたし、長崎県というものをどんなふうに見ておられるのかといったことについても話をしてくださいまして、そういう意味では、まず最初の御挨拶としては、いい形で話ができたのかなと思っております。
新幹線の話については、当然佐賀県のお立場、佐賀県の考え方を理解して、これから進めていかなければいけないということなので、佐賀県との話というものが非常に大きな意味を持つことは間違いありません。ただ同時に国の制度、あるいはそのJR九州の考え方、こういったことについても非常に大きなファクターでありますし、またその佐賀県さんが問題意識を持っておられる部分と相互に絡み合う話だと思いますので、佐賀県さん、そして国・JR九州それぞれと、それぞれのキーパーソンとよく話をしながら、今後事態が進展できるように努力していきたいと考えています。
記者(毎日新聞社)
ありがとうございました。
福岡県政治資金パーティー券問題について
記者(西日本新聞社)
西日本新聞、イチノミヤです。
長崎県とはちょっと違う動きなんですけど、福岡県で県職員がつくっている部課長会というところで給与から天引きした感じで、政治資金パーティー券を買っていたということが分かりました。福岡県の服部知事も、組織的な購入はやめるべきだと言ってるんですけども、この問題、他県の問題ですけれども、長崎県知事としてこの問題の受け止めと、あとこういったものは長崎県にあるんでしょうかという話いいですか。
平田知事
まず、この件について報道があることは承知をしております。公務員が県民の誤解を招くようなことは慎むべきであるということは思っておりまして、今回のことについて報道以上のことを知っているわけではありませんけれども、公務員としての立場というか矜持といいますか、そういったものはしっかり保っていかなければいけないというふうに、そういう受け止めをしております。
その上で申し上げますと、長崎県の場合は過去に職員が議員に依頼をされてパーティー券のあっせんをし、政治資金規正法違反で罰金と略式命令を受けるといったような事案が発生しておりまして、その再発防止のために平成15年から、職員が職員以外の方から依頼を受けた場合の対応等を定めた「職員以外の者に対する職員の対応要綱」というものを運用をしております。その要綱の中で「職員は政治資金パーティーについて、パーティー券の購入、出席は自粛する」といったような制約を設けているところです。それで、いわゆる部課長会、その報道にあったような部課長会に相当する管理職員の間の親睦会、これ自体は長崎県にもございます。親睦会自体はございますけども、今回の報道を受けまして、中でちょっと聞き取りをしてみましたけども、パーティー券の購入はやっていないということで現時点での報告を受けているところでございます。
記者(西日本新聞社)
もし既に分かっていれば、何部ぐらい。福岡県の場合は10部の課長がおられたんですけど、どれぐらい、数字等々があれば。何部今あるのか。
人事課
人事課でございます。数で大体本庁でいったら部で任意団体みたいな場所が持っているかと思うんですけど、あくまでも任意団体でございますので、現時点において県庁内に幾つ任意団体があるというところの調査まではしておりません。
記者(西日本新聞社)
分かりました。熊本県では、知事が既に庁内の調査をするように指示をされているんですけど、平田知事はまだされてませんでしょうか。
平田知事
指示まではしてませんが調査したいと考えています。
記者(西日本新聞社)
分かりました。あと、知事御自身も5年間副知事を長崎県で務められてたと思うんですけども、実際既にパーティー券の購入はないとおっしゃってたと思いますけど、御自身はその5年間でなかったんですか。
平田知事
パーティー券を買ったことはないです。私が副知事のときに自分で買ったことはないです。
記者(西日本新聞社)
すいません。ちょっと聞き方が悪かったです。部課長会に似たような親睦会で、そういうことはなかったですよねという確認だったのですが。
平田知事
5年間長崎にいたときは副知事だったので部課長会には属してないので、ちょっとすいません。そこは分からないです。
記者(西日本新聞社)
