上位3疾患の概要
手足口病
第25週の報告数は272人で、定点当たり報告数は8.77でした。県全体では前週より減少しましたが、警報レベルの報告数が継続しています。地区別では、佐世保地区(20.75)、県央地区(17.00)、県北地区(11.50)、長崎地区(9.50)、西彼地区(5.00)、壱岐地区(2.50)は他の地区より多く、警報レベルの報告数となっています。
本疾患は、口腔粘膜および四肢末端に現れる水疱性発疹を特徴とする乳幼児に多いウイルス性疾患です。感染経路は、糞口感染、飛沫感染で水疱内容液からも感染します。手洗い、うがいを励行し、感染防止に努めましょう。原因ウイルスの種類によっては手足口病とともに無菌性髄膜炎や脳炎を併発させることもありますので、早めに医療機関を受診しましょう。
新型コロナウイルス感染症
第25週の報告数は218人で、定点当たり報告数は4.27でした。地区別にみると、県南地区(15.20)、長崎地区(7.00)、西彼地区(5.60)は他の地区より多くなっています。
本疾患の主な症状は、発熱、咳、全身倦怠感等の感冒様症状で、主に飛沫感染や接触感染により感染します。場面に応じたマスクの着用や手洗い、換気、三密の回避などの基本的な感染対策に努めましょう。
感染性胃腸炎
第25週の報告数は92人で、定点当たりの報告数は2.97でした。地区別にみると、佐世保地区(7.25)、県北地区(4.00)、西彼地区(3.33)は他の地区より多くなっています。
本疾患は、細菌又はウイルスなどの病原微生物による嘔吐、下痢を主症状とする感染症です。原因はノロウイルスやロタウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルスなどのウイルス感染による場合が主流ですが、腸管出血性大腸菌などの細菌が原因となる場合もあります。手洗いの励行とともに、体調管理に注意して感染防止に努め、早めに医療機関を受診しましょう。