お寄せいただいた「知事への提案」のうち、「交通・運輸」に分類されるものを紹介しています。ご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で
要約することがあります。
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目次
長崎空港の段階的運用時間延長及び広域物流・交通戦略について
意見・提案
内容等 |
長崎空港の24時間化を毎年度の要望事項にとどめず、国管理空港としての国土交通省の管理責任と、県の需要形成責任を明確にした共同実施計画へ転換することを提案します。
国、大村市、航空会社、物流・交通・宿泊事業者、CIQ関係機関による常設協議体を設け、第一段階として午前6時から午後11時までの17時間運用を少なくとも1年間、週3日以上の定時性ある便で検証してください。
旅客、貨物、二次交通、人員費、騒音、箕島大橋停止時の代替アクセスを一体評価し、搭乗率65%、国内貨物量20%増、国際貨物年間100トン、深夜到着後60分以内の主要都市向け交通確保を暫定指標とし、達成状況、県費、国の対応及び次段階への移行条件を四半期ごとに公表してください。
空港法第4条第1項第6号及び同法施行令により、長崎空港は国際又は国内航空輸送網の拠点となる国管理空港に位置付けられています。このため、運用時間の決定及び空港保安・基本施設の管理は国土交通省が中心となる一方、県には旅客・貨物需要、二次交通、観光・産業政策を形成する役割があります。現状は、県の政府要望が「運用時間外の定期便就航の見込みが立った際」に延長・24時間化を求める条件付きであり、国は具体的需要を待ち、県は国及び航空会社の判断を待つ相互待機になっています。
国土交通省の令和7年度航空輸送統計では、羽田―長崎線は旅客189万7,012人、座席利用率76.6%で国内第9位、貨物533万2,511キログラムで第19位です。大阪航空局の空港別速報では、長崎空港の令和7年度旅客は326万2,574人、貨物は598万7,633キログラムであり、羽田線は国内旅客の約59.4%、国内貨物の約89.2%を占める計算です。他方、国際旅客は6万9,378人、国際貨物は9,450キログラムにとどまり、現在の需要は国内、とりわけ羽田線へ集中しています。これは24時間化を否定する数字ではなく、既存需要の延長だけではなく、貨物、国際線、乗継、宿泊、深夜交通を一体で新たに設計すべきことを示します。
数日間の臨時便だけでは認知形成や企業物流の変更に必要な期間が不足します。そこで、17時間運用を1年間継続し、現行貨物平均約16.4トン/日を20%増の約19.7トン/日へ引き上げるなど、事前に評価基準を定めるべきです。国際貨物年間100トンも総貨物の約1.7%にすぎず、初期目標として過大ではありません。これにより、結果が不十分な場合も原因を便、価格、交通、人員、宣伝に分解でき、単に「需要がない」と結論付けることを避けられます。
また、箕島大橋が唯一の陸上アクセスであるため、通常時の交通量だけでなく、事故・強風時の損失時間、職員滞留、代替輸送をA2-BCPへ反映し、24時間化と同時に検証する必要があります。
受付日:2026年7月25日[県内 30代]
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| 県の回答 |
【回答課:交通政策課】
この度は、長崎空港の段階的運用時間延長及び広域物流・交通戦略に関するご提案をお寄せいただき、ありがとうございます。
長崎空港は、本県の人流や物流の拠点として経済や産業の振興・交流に不可欠な空の玄関口であり、その活性化を図っていくことは大変重要であると認識しております。空港の運用時間・航空保安業務提供時間の変更(うち運用時間の延長)については、国において、「延長する時間帯を活用する具体的な定期便運航計画があること」などが条件と定められている中、県としましても長崎空港管制業務のリモート化にあわせて、一定期間・定時性のある運用時間外の実証運航の実施について、国や運航事業者等と協議を行っておりますが、現在のところ実現には至っていない状況であります。
このため、県では政府施策要望において、長崎空港の24時間化について、「航空管制業務のリモート化を活かした早朝・夜間帯の実証運航など、運用時間外の取組について引き続き柔軟に対応いただきたいこと」や「運用時間外の定期便就航の見込みが立った際は、速やかに運用時間延長・24時間化の対応を図ること」を要望しております。
今後も、国・航空会社の動向や国際線誘致の状況を踏まえつつ、段階的な運用時間拡大等に向けて取り組んでまいりますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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佐世保線の立体交差化と複線化について
意見・提案
内容等 |
ハウステンボスから佐世保駅間と江北駅から佐世保駅の佐世保線の連続立体交差化と複線化してほしいです。長崎市は長崎本線がすでに立体交差化しており、新幹線も通っているのに対して佐世保市は新幹線が通らず複線化もしていないため県北と県南の乖離を感じると思います。
また、長崎市は佐世保市や大村市・諫早市のような県内の主要な都市の中でも県外から遠いのに対して、佐世保市は佐賀県や福岡県に近く県外からの玄関としての役割を果たすことができると思います。
県南・県央・県北の格差は新幹線で広がったと思っている人も少なからずいるのではないかと思います。佐世保市を県外からの玄関とするために佐世保線の複線化と高速化は必須だと思います。
受付日:2026年5月15日[県内 20代]
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| 県の回答 |
【回答課:新幹線対策課】
この度は、県へのご意見をいただき、ありがとうございます。
県では、JR佐世保線は、佐世保市と福岡都市圏を結ぶ幹線の一部として重要な路線であると認識しております。
そのため、佐世保線の高速化に向けた調査結果をもとに費用対効果や用地取得等を精査したうえで、令和4年度までの4年間で、県による有田~佐世保間の路盤改良やロングレール化、曲線改良などの高速化工事をはじめとして、鉄道・運輸機構による江北~武雄温泉間の部分複線化や高速化工事のほか、JR九州による博多~佐世保間の振子型車両の導入など、佐世保線の輸送改善を図ってまいりました。
また、九州新幹線(西九州ルート)の未整備区間である新鳥栖~武雄温泉間は、佐世保線につながる重要な路線であり、今後、フル規格整備に関する関係者間での協議が進んでいく過程で、併せて佐世保線の輸送改善についても議論されるものと考えております。
県としては、JR九州に対して利用者に配慮したダイヤ編成について働きかけるなど、佐世保線の利便性の向上に努めてまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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