これ結構県の職員の方からも、ああ、こんなことあってるんですねというふうに私も聞かれたんですけども、知事先ほど公務員としての矜持というような言葉もあったと思いますから、率直にこの報道を見て、どう思いましたか。
平田知事
正直申し上げると、こういったことをやっておられるんだなとちょっと少し驚きました。
記者(西日本新聞社)
分かりました。あとすいません、最後。調査を指示されるということからすると、例えば使い道がどうであるからとか、どういう組織にまたがって今あって、間違いなくそのパーティー券の購入というのは行われてないのかというようなことも含めて調査指示をされるという理解でいいですか。
平田知事
これは、その親睦団体としての部課長会、あるいは部会長会と言うかどうかは別にして、親睦団体は庁内、確かにあるんだと思います。それのじゃあ例えば使途をぎりぎり調べるのかというと、ちょっとそれは違うんじゃないかと思ってまして、今回報道機関からも長崎県において、そのパーティー券を親睦会が購入している実態はないかといったようなお問合せもいただいておりますので、それにお答えできるような調査はしたいとは思いますけども、何か例えば支出明細を調べるとか、そういったことまでは今のところは考えておりません。
記者(西日本新聞社)
分かりました。
九州新幹線西九州ルートについて②、佐賀県との連携について
記者(朝日新聞社)
朝日新聞のジヤナギと申します。
幾つかありますが、まず1つ。佐賀へ就任挨拶に行かれてお話をされました。15分か20分ぐらいという話だったのが30分ぐらい以上になってフルオープンで、隣県同士の知事同士がフルオープンの場でかなり広範な話とか、それぞれの事情だったり、またこういうところではお互い連携していこうねとか、してるよねというような話とかをオープンにされたと。これは聞いてて、やっぱりすごくいいなと私は思ってるんです。行政も身近に感じますし、またその相互理解というかお互いが、実は佐賀も長崎のためにこんなことをやってるよ、長崎も佐賀のためにこんなことをやってるよというようなことを語り合って、ああいう場はこれからもあるといいなと思っていて、平田知事としては、こういうフルオープン、ざっくばらんな形でのフルオープンで両方隣県同士の知事が、トップが語り合う場というのを今後も何かやっていきたいなという思いがあるかどうかを教えてください。
平田知事
まず、フルオープンかどうかは別にして、山口知事と、あるいは様々な方と話をする機会を持っていくということは非常に大事だと思います。特に佐賀県さんは新幹線に限らず様々な課題がある中で、私たちの大切な隣県でありますので、話をする機会、これはとにかく少しでも多く持っていきたいというふうに思っています。そのときに、今御指摘あったようにフルオープンで、実はこう思ってるんですよねというようなこととか、あるいはこういったことでやっていきましょうということを皆さんの目に見える形でやっていくこと自体も非常に意義があると思ってまして、そういう意味では今回、山口知事と35分にわたって、そうした話ができたことは自分自身もよかったと思いますし、今そういうふうに好意的に見ていただいていたということであればよかったのではないかと思っています。
一方で、新幹線に限らずですけども、どうしてもその途中経過の中で、やっぱりまだ決まるまでは外向きになかなか議論の様子を表にしづらい場面とかが、これ当然あると思いますので、そういったときまで全てというわけにはいかないと思いますけども、なるべくやっぱり2つのその独立した県同士のそれぞれの県同士の話ですので、私たち長崎県は佐賀県さんに対してこう思ってますよ、あるいはこういったことをやっていきましょうねということは、県民の皆さんにできるだけ分かる形でやっていければとは思っておりますが、ちょっと中身によるかなと思います。
スタジアムシティについて
記者(朝日新聞社)
