上位3疾患の概要
インフルエンザ
第13週の報告数は398人で、定点当たり報告数は7.80となりました。警報レベル終息基準値「10」を下回り、18週ぶりに警報が解除されました。県全体の警報は解除されましたが、地区別にみると、上五島地区(15.67)、県南地区(10.80)は警報レベルの報告数が続いています。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを原因とする気道感染症です。感染経路は、咳やくしゃみによる飛沫感染と、飛沫等に含まれるウイルスが付着した手指で自分の眼や口、鼻を触ることによる接触感染があります。1日から3日間の潜伏期間のあとに38度以上の発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状が突然現れます。これに続いて咳、鼻汁などの上気道炎症が起こり、約1週間で軽快するのが典型的な症状です。
今後も手洗い・手指消毒、適切なマスクの使用、換気などの基本的な感染対策を励行し、予防に努めましょう。
感染性胃腸炎
第13週の報告数は133人で、定点当たりの報告数は4.29でした。地区別にみると、県北地区(8.50)、西彼地区(8.00)は他の地区より多くなっています。
本疾患は、細菌又はウイルスなどの病原微生物による嘔吐、下痢を主症状とする感染症です。原因はノロウイルスやロタウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルスなどのウイルス感染による場合が主流ですが、腸管出血性大腸菌などの細菌が原因となる場合もあります。手洗いの励行とともに、体調管理に注意して感染防止に努め、早めに医療機関を受診しましょう。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第13週の報告数は97人で、定点当たりの報告数は3.13でした。地区別では、佐世保地区(6.50)、県南地区(6.00)が他の地区より多くなっています。
本疾患の好発年齢は5歳から15歳で、鼻汁、唾液中のA群溶血性レンサ球菌を含む飛沫などによってヒトからヒトへ感染します。また、食品を介しての経口感染もあります。潜伏期間は約1日から4日で、突然の発熱(高熱)、咽頭痛、全身倦怠感、時に皮疹もあります。症状がある場合は、早めに医療機関を受診するとともに、手洗いを励行し、感染防止に努めましょう。