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令和7年8月20日 記者会見

会見内容

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令和7年8月20日 記者会見

会見内容

ひまわりについて

知事

まず初めに、コサージュなんですけども、前回に引き続きひまわりでございます。今回も雲仙市の生産者の方からいただきました。夏の時期ということで、非常に暑い時期ですけども、そういった時期に本当に親しまれる、季節にぴったりのお花かなというふうに思います。前回とちょっと色が変わっておりまして、ちょっと薄いんですけども、ブラウンが入っているバイカラーのひまわりでございます。ぜひ皆様方も、ひまわり、季節の花でございますので、楽しんでいただければと思います。
 冒頭、私からは3つ御発言をさせていただいて、その後、質問に応じてお答えをさせていただければと思います。

ながさきピース文化祭について

知事

まず初めに、「ながさきピース文化祭2025」の開催について御紹介をさせていただきます。
 開催まで残りいよいよひと月を切りまして、いよいよ目前に迫ってきた「ながさきピース文化祭」ですけれども、9月14日から11月30日まで、78日間、市町をはじめ関係の皆様方と力を合わせて、本県らしい多彩で魅力的な文化プログラムを県内全域で実施する予定としております。
 先週の火曜日に発表させていただきましたけれども、本文化祭の開催に合わせて、天皇皇后両陛下の御来県を賜わる見込みとなってございます。大変光栄であり、本番までの残された期間、より一層気を引き締めて、万全の準備を期してまいりたいと考えております。
 これまで本文化祭の開催に当たっては、国や市町、各文化団体の皆様方と一丸となって、心に残る文化祭となるように長い期間をかけて準備をしてまいりました。これまで御協力いただきました全ての皆様方にこの場を借りて御礼を申し上げますとともに、引き続き御協力のお願いをさせていただきたいと思います。
 本文化祭ですけれども、出演者、御来場者、そして関係の皆様方を合わせますと、約190万人の方々の参加が見込まれております。過去の文化祭の経済効果を見ますと、平均で約154億円という経済効果があったとされております。ぜひ多くの皆様方に御来県をいただいて、長崎ならではの文化・歴史・芸術に触れていただいて、また長崎の魅力でもございます風光明媚な自然、そして魚種日本一とも言われる水産物、豊かな農畜産物、御当地グルメも併せて楽しんでいただければと、そう思っております。
 ぜひ、「文化をみんなに」というキャッチフレーズでやっておりますけれども、県民の皆様にも積極的に御参画をいただいて、みんなで盛り上げられるような、そんな文化祭にしていければと思っております。何とぞ御協力のほどよろしくお願い申し上げます。

大阪・関西万博への出展について①

知事

次に2つ目、大阪・関西万博の出展についてお知らせをさせていただきます。
 お手元にも資料をお配りしておりますけれども、今年4月から開催されております大阪・関西万博でございますけれども、こちらにつきましては、長崎県、また加えて、今回は九州一体となってやりますけれども、九州の観光物産の魅力を国内外に広く発信する貴重な機会だというふうに思っております。こうした機会を活用するために、来月3日から5日までの3日間、九州7県合同で大阪・関西万博にブースを出展いたしますので、皆様方にも御周知の御協力をいただければと思っております。
 今回、合同出展のテーマは「九州の宝を世界へ〜Treasure Island・KYUSHU〜」というタイトルのテーマになっております。長崎県のブースでは、「ながおし 美食と絶景の街、長崎」をテーマに、本県の豊かな自然、歴史、文化、食といった多種多様な魅力を発信していきたいと考えております。
 具体的には、中華街の門、ゲートだったりとか、ランタンの装飾の中で長崎グルメを堪能していただくこと、そして波佐見焼、また三川内焼の展示のほか、佐世保の独楽回しを体験していただくといったことなど、様々な内容を準備しております。
 加えて、大型ビジョンを準備いたしまして、長崎県の美食、そして絶景の紹介といったこと、そして人気のゲーム、フォートナイトというゲームがありますけれども、こちらの軍艦島アーカイブの体験といったことも準備をしております。
 加えて会場では、県産品として展示をしております波佐見焼、三川内焼が当たるキャンペーンも実施したいと思っております。ぜひ多くの方に楽しんでいただいて、長崎県を訪れていただけるような、そんなきっかけにしていきたいと思っております。
 9月3日には、九州各県の知事の皆様と一緒に私もオープニングセレモニーに参加をさせていただきまして、長崎県の魅力をPRしたいと思っております。
 県では、今回の出展に限らず、万博開催期間に合わせまして、大阪駅の周辺における観光物産イベントの実施、これも様々な場面で引き続き行っていきながら、本県の魅力を幅広い層の方にしっかりとPRをして、観光誘客、そして県産品の販売促進につなげていきたいと、そう思っております。

ブランドメッセージ及びロゴ等への意見募集について

知事

もう一つ、最後に3つ目でございますけれども、現在行っております長崎ブランドのロゴマークに関する意見募集についてお話をさせていただきます。
 今県のほうで、国内外から選ばれる新しい長崎県の実現に向けて、本県の相対的なイメージ向上につながる長崎ブランドの構築に取り組んでいるところでございます。具体的には、県民の皆様が地域の魅力を再認識するということ、それでもっと好きになって誇りを持っていただけるようなブランド価値を見つけて、それを磨きながらみんなで一緒に国内外に発信していくと、そのためにブランディングや情報発信の戦略策定を進めているところでございます。
 今回、県内外での調査結果でありましたり、また県内の関係団体、市町、有識者の皆様からの貴重な御意見を踏まえまして、県民の皆様が共感し、誇りに思えるような長崎ブランドの価値を象徴するデザイン、これを2案つくらせていただきました。
 お手元にA案、B案あると思いますけれども、その2案を作成いたしております。最終的には1つに絞りたいんですけれども、ぜひ県民の皆様と一緒に選びたいということで、皆様方からの御意見をいただきたいと思っております。
 今後、皆様と一緒に長崎県のブランディングに取り組んでいきたいと思っておりますので、現在ウェブでアンケートを行っております。こちらのほうは8月26日まで募集をしておりますので、ぜひ皆様の御意見をお寄せいただければと思っております。
 選定をされますと、商品パッケージへの活用だったり、また印刷物、いろいろなものがあると思いますけども、そちらへの掲載といったことなど、県民の皆様に広く活用していただくようなデザインにしていきたいと思っておりますので、ぜひ御参画をいただければと思います。
 以上、私から3点、冒頭お話をさせていただきました。以後につきましては、皆様のご質問に応じてお答えをさせていただければと思います。よろしくお願いします。

