感染症発生状況
感染症情報速報最新版
※感染症法に基づき収集した患者の発生状況について、週1回、週報を作成しています。
令和8年西彼保健所感染症情報(第33週) (PDF 1.13MB)
※第33週:8月10日から8月16日
※定点当り報告数:1医療機関が1週間で何人の患者を診断したかを表しています。(1医療機関当りの平均報告数)
【トピックス・季節情報】
- 急性呼吸器感染症(RSウイルス感染症)に注意しましょう
○RSウイルス感染症は、乳幼児に多く認められる急性呼吸器感染症です。一度かかっても、また感染することがあります。
○感染経路は、患者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染と、ウイルスの付着した手指や物品等を介した接触感染が主なものです。特に、家族内では、RSウイルスが伝播しやすいので適切な感染予防策を講じることが重要です。
○飛沫感染対策としてのマスク着用や咳エチケット、接触感染対策としての手洗いや手指衛生といった基本的な対策を徹底してください。
- 水痘(みずぼうそう)に注意しましょう
水痘ウイルスは通常気道粘膜から侵入し、鼻咽頭の侵入部位と所属リンパ節にて増殖した後、ウイルス血症を起こし、皮膚に水疱を形成します。水痘は空気感染、飛沫感染、接触感染によって伝播しますので、その予防は感染源の人と接触をさけることが重要です。
〇罹患年齢 : ほとんどが9歳以下 ※成人が罹患するとその多くは小児より重症となります。特に妊娠初期から中期では胎児に影響がある可能性もあり注意が必要です。
〇潜伏期間 : 2週間程度(10~21日)
〇予防接種 : 弱毒化生ワクチン(定期予防接種対象)
1回の接種により重症の水痘をほぼ100%予防でき、2回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。また、水痘患者に接触した場合でも、3日以内にワクチンを接種すれば80%~90%発病を予防でき、家族内感染の予防や施設内感染の防止に有効とされています。また、発症した場合でも症状の軽減化が期待できます。
【その他の感染症】
●麻しん
◇国内外で麻しんの報告があっています。麻しん排除を達成している英国や米国でアウトブレイクが確認されています。国内への輸入例の発生や輸入例からのアウトブレイクが懸念されます。
流行国へ旅行・出張を予定されている方、医療や児童福祉及び学校関係者は、母子手帳での予防接種歴を確認し、予防接種歴や明らかな罹患歴がない場合は、予防接種を検討してください(予防接種等は自己負担になります)。
定期接種対象(1歳児、小学校入学前1年間の幼児)のご家族は、決められた期間での接種を計画してください(期間中は公費助成があります)
※西彼保健所では麻しん対策について別途ページを作成しています。
●デング熱
◇世界でデング熱の大流行が起きています。流行国に行く際は、蚊に刺されないよう注意してください。
医療機関におかれましては、デング熱が疑われる症例を診察された際は、保健所へ連絡をお願いします。
0908_デング熱注意喚起[PDFファイル/410KB]