次、スタジアムシティ、長崎ヴェルカの先週末の試合に平田知事行かれて挨拶もされたということで、どんなことがヴェルカ長崎で、どんなにぎわいが起きてるのかというのをまざまざと見られたと思います。そこの感想のほうを聞きたいんですけども、私なんかも諏訪生まれの長崎っ子からすると、こんな時代が来たんだなというか、ふるさと長崎にこんな世界ができたんだというのはすごく衝撃でもあるし、うれしかったりするんですが、改めて一昨日試合見られた上での、そのスタジアムシティ、ヴェルカ、またV・ファーレンについて、どういうふうに実際直面されて、見る機会が増えてから思われてるかというのを教えてください。
平田知事
地域スポーツの力というものを非常に感じ、土曜日の試合を見て、あるいはその集まってるお客さんたちの盛り上がりを見て、地域に根づいたスポーツというものが非常に力を持ってるんだなということを感じましたし、またこれが短期間の間に、それこそそのバスケットについていうと、何年か前まで長崎にプロバスケットのチームがなかったわけで、そうした今までなかったものが現に長崎で多くのファンを集めて、しかも大きな盛り上がりの中で試合をやり、その勝ち負けに県民の皆さんが一喜一憂をし応援をしてるという状況、これはほんとにすばらしいと思いますし、私も同様に昔長崎で幼少時代を過ごした身としては、ああ、こういうふうになるんだと。こういったことになるんだというのは私自身もいい意味での驚きを感じています。これから、もちろんサッカーもそうですけども、多くの県民の皆さんが地元チームの活躍に感動をして、また盛り上がっていくといったような状況が、さらにこれからも発展していくといいなというふうに思っています。
記者(朝日新聞社)
では、そういう盛り上がりの中、長崎市は市内に試合観戦のために来て、2泊以降する人に補助をするというようなことで方針を出されていますが、これともすれば長崎市周辺に人がとどまって、せっかく2泊してもらうのに、それこそ金毘羅とか島原とか、私は平戸なんかに行ってほしいんですけども、そういうところになかなか広がらないことにもつながるかなと思います。スタンプラリー等いろいろ考えておられるんだと思うんですけども、県全体への波及効果を大きくするために、例えばほかの自治体、長崎市外の自治体に対しても宿泊者に対して何か県としても後押しするなり補助するなりとか、そういう働きかけというのは考えておられるでしょうか。
平田知事
長崎の試合を見に来られる方が多くいらっしゃる中で、県内の各地を巡っていただく、回っていただくというふうに、そういう状況に持っていきたいという気持ちはあります。そのときは、そのための手段として補助がいいのかどうかというところはまた別問題だと思うんですね。やはり試合を見に長崎市まで来たお客様が、じゃあちょっとここに行ってみようかと思うような、まずそもそものコンテンツの力が要るんだと思うんですね。それをやっぱり各市町も、長崎市まで来ている、しかもアウエーで長崎に来て、せっかく長崎に来たんだからと思って、そういうマインドになっている方々をどう引きつけるかについて、ぜひ。補助云々という話ではなくて、ぜひそういういい意味での知恵比べというか、各市町で、じゃあぜひサッカーを見に来てる人、バスケットを見に来てる人を我が町に呼びたいというような、そういう動きが出てくることをまず期待したいというふうに思ってます。
政務と公務について
記者(朝日新聞社)
もう一点だけ。先ほどの県議会での議長への不信任決議の関係で、知事の立場で申し上げることはないとおっしゃいました。ただ、政務と公務の問題というのは非常に、今回も問われてますけどもありまして、前知事のときも問われましたが、平田知事のお考えを聞かせてください。政務と公務の関係。例えば選挙の応援だとか、また特定の民間企業と関係が深いんだなと思われてるようなやり取りとか、そういうところも含めて、政治家になった以上は、どうしても局面局面で問われると思います。そういう場合にどう臨むかということについて、現時点で自分で何かルールなり、こうあるべきだというのをどういうふうに考えておられるのか。選挙応援だとか民間との付き合いというものを。そこのところを教えてください。
平田知事