戦後80年について①

記者(西日本新聞社)

8月15日に終戦の日を迎えました。長崎の被爆から80年、知事はこれまで「長崎を最後の被爆地に」というようなメッセージを訴えられてこられたと思いますが、改めて被爆80年を迎えたことへの所感と、また、核なき世界に向けて、県として、知事として、どういうふうに取り組んでいきたいかということについてお聞かせください。

知事

まず、80年という節目を迎えるに当たって、本当に大きな節目だというふうに認識をしています。被爆者の方々の平均年齢も上がってきており、高齢化が進む中で迎えた80年という節目でございます。日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞し、また世界を見ますと、非常に分断が深まっているような、各種のリスクも高まっていると、そういった中での80年ということは、非常に大きな意味があるのではないかと思います。
 そういった中で、今年は広島県、長崎県の両県知事がそれぞれの原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参加をさせていただきました。私も広島県の式典に参加をさせていただいて、長崎と少し違うところもありましたけれども、やはり核兵器廃絶に向けた決意、そして平和の尊さといったものを改めて認識したところでございます。
 核兵器に関しましては、これまでも訴えてきているとおり、まずは本当に二度と使われてはならない非人道的なものだと思います。私も慰霊の言葉の中で申し述べさせていただきましたけれども、本当に一瞬で大切なもの、二度と元に戻せないものが壊されてしまう、そういった本当に使われてはならないものだと思いますし、ただそういった中で、非常に使用のリスクが高まっていると議論されております。そういった観点からも、我々としては、核兵器が存在している以上、長崎が最後の被爆地である保証はないということで、これは核兵器廃絶を何としてでも、具体的な課題として解決していかなくちゃいけないと、そう考えています。
 そのためには、いろいろ課題があると思いますけれども、1つは安全保障に関しては、核抑止ということが今回夏にもいろいろなところで議論されましたけれども、核に頼らない安全保障というものが確立できないのか、これについて、国の指導者の皆様方、そして世界に暮らす皆様、市民の皆様、一緒になって、そこは議論していく必要があると思っております。
 そのため、私もNPT等に参加させていただいて、様々なところでお話をさせていただいておりますけれども、それについてはしっかりと公式な場で、NPTとかそういった枠の中で、しっかり核に頼らない抑止の在り方、安全保障の在り方、そういったものが本当にないのかという具体的な議論をしっかりと進めていただきたいと。それは長崎県の知事としても、関係者と力を合わせて求めていきたいと思っております。
 加えて、核兵器廃絶に向けた具体的な動きとしては、やはりこれも繰り返し申し上げていますが、核兵器廃絶ってちょっと遠い、もしかすると遠い話題、課題だと思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、今回も慰霊の詞の中で申し上げたとおり、いつ我々世界に暮らす人々に起こってもおかしくはない状況だと私は思っています。そういったことを世界の方々一人一人が改めて自分事として捉えていただく、そういった形にしていく、位置づけにしていく、これが重要だと思っています。
 そのためにも広島県と連携をしまして、SDGs、次の国連開発目標が2030年に始まりますけれども、そこにぜひ核兵器廃絶といった目標を位置づけたいと、そう思っております。これは我々一人一人、そして我々の子供だったり孫だったりとか、そういった次の世代にとっても、人類全てに対して、持続可能性に対する脅威であることは間違いないというふうに考えておりますので、そういった観点からしっかり御理解いただける、賛同いただける方々を増やしていって、しっかりこの取組を進めていけるように、我々関係者と力を合わせてやっていきたいと思います。
 加えて、長崎県内を見ますと、救済に関しましてはこれまでと変わらず、救済を一日も早く実施していただけるように国に対しても求めていきたいと、そう思っております。
 以上です。

知事選挙について①

記者(西日本新聞社)

ありがとうございます。
 すみません、ちょっと別の質問なんですが、来年の3月1日に知事の任期満了を迎えます。2月には知事選が実施されるのではないかと思いますが、知事御自身、再選に向けてお考えはあるのか、お伺いしてもいいですか。

知事

現時点で決まっていることはございませんですし、これまでも申し上げてきたとおり、私自身、まず今、目の前に総合計画だったりとか様々なものがありますけども、しっかりそういったものの準備を進めていって、まず県政が前に進んでいくような環境づくりといったものを全力で取り組んでいきたいと思っております。

記者(西日本新聞社)

すみません、ちょっと確認なので、弊紙も含めて既に報道したんですけれども、先日、経済界の有志の方々が平田元副知事に対して出馬を要請するということがありました。こうした動きについて、知事としてどういうふうに見ていらっしゃるのか。

知事

報道では承知をしておりますけれども、私としてはコメントする立場にはないと思いますし、私自身として、しっかりまず県政を前に進めるといったことに全力を尽くす、そういった状況にあると思っておりますので、私の責任をしっかり全うしていきたいと思います。

記者(西日本新聞社)

目の前のことということで、御自身の進退に関して判断する理由と期限みたいなものは、今御自身の中でありますか。

知事

いえ、全く白紙でございます。

記者(西日本新聞社)

ありがとうございます。

最低賃金について

記者(時事通信社)

