令和8年度第1回事業運営委員会を開催しました
NEXT長崎人材育成事業「令和8年度 第1回事業運営委員会」
長崎県教育委員会では、令和8年8月31日(月)出島メッセにおいて「NEXT長崎人材育成事業 令和8年度第1回事業運営委員会」を開催しました。産業界、教育機関、行政関係者など計47名が参加し、2040年を見据えた専門高校の機能強化や、地域産業を支える人材育成のあり方について意見交換を行いました。

開催概要
- 日 時:令和8年8月31日(月) 10:00~12:00
- 場 所:出島メッセ 101会議室
- 出席者:事業運営委員30名(代理含む)、関係者含め総計47名
全体会での主な意見
全体会では、「NEXT長崎人材育成事業」と「県立高校再編に向けた大綱」について産業界の委員の皆様から幅広にご意見をいただきました。
主な内容は以下の通りです
- 企業現場での実践的な学びやインターシップを充実させるなど、産学連携をさらに強化し地域産業を支える人材育成を進める必要がある。
- AIやDXの進展を踏まえ、高校の段階から最先端技術を学ぶ環境整備や、教員を含めた人材育成が重要である。
- 各分野で人材不足が深刻化しており、地域産業の魅力や役割を学ぶ機会の充実が求められる。
- 地域産業を支える人材の育成に向けて、義務教育段階からの職業理解やキャリア教育を充実させる必要がある。
- 長崎で学び、働き、活躍する価値を若者に伝えていくことが重要である。
分野別協議
農業・工業・商業・情報・水産・福祉・建設・保育の8分野に分かれて協議を実施し、次の2つのテーマを中心に意見を交わしました。
主な内容は以下の通りです
今後どのような産学連携が必要か
- 企業や関係機関と連携したインターシップや職場体験の充実
- 企業技術者や専門人材による出前授業や実践指導の拡大
- 教員の企業研修や現場実習による指導力向上
- 小・中学校の段階からの職業理解や魅力発信
- 学校、企業、行政が協働で教育カリキュラムを検討する仕組みづくり
- 地域企業への理解を深めるための企業見学や交流機会の充実
2040年を見据えた専門高校(専門学科)に求められる機能や学びは何か
- AI、DX、ICTなど先端技術を活用できる人材の育成
- 課題発見、解決力やコミュニケーション力の育成
- 地域産業の魅力や社会的意義を学ぶ教育の充実
- 職場体験を重視した実践的な職業教育の推進
- 地域課題の解決や地域創成に貢献できる人材の育成
- 地元就職やUターンにつながるキャリア教育の充実
- 人材不足分野への理解促進
- 学科や分野の枠を超えた横断的な学びの推進

アンケート結果 (回答者16名)
今後の高校教育改革(専門高校に限らず)において優先して取り組むべき課題は何だと考えますか。
| 分類 | 主な意見 |
| 専門高校の魅力発信・ 理解促進 |
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地域・産業界との連携強化 |
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キャリア教育・職業観の 育成 |
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| 教育内容・学習環境の充実 |
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| 少子化時代を見据えた学校づくり |
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| 行政による支援の充実 |
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高校教育改革を見据えた専門高校の機能強化・高度化に向けて、ご意見がありましたらお聞かせください。
| 分類 | 主な意見 |
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DX・AI教育の推進 |
DXやAIなど急速に進展する技術に対応できる教育内容の充実が必要である。先進校や先進施設との交流・視察機会を増やし、最新技術に触れる機会を拡充すべきである。 |
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地域・産業界との連携強化 |
地元企業や大学、産業界との連携を一層強化し、実社会の課題やニーズを教育活動へ反映させることが重要である。 |
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キャリア教育・進路指導の充実 |
義務教育段階から職業観や勤労観を育成し、就職や進学を見据えたキャリア教育を充実させる必要がある。 |
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専門教育の魅力向上 |
専門高校で学ぶ意義や魅力を広く発信し、生徒や教職員が専門教育への誇りを持てる環境づくりを進めるべきである。 |
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実践的な学びの充実 |
企業との共同学習や実習、インターンシップ、現場見学など、学校外での実践的な学習機会を充実させる必要がある。 |
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教員の資質向上 |
教員の企業研修や現場実習を充実させ、産業界の最新技術や知識を教育現場へ還元できる体制づくりが求められる。 |
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人材育成の在り方 |
単なる技術者育成にとどまらず、課題発見力や創造力、マネジメント能力を備えた地域産業を支える人材育成が重要である。 |
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学校・行政・産業界の連携 |
学校、行政、産業界が継続的に意見交換できる場を設け、地域全体で人材育成に取り組む体制を構築する必要がある。 |
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外部人材の活用 |
企業技術者や起業家、専門高校と産業界をつなぐコーディネーターなどの外部人材を積極的に活用すべきである。 |
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生徒の体験機会の拡充 |
県内外の先進校や企業への訪問、研修、交流機会を充実させ、生徒の視野を広げる取組が重要である。また、そのための財政的支援も求められる。 |
その他、本事業へのご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。
| 分類 | 主な意見 |
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事業への評価 |
行政・学校・産業界など多様な関係者と意見交換ができ、有意義な機会となった。今後も継続を期待する意見が多く寄せられた。 |
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連携・ネットワークの強化 |
学校、産業界、行政、関係団体が相互理解を深め、連携を強化することの重要性が示された。 |
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生徒の学びの充実 |
企業との交流やインターンシップ、先進技術の体験など、生徒が将来を考える機会の充実を求める意見があった。 |
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事業運営への要望 |
より多くの関係者が参加できる日程設定や、対象範囲の拡大、関係機関とのさらなる連携を期待する意見が寄せられた。 |
本委員会の成果
本委員会においては、産業界、行政及び学校の関係者が人材育成や専門高校の在り方について協議を行い、少子化や人材不足への対応に向けて、産学官が連携して取り組むことの重要性について共通理解を図ることができました。また、AI・DX時代に対応した教育環境の整備や実践的な学びの充実、職業理解の促進など、今後の人材育成に必要な方向性を共有するとともに、関係機関相互の理解促進及び連携強化につながる基盤を構築することができたことは、本委員会の大きな成果です。
本委員会でいただいた御意見は、今後の取組の検討に生かすとともに、専門高校の魅力向上や教育内容の充実、地域との連携強化につながる施策の推進に活用してまいります。今後も関係者との対話を重ねながら、将来を担う人材の育成に向けた取組を推進してまいります。
第2回事業運営委員会は2027年1月を予定しています。