まず、政務と公務の2つの面を持った立場であるということは前からも想定はしておりましたけども、実際なってみて、現にいろんな場面で政務の立場というものがあると。そのときに公務にまず支障を及ぼさないということもそうですけども、公職にある以上、政務の活動の中で県民の皆さんをはじめ周囲から、外から疑念を持たれるようなことはやるべきではないということは、これは改めて自戒をしているところです。そうはいっても当然政務の立場というものはあるわけで、それは例えば公用車の利用ですとか、そういう公務に本来充てるべき県の資源が政務のほうにしっかりした形でないまま使われるようなことというのは、これはあってはならないわけで、まずその公務と政務について、公務の立場に使われるべきものが政務に使われないようにというところは、まず心してやっていかなければいけないと考えてますが、じゃあその政務の活動がどこまでどうなのかということは、ちょっとその相場観というものを私自身もこれからちょっと自分自身つくっていかなければいけないと考えてますので、そのときの基準としては疑念を抱かれないようなことということが、疑念を抱かれなくて、そしてそれ以前の問題として、政務が公務に何らかの悪影響、負担をかけるものであってはならないということは、しっかり胸に刻みながらやっていきたいと思っております。
記者(朝日新聞社)
デリケートな質問にありがとうございました。
九州新幹線西九州ルートについて③
記者(NBC)
NBCのスミヨシと申します。よろしくお願いします。
新幹線について3点お尋ねをします。現状、平田知事としても、JR九州側からも、長崎・佐賀、あるいは長崎との話合いの機会を求めてる状況だと思います。その後、具体的な日程などがもし決まっていれば教えていただきたいのですが、いかがでしょうか。
平田知事
JR九州さんとは、まずは御挨拶をしなきゃいけないと思ってますので、それについてはなるべく早くということで日程調整しているところです。
記者(NBC)
恐らく挨拶の場で新幹線の話になった場合は、現状の確認というところから入るかと思うんですけども、同じくフル規格推進という立場でJR九州側とは、今後も含めてですけどもどういった分から話していきたいというふうに考えてらっしゃいますか。
平田知事
JR九州さんとしては、当然ルートの問題ですとか在来線の問題、そういったところについて、もちろん収支の話もありますし、様々その実際に新幹線を運行する事業者としての関心事が当然あるわけで、そういったところについて、事業のその推進に向けてネックになっているようなものがあれば、それを私たちも、よくそのJR九州のお考えを理解した上で対応していきたいと思いますし、JR九州さんが国あるいは佐賀県との関係でいろいろとお考えのことについても、なるべく共有させていただきながら対応していくということかなと思っています。
記者(NBC)
最後に1点。先日、佐賀県の山口知事とお話をされて、佐賀県側からは財政負担の部分についての言及があったかと思います。これ御自身の感触で構わないんですけども、そういった財政面の課題をクリアしていけばフル規格への道筋をつけられるというふうに感じたのか、それともまだまだやっぱり壁は高いなというふうに感じられたのか。改めて山口知事とお話をしてみて感じたことを教えてください。
平田知事
財政問題が1つの大きな論点であることは間違いないということは改めて感じました。ただ、従前から山口知事もおっしゃっておられるとおり在来線の問題、ルートの問題あるわけで、財政の問題のウエートが全体の中でどれぐらいかということは定量的には言いづらいところありますけども、間違いなく大きなウエートを示している論点の一つであるということだと思いますので、ただそれだけで物事動くわけではないので、やっぱり在来線の問題、ルートの問題等々、佐賀県さんの御事情、お立場、よくよく私どもも理解をして対応していかなければいけないなと思っています。
記者(NBC)
ありがとうございます。JR九州さん側とは、例えば4月中にもお話をしたいなとか、その辺りについてはいかがでしょうか。
平田知事
御挨拶なので、議会も終わりましたので、そう遠からず御挨拶に伺いたいなと考えています。
記者(NBC)
分かりました。以上です。ありがとうございます。
NPT再検討会議について①
記者(読売新聞社)
読売新聞のアリマです。