県内の最低賃金についてお伺いします。現在、審議会でも議論されていると思いますが、物価高の中で、知事として引上げなど、金額についての御見解などがあれば、ぜひお伺いしたいです。

知事

これについては、昨年から非常に大きな幅で引上げがありましたけれども、各関係者、労使を含めて、しっかり議論が尽くされることが重要だと思っております。私の立場で、現時点で、そういった目安について触れるべきではないというふうに考えておりますけれども、今後そういった方向性が見えてくる中では、丁寧に進めていただきたいなと、そう思っております。

記者(時事通信社)

ありがとうございます。
 関連してなんですけど、お答えする立場にないということではありますが、政府は、都道府県だったりが政府が示す基準を上回るような形で最低賃金を引き上げた場合、交付金だったり、補助金だったりというのを支給する方針を示しておられますが、これについて、知事はどうお考えなのかをお伺いしたいです。

知事

これから方針が煮詰められるものだと思いますので、そういった配慮といいますか、準備を議論されることは重要だと思います。ただ、それとは別に、しっかりどういった方針になっていくのかといったことを丁寧に進めることがまず大切だと思いますので、それは別の問題だというふうに思っています。

九州新幹線西九州ルートについて①

記者(NIB)

昨日行われた九州新幹線の関係でお尋ねです。知事のほうは、総括が必要ということをおっしゃっておりましたが、国に対して具体的なアクションを求める、例えば要請活動などをされる予定はあるのでしょうか。

知事

昨日の時点で三者でまとまってということは、何ら決まったものはありませんけれども、我々長崎県としては、FGT断念の経緯を踏まえて、しっかりと国のほうで解決策を示してほしいということは繰り返し求めてきております。そういったところが見えてこないと具体的な議論が進んでいかないという思いで、これまでも要望してまいりましたので、それは続けていきたいと思いますし、その観点から昨日申し上げたのが、北陸新幹線も含めてですけど、具体的な数字に基づいて議論がなされていると認識しておりますけども、そのためにも、我々としてもアセス、環境影響評価だったりとか、また今事業費に関して様々な影響が生じているものだと思いますので、そういったものをしっかりアップデートした具体的な数字をもう一回弾いてほしいということ、それについて求めるべきではないですかということで、三者の会談の中では申し上げております。

記者(NIB)

長崎県独自で、例えば上京して知事が要請をされるとか、試算を改めてしてほしいということで書面で何か出したりとか、そういったアクションは予定されていますか。

知事

今後もそういった要望活動はしっかり動いていきたいと思っています。これは具体的に進めていく段階、いとまがないものだと思っております。一日も早く全線フル規格の開通、全線開通をしなくちゃいけませんので、そういったものに絶対必要なものであるというふうに認識をしておりますので、これについては一日も早く前に進められるように、私ができることは全てやっていきたいと思います。

記者(NIB)

重ねて、昨日の意見交換も踏まえて、例えば一両日中に改めて書面とかで要望を出すとか、そういった動きというのはないという認識でよろしいですか。

知事

今の時点では決まってはございませんけれども、石破総理のお話も先月あったりもしました。そういったことを踏まえて、やはりいろいろな方々の思いとか、地元の思いもございます。そういったことを踏まえて、しっかりと形にすること、要望に上がるとか、お伝えをするとか、そういうことは、私ができることはしっかりやっていきたいと思っています。

記者(NIB)

ありがとうございます。

知事選挙について②

記者(読売新聞社)

先ほど西日本新聞さんが質問された2期目の思いなんですけども、1期目が残り半年ということで、これまでの1期を振り返って、所感というか、自身の感想みたいなところをお伺いしたいと思います。

知事

そうですね、様々なことがありましたので、一言で短くまとめるのは非常に難しいところがございますけれども、就任をして課題も山積している中で、目の前にある課題についてできる限り向き合って、できる限りのことをしてきた、走り続けた3年半だったなと思います。
 そういった中でも、前に進んだこともありますし、また課題としてじゃなく、これまでの取組じゃなくて、新しく取り組んで生まれたものもあったと認識をしています。そういったこともある中においてですけれども、私自身の問題で多くの方々を巻き込んで御迷惑をかけてしまったということは、もう本当にそこは反省をしているところです。
 なので、一言で表すのは難しいですけれども、決して前に進まなかったものではないと思います。その中で生まれている、例えば企業誘致でもそれなりの規模の数字を上げてきていますし、また長崎県として初めて指定を受けました国家戦略特区、これは私いつも言っているんですけども、長崎県というのは西の端にあって、都市部じゃない地方、また離島半島という地方の中でもアクセスに非常に課題を抱えている場所も多くある長崎県でございますので、そういったところで、一律の規制だったりとか制度とか、そういった中でどうしてもなじまない部分というのがあると、私は長崎県の知事として取り組む中で強く懸念を感じておりました。
 そういったものを規制緩和したりとか撤廃、そういった取組をすることで、長崎特有の課題を解決していく。今ドローンでやっていますけれども、具体的な例を挙げると医療ですよね。今全国的に遠隔診療については一律で行われてきていますけれども、それを使うのは当たり前なんですが、遠隔で診療して、例えば診察をして、診断をして、処方をして、処方箋を調剤薬局に持ってきてお薬をもらいます。お薬を飲んで、一連の行為が完成するわけですけれども、そのお薬をもらうというところで、離島からまた島を出なくちゃいけないとなると、これは遠隔の効果が非常に限定的になってしまうと思いますので、そういったところに薬をドローンで飛ばすということ。それについて、今お宅の前まで飛ばすのが非常に難しいという規制がございます。そういったところを突破して、離島ならではの、長崎県ならではのソリューションとして、こういった新しい取組を社会実装していく、それができるスタートに立ったのが国家戦略特区の指定だというふうに思っております。
 そういったことがこれからも、今具体的な例として1つ挙げましたけれども、それからまた民間の方々が地域のソリューションを生み出す中で、この規制がちょっと難しくなっていると、ボトルネックになっているとか、そういった気づきがあれば、また提案を受けて、それが実際に行政として特区の中で規制緩和できるのかとか、そういった追加のこれからの取組につながっていくものだと思っておりますので、そういったことをしっかり実現できるように努力をしていきたいなと思います。

