令和8年3月30日 記者会見(人事異動)
会見内容
https://youtu.be/Sd4CZ1eIwTo臨時記者会見
司会
ではただいまより、4月1日付の人事異動につきまして、知事のほうから言わせていただきます。
平田知事
それでは私のほうから、人事異動に関しまして、まずお話をさせていただきます。
まず、4月1日付の一般職の人事異動を発表する前に、特別職の副知事の選任について御報告を申し上げます。
浦真樹副知事が今年度末で辞任されることに伴いまして、その後任として、中尾正英総務部長にお願いをしたいと考え、本日県議会の同意もいただいたことから、副知事として県政の推進に力を発揮していただきたいと考えております。
それでは、4月1日付の人事異動を発表いたします。
今回は私の知事就任後初めての人事異動となります。長崎県が本格的な人口減少社会を迎える中、従来の発想や仕組みに捉われることなく、人口減少が進んでも成り立つ地域経営に全力で取り組み、地域の活力を維持・向上させながら県民生活を守っていくことがこれまで以上に求められております。そのため、私が掲げた「決める・動く・変わる」の3つの施政の下、「地域経済の基盤をつくる・地域を残していく・未来を担う人材を育てていく」という3つの基本的な考え方を中心に据え、職員の総合力を生かしながら具体的な諸施策を積極的かつ効果的に推進するため、所要の組織改正並びに人事異動を行うことといたしました。
組織改正につきましては、知事就任時期との関係から、部の新設・統合などを伴う大規模な改正は行わず、まず県政をしっかりと進めていくための基盤の強化や、事業をより効率的・効果的に実施するために必要な範囲の改正にとどめております。具体的には、県有財産のさらなる効果的な活用や全庁的な歳入対策を推進するための体制整備に加えまして、県政を担う人材の確保に向けた体制を強化いたします。
また、「ながさきピース文化祭2025」の成果や盛り上がりを維持・継続するとともに、世界遺産等の文化資源を生かしたにぎわいづくりを推進するための体制を整備するなど、別紙のとおり所要の改正を行うこととしております。
人事異動につきましては、行政の継続性と専門性を保ちながら様々な課題の解決や目標達成に向けまして、スピード感を持って効果的に取り組んでいけるよう、一定必要な期間を在職させることとし、併せて職員の意向・適正・経歴などを見極めながら職員の専門性や総合力を生かせるような適材適所の人事配置に努めました。
女性職員につきましては、新たに部次長級職員へ登用するとともに、さらなる登用を見据え、本庁課長や企画官といった責任ある役職への積極的な配置をいたしました。加えて、意欲と能力のある職員がこれからの管理職としての役割を早期に担えるよう、年功・性別に捉われず、総括課長補佐や本庁課長補佐等への積極的な登用を進めました。
このほか、市町との連携をより一層深め、県と市町とが地域の課題を一体となって解決していくため、引き続き、県・市町職員の人事交流を推進するとともに、九州各県との人事交流、国・民間等への研修派遣、若手職員の多様な部門への配置など、人材育成に資する人事配置に努めました。
人事異動の主なもの及び移動人員についてはお配りをしている資料のとおりでございます。
以上でございます。
記者(時事通信社)
幹事社、時事通信のツルカワです。よろしくお願いします。
まず、改めて浦副知事の後任に、総務省出身の中尾総務部長を後任として決められてますが、これの狙いとかについてお伺いできますでしょうか。
平田知事
浦副知事につきましては、これまで3年間、大変長崎県政に御尽力を賜りまして本当に感謝をしているところでございます。私も同じ時期に仕事をしておりましたので、ほんとに浦さんが多くの方々の信頼を得て、しっかり仕事をされておられるところについて横で見ておりましたし、私自身も大変ほんとにありがたいことだなと思っております。その上で、今回浦副知事が今年度末で御退任をというお話がございましたので、今回新たに浦副知事の後任に中尾総務部長を選任いただいたということでございます。
この狙いといいますか、中尾総務部長は長崎県の総務部長として、これまで庁内全般を見渡す仕事をしっかりされておられまして、庁内各部との信頼関係もしっかり築いておられます。また、総務省でのこれまでの行政経験もございまして、今回副知事の後任として選任するに当たり適任ではないかと判断をしまして、浦さんの後任にお願いをしたということでございます。