長崎市長の鈴木市長は、NPT再検討会議への出席を決められました。そこでちょっと知事は市ニュースなんかでは検討中というお話だったんですけど、今現在のお考えについてお伺いできればと思います。
平田知事
まず、NPT自体は非常に重要な会議でありますし、被爆県として、やっぱりそこについては関心を持っております。NPTの再検討会議への出席についても検討はいたしましたけれども、ただいかんせん8日間留守にしなければいけないということで、私も就任直後でございますし、これからの肉づけ予算の議論なんかもしていかなければいけないということですので、そこはそのNPTの重要性について何か判断を下した、行かなくてもいいと重要性の物差しで何かを考えたということではなくて、重要ではありつつも9日間はさすがにこの時期には長崎を離れるのは業務上の支障が大きいということで、私自身の参加については行かないことにしまして、その代わり馬場副知事に行ってもらうということで今そういう調整をしているところでございます。
記者(読売新聞社)
長崎県は広島県と一緒にあちらにイベントを開かれたりとかしていらっしゃると思うんですけども、そこら辺の連携については、馬場副知事に一任というか、お任せして継続して行っていくという考えでいいのでしょうか。
平田知事
馬場副知事も2年前に参加した経験ございますし、広島県との関係もあると思いますので、その広島県との連携に関して、何かその馬場副知事だからといって何か影響があるかと、そういうことではないかなと思ってます。
記者(読売新聞社)
それプラスで、ちょっとNPT再検討会議、重要性は変わらないという話があったんですけども、知事にとってNPT再検討会議の意義というか、どういうふうに考えてらっしゃるかというところをお伺いできればと思います。
平田知事
NPT自体は、やはり世界平和のために重要な役割を果たしている、そのための再検討会議ということであります。そこで長崎県が、長崎を最後の被爆地にということをしっかり訴えていくということ自体は、これは長崎市もそうですけれども大変重要なことだと思っておりますので、そういう意味でNPT再検討会議、今回大事な会議だと思いますが、さっき言ったようなことで今回は参加を見送るということです。
記者(読売新聞社)
ありがとうございます。
NPT再検討会議について②
記者(西日本新聞社)
関連で西日本新聞イチノミヤですけど、今回はということでお話をされてたのですけども、例年準備委員会だったりとか、また本会議とかあると思うんですけど、今後については、どう考えていらっしゃるのかというのを。
平田知事
まさに今、西日本新聞社さんがおっしゃったように、会議といってもいろんな位置づけの会議があるわけですね。そこはこういうふうに思ってます。もちろん会議の位置づけによって、まず自分が行くべきかどうかということも考えなきゃいけませんし、また今回みたいに時期とか日数とか、そういった要素もやっぱり影響してくるものですから、ちょっとやっぱりその時々で判断していくしかないかなと思っています。もう一律に行きますとか行きませんとか言うんじゃなくて、なるべく行ったほうがいいというのは分かってますけど、ただ全て日数とか時期によって行けるわけでもないので、その都度判断ですね。
記者(読売新聞社)
分かりました。先ほどもおっしゃったかもしれない、就任してすぐの時期だからというのがかなり大きいという理解でいいですか。
平田知事
はい。就任をして、かつ8日間。だから例えば弾丸で3、4日で帰ってこれるとかいうならまだしもというところはありますけども。
記者(読売新聞社)
分かりました。
九州新幹線西九州ルートについて④
記者(NCC)
NCCのウスキです。
新幹線についてですが、先日の山口知事とのお話の中で、財政負担2.5倍だというお話もあったかと思いますが、今後、佐賀と国とのその協議が進む中で、負担割合が長崎が増えるとなった場合、それについては知事として受け入れる考えなのか、いかがでしょうか。
平田知事