記者(読売新聞社)

今お伺いした中で、先ほどまだ白紙というお話があったんですけども、9月で半年になりますので、かなり時間もないといいますか、9月も天皇陛下がいらっしゃるとかいろいろなこともあると思うんですけども、個人的に知事御自身として、白紙とおっしゃいましたけども、いつ頃までにしないと選挙の準備とかも難しいというふうに考えている部分があれば、お伺いしたいと思います。

知事

現時点でいつまでにということは、全くありません。今おっしゃってくださったように、天皇陛下の御来県であったりとか、総合計画の最後の詰めの部分だったりとか、本当に様々なことが今目の前にたくさんありますので、そこをしっかりと全力でやりながら、私なりに県政の発展に努めていきたいと、そう思っています。

記者(読売新聞社)

分かりました。ありがとうございます。

知事選挙について③

記者(長崎新聞社)

引き続きなんですけども、知事選のことで、出馬するかどうかの判断についてはまだ白紙ということですけど、先ほどからおっしゃっている総合計画の策定については、今まさにいろいろなところで御意見を聞いていらっしゃると思うんですけど、策定状況を考えると、9月の次の議会での表明というのは、何かしら影響があるのかなと思うんですけど、その辺り9月に表明する可能性はあるのかどうか、現時点で教えてください。

知事

何ら決まっていませんので、コメントをすることもない認識でございます。

記者(長崎新聞社)

分かりました。それと、政治資金の問題で、前回6月議会に御自身に処分を科すべきだということで、1か月100%から3か月ということですけれども、3か月と考えると、8、9、10ですかね、この辺り、自らに課された処分が御自身の出馬判断に影響するのかどうかというのは、どのように考えていますか。

知事

そこについては、処分の期間が反省の期間とかそういったものではないというふうに考えておりますので、それは全く別な問題だと思います。私自身、最初は1か月100%ということで、なかなか御理解をいただけなくて、そこは本当に御迷惑をおかけしてしまいましたけれども、より多くの方々に納得いただける、そんな形を模索した結果が3か月の50%ということでしたので、それは別の問題だと認識しています。

記者(長崎新聞社)

分かりました。それから、先ほど平田元副知事の出馬要請のことについて、コメントするお立場にはないということをおっしゃっていましたけども、御自身が一度再任をされた副知事でもありますけれども、平田元副知事について、どのような印象を持たれているのかというのは。

知事

非常に有能な方だというふうに思います。

記者(長崎新聞社)

その方に対する出馬要請ということについては、コメントする立場にないという意味ですか。

知事

はい。それはコメントする立場にないと思います。

九州新幹線西九州ルートについて②

記者(長崎新聞社)

分かりました。それと、話がちょっと戻るんですけども、昨日の三者の意見交換の中で、知事が国に対してフリーゲージトレインの総括を具体的な解決策の提案を求めていくことで、三者の認識が一致したというふうな趣旨でおっしゃっていますけれど、この具体的な解決策の部分で、優先順位というか、どの部分を提示してほしいというのがあるのかを教えてください。

知事

明確な優先順位があるわけではないと思います。ですけれども、一応したのは、これまでの経緯、複雑なものがございますけれども、FGTが断念したということをどう捉えていくのかということ、国としてですね。加えて、具体的な解決策の提示についてはこれまでも求めてきたところですけれども、とはいえ、これがあれば解決しますということが明確に分かっているわけではありませんので、そのためにも、我々の課題を整理していくための三者の意見交換を続けていくべきだと思いますし、そういった中で課題認識を国にも共有をしながら、そういったところに何を提示できるのか、そこはしっかりと国のほうで考えていただいて、提示をしていただきたいと思っております。
 例えばルートとか、そこについては昨日お話もあったように、ルートを決めるとなっても、やっぱりアセスをしないと実際に可能かどうかも分かりませんし、事業費を比較するとか検討する上でも、ちゃんとした数字でもう一回弾いてアップデートした形じゃないと、具体的な議論というのもなかなか煮詰まらないと思いますので、そういったところについては、解決策の準備段階として必ず必要になるものだというふうに考えて、昨日、三者の場でも問題意識を共有しましたし、これからもそれについて国にもお伝えをしていきたいと、求めていきたいと思っています。

記者(長崎新聞社)

昨日、特に知事のほうから、環境アセスメントの実施が必要だというところで、これはいわゆる佐賀駅を通るルートに絞っているのか、それ以外、この辺りのアセスの仕方を、もう少し具体的にイメージを教えていただきたいんですが。

知事

ルートに関しては、我々は一貫して佐賀駅を通るルートが一番合理的であるということは、繰り返し述べてきております。ですので、アセスをする際に、そこが軸になることはもう間違いないということだと思いますけれども、ルートに関して、JR九州様と長崎県が佐賀駅ルートという中で、佐賀県は必ずしも明確にあるわけではありませんけども、それとは違う認識があるという状況だと思いますので、そこをどうやればアセスが実施可能なのか、そこについては今解があるわけではありませんけれども、そこが対応可能かどうかも含めて国が実施するものだと思いますから、今後協議をしていっていただきたいなと思っています。

記者(長崎新聞社)

昨日、三者の囲み取材をする中で、どうしてもルートであったり、財源であったり、もう一つ並行在来線の問題であったりというのが、ばらばらというか、一点突破するような雰囲気がないというか、それぞれがそれぞれ言っているような感じで、なかなか進展しないように思うんですけど、その辺りで、もちろん事業費を決めないといけないとか、ルートが決まらないとかあるんでしょうけども、長崎県知事としてここをしっかりしてほしいということを、国に絞って言うというお考えはないのでしょうか。