記者(時事通信社)
ありがとうございます。別の話になりますが、女性職員の登用についてお伺いしたいのですが、新たに次長級の職員を登用するということで、担当外になるかもしれませんが、具体的な数字だったりとか、どのくらいのその次長級の。
平田知事
まず、管理職の女性職員の割合ということで、今年度20%というのを目標にしておりましたけども、そういう意味では20%になってございます。
今後さらに女性職員の登用を進めていきたいと考えておりまして、そのために必要な、単に部長とか次長、あるいは課長のその時期に達したときに上げればいいというものではありませんので、若い時期からいろんな経験を積んでいけるようにということで、例えば課長補佐のときからの登用をはじめ女性登用の裾野を広げていくような、そういった人事上の配慮もしながらやっておりますので、今後ともしっかり女性登用進めていきたいと考えております。
記者(時事通信社)
ありがとうございます。最後に、今回知事就任時期の関係から主な改正は行わないということですけれど、今年度はそうだと思いますけど、今後御自身の考えで改編していくとかそういった可能性は、知事としてはお持ちでしょうか。
平田知事
これは、今回3月2日の就任ということもありましたので、さすがに就任して一月で部の改編まではとても及ばなかったというのが実態でございます。私自身も新年度仕事をしていく中で、長崎県庁として最大限の力を発揮していくために、また新しい行政需要に応えていくために、どのような組織形態が望ましいのかということは、よくよく考えながら仕事をしたいと思っております。したがって、それが1年からというのか、あるいは試行錯誤しながらになるのか、そこはちょっとやってみないと分かりませんけれども、少なくとも私自身は令和8年度、新しい年度を迎えるに当たって、組織の姿ということも念頭に置きながら仕事をしていきたいと考えております。
記者(毎日新聞社)
毎日新聞のカトウです。
新たに文化振興課と歴史文化遺産課を順次つくっていくということですけども、具体的にどのような取組をするのかお伺いできますでしょうか。
平田知事
この再編につきましては、これまでは文化振興世界遺産課ということで、1つの課でやっておりましたけども、文化振興、それから世界遺産をはじめとした遺産の関係について、それぞれ業務量が相応にありますので、2つの課に再編をした上で、それぞれを機動的に仕事をしていくということで考えております。
記者(毎日新聞社)
ありがとうございます。以上です。
記者(長崎新聞社)
長崎新聞のタキタです。よろしくお願いします。
副知事の人事のことでお尋ねですが、今回中尾総務部長を登用されるということで、そのことによって長崎県の副知事が2人とも官僚の御出身ということで、その実務能力に長けているという意味では、そこに異論はないんですけども、知事を含めると3人の方が官僚出身ということになります。こういったケースというのは、多分長崎県政でこれまでなかったのかなと思うんですけども、生え抜きの副知事がいらっしゃらないという中で、どのように対応していくというか、課題とかがあれば教えてください。
平田知事
まず、今回みたいなケース、つまり副知事2人とも国の出身者ということがなかったかというと、確かに2人ともそうだった時期はこれまでなかったみたいです。そういう意味でいうと、たまたま今回2人そうなったということではあるんですけども、中尾総務部長の場合は、これまで長崎県庁で仕事をしてきて、今回浦さんが御退任をされるという中で、県庁の中で誰か適任の人をということを考える中で中尾さんにお願いしようと思ったということです。たまたま現在のその瞬間値としては、国の出身者2人並んでいるという状況ではありますけども、これはあくまでも瞬間値ということで御理解をいただければと思います。
記者(長崎新聞社)
加えて、そのお二人とも40代で比較的若いのかなと思いますけども、そのことについてメリットもあるのかなと思うんですけども、こういった若い副知事お二人に期待されていることと、若いということで知事がフォローされるようなことが何かお考えになっているか。そういったことがあれば教えてください。
平田知事
あまり年齢のことを意識したことはないんですけども、中尾さんも馬場さんもそれぞれ長崎県に来て、それぞれ両方3年たっているわけで、若いながらにこれまで3年間仕事をされてきて県内の事情についても精通しておられますので、そういったところで新年度また、これまで別のところ、要するに国とかいろんなところで仕事をしてきた経験もベースにしながら、この長崎県での3年間の勤務、この蓄積も発揮していただいて、それぞれ力を発揮していただければと思っております。