財政負担の話というのは、これは佐賀県さんが非常に負担感が強いということの中で、まず国がこれまでフリーゲージトレインの開発をめぐる経緯もありますので、国として佐賀県の財政問題をどう考えるかということ。これがまず第一義だと思っております。その上で、長崎県が負担をという話については、これはその単純に、じゃあその佐賀県の負担が重いので長崎県がどうしましょうということを何の理屈とか制度もなしにやるということは、これはないと思ってまして、あくまでもその国の全体の整理、あるいはその財政問題をめぐるいろんな制度的な対応の中で、必要があればそういったことも長崎県が今後どうするかということは考えていかなければいけないと思いますけども、現時点で佐賀県さんの負担が重いから、じゃあ長崎がということを、いろんな制度的な対応がないままやっていくということは、これはないかなと思ってます。
記者(NCC)
ありがとうございます。
人事について
記者(日経新聞社)
日経新聞のイノウエです。よろしくお願いします。
すいません。前半にお聞きすべきだったんですけど、採用のプロジェクトチームを発足されるということでの、今の長崎県庁の採用とか人材確保の課題感とかチームのこととして、今後への期待、そこら辺お話伺えますでしょうか。
平田知事
職員の確保、非常に大変年々厳しくなっております。特に技術系の職員について採用が難しくなっている。あるいは、これ全般に言えることですけども、退職される方も増えているということなので、いかにその長崎県で働きたい、公務員として長崎県で働きたいと思っていただけるのか。そして入った後の定着をどう確保していくのか。これは大きな意味では、そういったことが課題になっているというふうに思っております。その上で、じゃあどういうふうにすれば、これから定着をして、我々としてもその行政運営に支障がないようにしていくのか。これも専門的にちゃんと全庁的に取り組んでいかなければいけないということで、今回そういう対応をしようということであります。
加えて言うことは。
担当所管課
大丈夫です。
記者(日経新聞社)
先日、山口知事とのお話の中で、多様な人材の需要みたいなお話もあったかなと思うんですけども、中盤からも入ってきやすいとか、そういったところも意識していきたいことなどあったと。
平田知事
これは佐賀県さんの取組を見ておりまして、佐賀県さんは中途で入られた方が確か17%ぐらいおられるんですね。6人に1人は中途で入られた方で、非常に中途で公務員になる自治体としての人気も高いということであります。私たちも、もちろんその新卒も大事ですけども、中途でいろんな経験をした方に入っていただいて、やっぱり公務の世界でそれぞれいろんなバックグラウンドを持つ人が活躍をしてくような長崎県にしていきたいという思いもありますので、そこは素直に、その佐賀県さんの取組についてはよく学んでいきたいというふうに思っております。
記者(日経新聞社)
この前、採用に限らず佐賀県の山口知事との対談の中で学んでいきたいなということいろいろあったと思います。
平田知事
はい。
記者(日経新聞社)
分かりました。ありがとうございます。
物価高騰対策について②
記者(KTN)
KTNのコスケガワです。
本議会では、その補正予算案を早急に組んで議会に提案されたというところもあると思うんですけれども、その予算案が今回成立したということについて、受け止めを教えてください。
平田知事
今回の予算は物価高対策としての補正予算と、あとは来年度の骨格予算、その2つの予算ですけども、まず物価高対策の補正予算について申し上げますと、2つの感謝を申し上げたいと思います。
その1つは、県議会において、非常に速やかに対応していただき可決をいただいたこと。これについては、今後予算執行をスピーディーにやっていく上で大変ありがたいと思っておりまして、そこについてまず感謝を申し上げたいと思います。
もう一つの感謝は、県の職員の皆さんが、私3月2日に就任しましたけども、その前からこのような作業をやっていただいて、スピーディーに予算案を議会に提出することができたということ、その点でも感謝を申し上げたいというふうに思っております。
それから、ほかの予算ですが、これは文字どおり骨格なので、今回議会においても円滑に議論していただいて成立したと思っておりますけども、これから肉づけが大事ですので、6月補正に向けて、庁内の議論もそうですけども私自身もこれからの自分の政策を練る中で予算にどう反映させていくかということについて、いろんな意見も聞きながらしっかり取り組んでいきたいと考えています。