知事

絞るのは、今の時点で1個が解決すれば全て解決するという解が見えているわけじゃないので、難しいと思いますけれども、まず絶対やらなくてはいけないことは、しっかり遅れることなくやっていくべきだというふうに考えておりますので、アセスだったりとか、事業費の試算だったりとか、そういったところはしっかりやっていっていただきたいなというふうに思います。

記者(長崎新聞社)

1つに絞るというのは、要は佐賀県の費用負担の部分で、国のほうがしっかり手当をするようにといった、そういった形で伝えるとか、そういうところで要請をするということはないのでしょうか。

知事

これはいろいろな考え方があると思います。例えばFGTが断念をしたということの経緯を踏まえると、それはルートが佐賀駅を通るルートであったということは、これは事実ですね、FGTの場合は。それが断念をした経緯を踏まえて、そこのルートであるとFGTを断念してフル規格に変わってしまったということ、そこに対するどういった対応が国のほうでできるのかといった議論になるかもしれませんが、これがルートがまた別になると、FGTと単純比較も難しくなると思います。単純な話じゃなくなってくると思いますので、そういった変数がある中で、こういった解を1ついただければ実現するといった状況じゃないというのが私の認識で、恐らくこれは関係者の認識だと思いますから、そういったところの解をどうやって見いだしていくのかといったことには、さらに意見交換が必要だというふうに思います。

記者(長崎新聞社)

分かりました。以上です。

九州新幹線西九州ルートについて③

記者(NCC)

引き続き昨日の新幹線の三者協議についてなんですけれども、1年3か月ぶりに実施が今回できたという、この協議を持てたということについての評価と、あとルートについては進展がなかったという受け止めなんですけども、これについての御意見を求めたいと思います。お願いします。

知事

まず、1年3か月ぶりに三者で会談ができたということは、非常によかったなと思います。お互いの認識を改めて同じ場所で共有できたといったことは、非常に意義が深かったなと思います。ただ、この1年3か月の間にそれぞれが会話していなかったかというと、そういうわけではないので、必ずしも三者の会談の期間が空いている、間が空白であるということではありません。
 ルートに関しては、合意に至るとかそういったことにはつながってはない、確かにそういった状況ではありますけれども、こういったことを三者会談でしっかりとお話ができるといったことについては、非常によかったんじゃないかなと思います。やはり佐賀県には佐賀県の事情があると、山口知事も常におっしゃっておりますけれども、そういったところをみんなで認識を共有し合うということで、次に見えてくることもあるかと思います。
 今回、先ほどの質問で触れていないこととすれば、国が解決策を出していただければ、四者で会うということについては、これは認識は一致をしているところだというふうに私は思っておりますので、そこについて、三者でルートとか、FGT断念の経緯とか、そういったことを率直に話した結果で見いだせたものだというふうに思います。ですので、こういった場というものは、できる限り重ねていきたいなと思います。

記者(NCC)

ありがとうございます。

九州新幹線西九州ルートについて④

記者(朝日新聞社)

引き続き新幹線の話なんですけども、まず確認をしたいのが、知事として国にこれから求めていこうというところが、具体的な解決策を示してほしいということで、それと併せて建設費を引き直すというか、試算、資材の高騰とかかなり状況が変わっているので、改めて直近で出せる数字を議論の基になるように出してほしいということ、アセスの早期実施、それもまた判断材料としても使えていくので、アセスもやってほしいと、この主に3つの点という理解でよろしいですか。

知事

そうですね、その3つを含めてですけれども、具体的な解決策も、さっき言ったように、これを出してくれという明確なものがあるわけではないので、やっぱりそこを具体的に考えていってほしいということ、これまでも申し上げてきましたけれども、その姿勢は全く変わることなく求めていきたいと思います。
 具体的な議論をしていくためにも、材料というものは絶対必要になってきます。北陸新幹線も非常に難しい状況になっておりますけれども、あれはやっぱりアセスをやったりとか、具体的な事業費の試算とか、そういったものがあって議論がされていると思いますので、我々も具体的な議論を進めていくためには、そういった準備が必要だというふうな認識の下で求めていきたいと思います。

記者(朝日新聞社)

今のお話の中での建設費の部分なんですけども、昨日佐賀県のほうからの説明の中でも出た話題だと思うんですけども、北陸新幹線の場合、建設費が当初2.1兆円と見込まれていたものが最大5.2兆円になりそうだとか、工期も15年だったものが26年程度になりそうだとか、そういうようなかなりの上振れ、2倍以上の上振れが起きているというような指摘を佐賀県のほうがしていると思います。今の武雄温泉、新鳥栖間についても、これまで出てきた数字よりもかなりの上振れがあると長崎県側としても見ておられるのかというところをお伺いします。

知事

それは分かりません。資材等があるので、それは影響は生じるでしょうけれども、人件費も含めてですね。ですけども、北陸新幹線と単純比較できるものでは全くないと思いますので、そこをしっかりと議論するために、しっかりそこを対応していただきたいということが我々の思いです。

記者(朝日新聞社)

かなり上振れが激しい場合に、長崎県にとって逆風というか、そんなにもかかるようになったんだったらというような議論も起こりかねないとは思うんですけども、そこはちゃんとした数字を基に議論したいと。

知事

それは実現する上で必ず見なくてはいけない数字だと思いますので、それが難しいときにどうするかといった議論になっていくと思いますし、今佐賀県がおっしゃっている1,400億の見込み、それについても実際に正しいかどうかなんて分からないわけですから、そこについて実際に議論するには、根拠のある、ある程度しっかりとした数字というもので議論していくべきだと、そう考えているのが、今求めていこうということの根拠でございます。

記者(朝日新聞社)