記者(長崎新聞社)
分かりました。以上です。
記者(読売新聞社)
読売新聞のアリマです。
財産活用の関係でお伺いしたいのですが、財産活用室を設置されるのと、あと財政課の歳入対策担当あたりを配置ということですけど、それぞれ県有財産の効果的活用と積極的な歳入対策の推進という。ちょっと具体的にどんなことを想定してらっしゃるか、お伺いできればと思います。
平田知事
財産活用、金融財産いろいろあるわけですね。その活用について、これまで専門的な課室というものはなかったわけです。新たに、そうはいっても県のいろんな財政が厳しくなっていく中で、県の持っている財産を活用して、さらなるその収入増、あるいはさらなる有効活用をもっとできないかということについて強化をしていきたいということですので、専門の課室を設けて、そういった取組を強化していきたいということ。
もう一つは、歳入対策ということで、これももちろん歳入をこれまで財政課でも全般見ておったわけですけれども、特にその歳入対策、歳入増につながっていくような観点で新しく県の行政を強化していきたいということですので、それについても新たに担当ということで、しっかりそれを専門的にやってもらおうというような担当を置くことにしたということです。
記者(読売新聞社)
ありがとうございます。県有財産というところで、イメージの問題なんですけど、例えば県が持ってる土地だったりとか、県営住宅とかも有効活用という理解でいいですか。
平田知事
そういったもの等が入ってくると思います。
記者(読売新聞社)
あと歳入対策について。この後、単純に県税の増収を目指すという理解になるのか、もしくは少し支出とかも含めて整理をしていこうということですか。
平田知事
支出というか歳入ですので、県の税もそうですけど、税とか手数料いろいろ県の歳入に入ってくるものがありますので、そういったところを全般的に見ていくと。もちろん税務課は税務課としてありますけれども、県の歳入全般的に見ていこうということです。
記者(読売新聞社)
分かりました。ありがとうございます。
記者(長崎新聞社)
長崎新聞のオオツカです。
女性の管理職割合が20%達成したという話ですけども、正確な数字が分かれば教えていただきたいです。
担当所管課
20.0%でございます。
記者(長崎新聞社)
ちょうど20%ということですか。
担当職員
はい。
記者(長崎新聞社)
ありがとうございます。それから、異動規模は昨年度とほぼ変わらないと思うんですけれども、内訳を見ていると課長級以上の異動規模が例年と比べて大きいのかなと思うのですが、その辺りは何か組織の硬直化を避けようというか、新しい風を吹かせようとか、何かそういった意図があるのでしょうか。
平田知事
規模の話というのは、ある意味結果論みたいなところもあります。いろんな各レベルで適材適所ということで、もちろんその職にあった年数とかはもちろん考慮しながらですけれども、適材適所の人事をした結果として、何か今回異動規模を膨らませようとしてやったとかそういうことではなくて、これは規模としては結果だと思っていただければと思います。
記者(長崎新聞社)
分かりました。ありがとうございます。
記者(KTN)
KTNのコスケガワと申します。
女性管理職の関係で、今年度は何%増えたというところ、何ポイント増えたのかを教えていただけますか。
平田知事
令和7年4月時点で19.9%で、今回で20.0%ということです。
記者(KTN)
分かりました。もう一点、先ほども上がっていたのですが、文化振興課と歴史文化遺産課について、このタイミングで2つに分けた狙いとか、どういう仕事を具体的にそれぞれしていくのか教えてください。
平田知事
ピース文化祭も昨年度ありまして、これまで「ながさきピース文化祭課」というのがあったわけですね。その間につきましては一定の役割は果たしたということでございますけども、ピース文化祭の成果とか盛り上がりを維持・継続していく。あるいは世界遺産などの文化資源を生かしたにぎわいづくりをさらに進めていくということで、今回こういう再編をしたということでございます。
記者(KTN)
分かりました。ありがとうございます。
司会
一旦ここで、人事異動の説明を終わらせていただきたいと思います。