九州新幹線西九州ルートについて⑤、石木ダム建設事業について①
記者(KTN)
ありがとうございます。もう1点ですけど、新幹線だったり石木ダムに関して、関係者の方々と迅速に面会されているところもあると思います。そういった中で改めて課題として感じた部分と、今後どういうふうに解決に向けてアプローチしていくのか、どういうふうにお考えか教えてください。
平田知事
関係者の面会ということで、恐らく念頭に持たれるのは新幹線の話だったり石木ダムの話だったりということかとは思いますけども、新幹線については先ほど来お話があるとおり、山口知事、あるいはその前に就任挨拶で水嶋次官とも話をしてきまして、まさにこの問題のキーパーソンでおられる方々とも話をして、それぞれの問題意識について私としても共有させていただきましたので、これから前進していくためにどういった材料が必要かということを長崎県も一緒になって、JR九州とももちろん共有しながらやっていきたいと思っております。
石木ダムについては、賛成してくださって移転に協力してくださった方々、そして13世帯の方々とそれぞれお会いをし、賛成・反対それぞれお立場ありますけども、その思いを改めて伺いました。石木ダムにつきましては、有識者の意見を聞くということもこれから予定をしておりますので、丁寧に事業を進めていく中で有識者の意見もお伺いをし、地元の13世帯の方々とも丁寧に話をしながら進めていきたいと考えています。遠からず川原地区に伺って、ぜひ一緒に住民の皆さんと一緒に川原地区、まさに今の現状をちょっと見たいと思っておりますので、そういったこともやっていきたいと考えております。
記者(KTN)
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について②
記者(長崎新聞社)
長崎新聞のオオツカです。
今おっしゃった、その川原地区を見てみたいというのは、これどういう想定をされているのでしょうか。
平田知事
これはこの前、川原地区へ伺ったのが夜だったんですね。その住民の方々からも昼見てくださいよというようなお話もいただきましたので、そこはしっかりまず、この今の現状を昼明るい間に、この前はちょっと見れなかったものですから、ちゃんと見に行きたいという、そういうお話でございます。
記者(長崎新聞社)
日中に川原を訪ねて、住民の方々と川原地区の様子を見て回るというイメージでいいですか。
平田知事
そうですね。一緒に見て回れれば、それが一番いいと思ってます。
記者(長崎新聞社)
そういうのは、どういった目的があるのでしょうか。
平田知事
まさに現状を見るということです。
記者(長崎新聞社)
その中では住民の方との意見交換といいますか、ぐっと突っ込んだ協議とか、そういったものは予定されていないのでしょうか。
平田知事
そこは実際に行ったときの場の持ち方次第ですよね。もちろんいろんな話をしなきゃいけないのは間違いないんですけども、川原地区を見て回る中での話のやり取りの中で、そういった場になるかどうかというのはちょっと今決め切れませんので、ちょっとどういう形になるか次第だと思います。
記者(長崎新聞社)
具体的な時期とかというのは、まだ。
平田知事
まだそこは決まってません。なるべく早くとは思っています。
記者(長崎新聞社)
住民の方から何かそういう要望があったということですか。
平田知事
住民の方々の中からは、そういったことをおっしゃる方がおられたので、それもぜひ自分も見に行きたいというふうに思っているということです。
記者(長崎新聞社)
分かりました。ついでになんですけど、その流域委員会に関してというか有識者の意見を聞く会に関しては、何か具体的な進展ありましたでしょうか。
平田知事
今まさに検討をしておりますので、途中段階ですので現時点では申し上げることはありませんけども、委員の構成ですとか、あるいはその委員会の持ち方といったものについては、ある程度検討を進めた上で明らかにできればと思っております。
記者(長崎新聞社)
ありがとうございます。