分かりました。これらの形について、先ほどからの質問で、要望を国に求めていく、要望していくということ自体は考えとしてあるけども、具体的にいつ頃どういう形でというところまでは、まだ整理がついていないと。

知事

現時点でスケジュールがあるわけではありません。

記者(朝日新聞社)

石破さんが7月のときに来て、これまで中央の政治をやっている方々の認識として、FGTの経緯だとか、いろいろなことを頭に入れた上で発言される方がなかなかいなかったところが、ああいう話をされて、経緯を踏まえた上で、国に佐賀県に納得してもらう責任があるとまで言い切られたと。石破さんが首相でおられるタイミングといううちに、しっかりと言質を取った部分を形につなげていかないと、なかなかこういうチャンスというのはもう来ないかもしれないと思うんですけども、そういう意味で、石破さんが総理でおられるうちに、早いうちにという思いはあられますか。

知事

まず、石破総理が御来県いただいたときに、国の責任においてそういう対応をしていくべきとおっしゃってくださったのは、我々として、国を交えた議論が進んでいくことに対して非常に後押しになるんじゃないかなということで期待をしております。非常に心強い御発言だったなと。
 その発言を受けて、地元としてしっかりその思いを、時期とか、相手とか、内容とか、そういったものは検討が必要だと思いますけれども、しっかり伝えていく、発信をしていくといったことは重要だと思いますので、それについては、可能な形で実現していきたいと思います。

戦後80年について②

記者(朝日新聞社)

分かりました。あと話が替わるんですけども、核廃絶の話ですが、この夏、8月9日、6日、核兵器廃絶に向けた広島、長崎の訴えというのも、かなり報道もされましたし、多くの方々が目にする機会も多かったと思います。
 その中で、参院選でもありましたけれども、核兵器による安全保障のほうが安上がりなんだという議論を言う方もおられたり、SNSなんかを見ていると、落とされた日本が何で持ってはいけないんだというようなことを言うような人たちというのがいたりとかして、これまで大っぴらにそういうことが、SNSですけども、表の場で、場合によっては実名の議員さんだったりとか、候補者だったりとか、そういう立場がある方も含めて、そういうことを言うような時代にもなってきてしまっているというのをすごく実感しているんですけども、そういう中で、そういう方々に向けて長崎からの思い、何で核兵器は駄目なんだ、何で落とされた側だけども廃絶を訴えているんだというところ、どう伝えていくか非常に難しいと思うんですけども、そこは知事としてはどういうふうに考えておられますか。

知事

基本的なアプローチは全く変わらない、本質的なものは変わらないと思います。被爆者の方々がもう二度と被爆者をつくってほしくないと、そういう思いと、実相に触れている我々として、二度とそういったものが起こってはいけないということが本質だと思いますので、そういった発言が出てきているのが事実だとしても、だからこそ我々としては、この長崎を最後の被爆地にし続けるんだと、その思いをしっかり伝えていくことが重要だと思いますし、ただ我々だけで発信をして受け止めてもらえるかどうかだけではなくて、そういった認識を共有して、自ら動いてくれる方々を1人でも増やしていくということが重要だと思いますので、先ほどSDGsの話をしましたけれども、グローバルアジェンダの中に、自分、全世界の人々の共通の目的、目標として、そこを位置づけるといったことをやっていきたいなと思っています。

記者(朝日新聞社)

ありがとうございました。

九州新幹線西九州ルートについて⑤

記者(長崎新聞社)

新幹線の件で、今日午前中の特別委員会で配られた資料でもありましたけども、国に新たな事業費の試算を求めるべきではないかと提案したとあるんですが、これはどのルートの試算のことを言われているんですかね。

知事

私がイメージしているのは、佐賀駅を通るルートでございます。そこについて、求めるべきではないかというか、三者の場では、そういった数字を基に具体的な議論を進めていかなくちゃいけないんじゃないかという趣旨でお話をさせていただいております。それは、イコール求めていくということになるとは思いますけども。

記者(長崎新聞社)

分かりました。それと、先ほどからも質問が出ていますけれども、環境アセスの件ですけれども、先ほど知事は、いわゆる佐賀駅ルートを軸にとおっしゃられましたけれども、佐賀県内には、山口知事も南回りルートとかに評価するような発言をされたりとか、過去にもありましたけれども、場合によっては、佐賀駅ルート以外のルートについての環境アセスも知事の中では念頭に置いているということですか。

知事

私の念頭には置いていませんけれども、まずアセスを実施することが大切だと思います。ルートに関しては、一貫して佐賀駅が一番利便性が高い、採算性もいい。JRの採算性がいいということは、負担に関しても受益の範囲でJR九州も検討ができる範囲が広がると思いますから、そういった意味で、我々にとっても非常に重要な点だと思っています。
 ですので、ルートとしては佐賀駅ルートですけれども、アセスを実施するために、佐賀駅はそれ以外の認識を持っていて、それが実施者とする国がのめるのであれば、それは国が判断をして実施をされるんじゃないかなというふうには思います。

記者(長崎新聞社)

場合によっては、国がほかのルートのアセスをすることは、許容するということですか。

知事

許容するというか、実施者が判断することだと思います。

記者(長崎新聞社)

国がほかの南回りルートとか、北回りルートのアセスを実施しますと言ったときは、それについて長崎県としては、それについても国が判断することだからどうぞということですかね。

知事

アセスの範囲に関しては国が判断することですけど、我々としてルートについては佐賀駅が適切だということは、ずっと変わらず主張していきたいと思います。

記者(長崎新聞社)

だから、国がする場合は、それは許容するということですかね。

知事

国が実施することだというふうに認識をしています。

記者(長崎新聞社)

それは長崎県として、それは違うんじゃないかというふうに言うべきだと思うんですけれども、そうではないんですかね。

知事

アセスをする、イコールそのルートになるということでは全くないと思いますので、我々として、ルートとしては佐賀駅を通るルートが利便性、また採算性の観点からも非常に合理的であるということを繰り返し申し上げております。

