【緊急招集】令和8年7月25日、八郎川に「100人の巨人」が攻めてきた件について【人間観察レポート(第4回)】
八郎川に暮らす仲間たち(生き物)のみなさん、こんにちは!
本日の川の回覧板は、先日発生した「あの事件」の激闘レポートです。7月25日の午前中、気温32度。水温は27度とボクたちにとって超快適な夏の朝。川幅20メートルの我が家(八郎川)に、突如として「ライフジャケットを装備した100人の小さな巨人(小学生)」が乱入してきました!
水深1メートルの深場まで!容赦ないガサガサ大作戦
巨人の子どもたちは網を片手に、ボクたちの聖域である深さ1メートルのディープスポットまでガチ泳ぎで進軍!石をひっくり返され、草むらをガサガサされ、八郎川の仲間たち(生き物)はパニックに陥りました。
空から謎の「緑色のボート」がゆ〜ったり大激走!?
さらに午前中の後半には、上流から謎の「緑色のミニボート(笹舟)」が大量に流れてくるという第2の事件が発生!……と思いきや、川の流れに乗って、ボクたちの頭の上をなんとも地味に、ゆ〜っくりと流れていきます。それでも巨人の子どもたちは「がんばれー!」と大声で大はしゃぎ!川底から見上げていたボクたちも、のんびり見守りたくなる八郎川のほっこりレースでした。
今回の「一時とらわれの身」になった仲間たちの名簿(生物各種)
・ヌマエビ:約100匹(圧倒的マジョリティ!)
・アメンボ:約10匹(水上の超高速移動も巨人の網には敵わず)
・ミナミテナガエビ:5匹(自慢の長いハサミで威嚇するも、あえなく御用)
・コオニヤンマ(ヤゴ):5匹(川底に隠れていたのに見つかった…)
・カワムツ:2匹 / オイカワ:1匹(オリンピック級の俊足で逃げ回るも、無念!)
・カワニナ:数匹 / 小さなカエル:1匹
・ヒラタドロムシ:1匹(めったに見つからない超レア隠密スキル持ちなのに!)
巨人の新米スタッフ(長崎振興局河川課職員)が、ボクたちの「住民票」に大興奮!?
今回捕まったボクたちのリストをもとに、初めて参加した巨人の大人スタッフ(長崎振興局河川課職員)が「生き物調べの表」を集計していました。そこでこの八郎川が、生物の指標で見ると「ややきれいな川(水質Ⅱ)」に分類されることを初めて知ったようです。初めて計算表を作ってみた結果、八郎川が生物指標で「きれいな場所」だと証明されて、とても新鮮な驚きを感じていたようです。最後はみんな優しく川に帰してくれました。この綺麗な八郎川の自然をみんなにもっと好きになってほしいという熱い想いが、表を作るペンの先からビシバシと伝わってきました。
最後に:巨人の新米スタッフ(長崎振興局河川課職員)からのメッセージ
午前中の短い時間だったけれど、生き物探しや笹舟流しを通して、みんなに八郎川をもっと好きになってもらえるきっかけになれば嬉しいです。来年の第5回ではさらに多くの種類の生き物たちに囲まれて遊べるよう、私たち河川管理者(長崎振興局河川課)は、これまで以上に川をよりよくする活動を全力で頑張ります!」とのことです。八郎川の住民のみなさん、巨人のみんながもっと川を好きになってくれるように、正式に歓迎の準備をしておきましょう!
……あ、ヌマエビ100匹のみなさんは、来年はもう少しばらけて隠れてくださいね!