記者(長崎新聞社)

昨日のぶら下がりのときから思っていたんですけど、発言がぶれている感じがするんですよね。過去にもこういうことがあったと思うんですよね。
 もう一つ伺いますけれども、過去に国と佐賀県の幅広い協議の中で、国側がいろいろな整備方式でのアセスを提案されたということはご存じですか。

知事

整備方式のアセスかどうかは分かりませんけど、アセスに関する議論があったことは承知をしております。

記者(長崎新聞社)

そこの詳細についてはご存じないんですか。

知事

詳細の定義が分かりませんけれども、ルートを特定しない形でのアセスといったことに言及されたことは承知しております。

記者(長崎新聞社)

ルートではなくて、フル規格とかミニ新幹線とかスーパー特急とか、そういう様々な整備方式について、国土交通省が佐賀県に対して提案をしたけれども、それについては実態として、佐賀県側はフル規格のアセスになるからということで拒否したということがありましたけれども、それについてはご存じないですか。

知事

細かなところは、すみません、分かりません。

新幹線対策課

その経緯につきましては、国と佐賀県の幅広い協議、これが令和2年から始まっておりますが、第1回から第3回におきまして、佐賀駅を通るルートの中で、整備方式、フル規格でありますとか、ミニ新幹線、フリーゲージトレイン、5つの整備方式で比較検討してはどうかという提案をなさった、その経緯のことだと理解しております。

記者(長崎新聞社)

それは私は存じ上げていますけれども、そういう提案をした上で佐賀県が拒否したという事実を知らないで、今回またアセスルートを実施したほうがいいというふうに提案されたということですかね。

知事

私は、繰り返し申し上げておりますけれども、ルートを確定していく上でアセスは絶対に必要なものでございます。ですので、どうやるにしても通らなくちゃいけないことなので、前に実施すべきじゃないですかということを申し上げております。
 ただ、佐賀県が今否定的なこともおっしゃられているかもしれませんけれども、それは佐賀県として事情はおありなんだろうと思いますが、私は必ずしもアセスを実施することがそのルートが決まるということではないというふうに考えておりますので、そこについては切り離して、絶対に必要なものはちゃんとやっておくべきと。これについては、佐賀県に対して負担が生じるわけではないことですので、それについて実施者である国がやるということを決めていただけるのであれば、やるべきだというふうに思います。

記者(長崎新聞社)

すみません、すごく違和感があるんですけど、長崎県の知事として、アセスを実施することが必ずしもそのルートを実現することにならないというふうに言われるのは、ちょっと問題のような気もするんですけれども、それはいいんですかね。

知事

私が申し上げているのは、アセスをまず実施、実現することがまず重要だということを申し上げているのであって、我々として佐賀駅をルートが一番利便性が高いということは、これは全くぶれず繰り返し何度も申し上げておりますので、そこを実現に目指していくと。
 ただ、アセスを実施するときに、佐賀県がその条件ではできないということであって、ほかの条件があって、それが実施者の国が納得できる、実施できるということであれば、その形で実施をするということも1つの考え方ではないでしょうか。

記者(長崎新聞社)

先ほど過去の幅広い協議の話を持ち出したのは、そういう経緯を知っていれば、今回アセスの実施を持ち出したところで、佐賀県の山口知事がそれを受け入れないということは分かったというふうに思ったので聞いたんですけれども、結局昨日のぶら下がりとかを見ていても、結局山口知事は、長崎ルートについては、佐賀駅を通るフル規格については全く同意をしていないんですよね。それは幅広い協議が始まったときから一貫して何も変わってないというのが、昨日のぶら下がりを聞いていて思ったんですよね。
 要するに大石知事が当選したときに求められたのは、山口知事の根底に何があるのか、いろいろ言われていますけれども、反対する根底のところを、人間関係をつくって解きほぐして、何とか交渉のテーブル、在来線の問題とか、地方負担の問題とか、様々な問題があって、確かにそこら辺は佐賀県にとってはデメリットの部分もあるので、そういったところを解決していかなきゃいけないと、そういうふうな交渉のテーブル、少なくともフル規格に前向きな感じを佐賀知事に持ってもらうために、人間的な関係を築くということが大石知事には求められたと思うんですよ。なので、地方負担がどうだとか、在来線がどうだとか、条件闘争の前の段階なわけですよ、山口知事にしれみれば。そこを、結局3年半かかったときに、知事として、山口知事と腹を割ってそういったことを言い合える関係が築けたと思いますか。

知事

私は、佐賀県知事とはいろいろな会話をさせていただく関係にあると思いますし、腹を割ってというのは、知事同士ですので、お互いの県民を抱えているというところでは、様々な事情があると思いますけれども、今ご質問にあったような趣旨で関係構築を進めてきて、議論も重ねてきている。その中で、先ほどNCCさんのご質問にもありましたけれども、これまでになかったようなものも一歩進んだりとか、そういったものが見えてきているんじゃないでしょうか。

記者(長崎新聞社)

何が進んだんですか。

知事

国の解決策の提示があれば、国と一緒にそれを聞く、四者で会うということについては、私は認識は一致したというふうに思っております。

記者(長崎新聞社)

それは新たな提案があればでしょ。国はこれまでも貸付料の延長であるとか、交付税措置の部分とか、いろいろなことを検討した結果、出せないわけですよ。出せない中で、新たな提案があれば会ってもいいよと言っているだけで、それは前の中村県政のときから、新たな提案があれば長崎県は会ってもいいよという理屈と何も変わっていないわけですよ。そういうことを分かった上で山口知事は言っているわけで、そこら辺ってご理解されています。

知事

無理とか、絶対にのまないとか、そういう前提でお話をしてもしょうがない話だと。難しいことはみんな理解しているので、その中でどうにか解を見つけ出すために集まってお話をしたりとか、そういうことをしているのが現状だと私は認識していますので、私は私の立場でできる限りのことを今後も続けていきたいと、そう思っています。

記者(長崎新聞社)

私からしてみれば、もともと国と佐賀県との幅広い協議の話だったのが、最初は整備方式の話だった、それが今度は整備方式に加えてルートの話まで加わってきた、そしてその後は国と佐賀県の話だけじゃなくて、今度は佐賀県と長崎県とJR九州の話になってきた、その挙句、あちこちでほかのルートはどうかというような動きも出てきたと、完全に佐賀県のペースなわけですよ。フル規格をつくりたくないということで言えば。どんどんどんどん話が複雑になっていっているわけですよ。
 昨日、佐賀の山口知事もおっしゃっていましたけど、地元合意ができていないということを言われていましたよね、しきりに。地元合意ができていないのは山口知事だけなわけですよ。JR九州も、国も、政府も、与党も、長崎県も、全部佐賀駅ルートで一致しているわけですよ。だから、何も3年半前と変わっていないんですよね。そのことについてどう思われますか。

知事

合意についてはみんなでするものですので、意見が違っているということだけで、1人が違っているから合意をしていないのは1人だけだというのは、ちょっと違うんじゃないかなと思いますけれども、本当に問題が複雑な中で、様々なことについてしっかり、山口知事も佐賀県の知事でございますので、佐賀県の皆様方が了解できるような、そういったことを腐心されているんだと思います。
 我々は長崎県として、長崎県の利益を最大化するため、そして長崎県だけではなくですけれども、西九州地域、九州全体、日本の発展のためにもこれは資するものだと思っていますので、そこについては、我々の主張をしっかりと繰り返しお伝えしていくということが求められているんじゃないかなと思います。そのために私はそのことについて、今後も引き続き、変わらず取り組んでいきたいなと思っています。

戦後80年について③

記者(長崎新聞社)

すみません、話が替わりますが、最後に1点、平和祈念式典のときに長崎市長は平和宣言を述べられて、石破首相も述べられましたね。大石知事も述べられました。
 大石知事は、過去の知事と違って、NPTであるとか、そういったところに積極的に参加されて、平和行政に力を入れているというようなことを常々おっしゃられていると思うんですけれども、申し訳ないですけれども、広島県の湯崎知事であるとか、長崎市長の平和宣言であるとか、石破知事の挨拶の中には、それぞれの見識なり、哲学なり、オリジナリティーが非常に感じられたんですよ。実際そういうことは巷でも言われていますし、ネットでもそういうことは話題になっています。申し訳ないんですけど、知事の挨拶の中には、オリジナリティーとか、これまで学んできた見識とか、そういったことが少なくとも私には感じられなかったし、少なくとも巷とかネットで、そういった知事の挨拶を評価するような声というのはなかったと思いますけれども、そういったことについてはどういうふうに感じられていますか。

知事

今ご質問にあったように、本当に皆様方がお話しになられている中には、思いとか共感を生む言葉とか、すごく多かったと思います。私も直接湯崎知事のお話を聞いて、本当に感銘を受けました。それに至っていないと、及んでいないといったご評価は、真摯に受けなくちゃいけないと思いますけれども、私自身も私ができることをしっかりと今後も続けていきたいなと思います。

記者(長崎新聞社)

以上です。

大阪・関西万博への出展について②

記者(NHK)

お話が大分戻るんですけども、万博で長崎県のブースが出るということで、このイメージも載っていますけれども、まずこのブースについて、イメージを含めて、知事自身はどういうふうに感想をお持ちでしょうか。

知事

九州7県合同で隣接した形で行うんですけれども、それぞれの県、やはり作り込んで、いろいろなキャッチーなものにしていると認識していますけども、長崎県も入ってみたいな、行ってみたいなと思えるような、そんな造りにしていかなくちゃいけないと、みんなで知恵を出して準備をしてきました。長崎ランタンフェスティバル、非常に認知度もあると思っておりますけども、そういったところから流れるような、一方通行で楽しんでいただけるような仕掛けをしておりますので、これは部局も含め、努力がきっと分かっていただけるようなすばらしいものになるんじゃないかなと期待しています。

記者(NHK)

万博は様々な方が訪れる場所でもありますし、そういったところでこういったブースが出るということに、その意味合いであったりとか、そういったところはどういうふうにお考えですか。

知事

1日1万人ほど御来場いただいている、そんなすごく人流がある中で、また国民の方々が多いかもしれませんけれども、国外も含めていろいろな場所から来ていただく中で、長崎にまだ行ったことない、知らないといったこともあると思いますけれども、そういった方に長崎の魅力を、まず入り口として、触れ合っていただくきっかけとして、知っていただくものにはしていきたいなと思っていますし、その中で観光連盟のインスタグラムを登録していただくようなこともしていきたいと思っています。
 なので、その3日間は、入り口として、きっかけとして関わっていただいて、その後にもしっかりつなげて、長崎に実際来ていただくような、そんなところにつなげていきたいなと思っています。

天皇皇后両陛下の行幸啓について

記者(NHK)

ありがとうございました。
 あと、来月文化祭があり、天皇皇后両陛下、それから愛子様も御来県されます。今年は被爆80年ということで、そして平和公園での献花をされたりもあるということですけども、そういった中で、いらっしゃる意義というか、その辺りについてはどういうふうにお考えでしょうか。

知事

天皇皇后両陛下は、御即位をされて初めての御来県をいただきます。先ほど言ったように、被爆80年だったりとか様々な節目が重なっておりますけれども、まず御来県を賜って、そういったものに思いを寄せていただくといったことは、我々県民にとっても非常に大きな励みになると思いますし、県外の方々へのメッセージもすごく大きなものが伝わるんじゃないかなと、そう思っています。

発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。