知事記者会見(令和3年4月24日)

現状のまとめ

感染状況

  • 新規感染者数は前週比較で大幅に拡大しており、初発と考えられる感染事例も増加傾向。
    新規:75名(4月10日から4月16日まで)⇒162名(4月17日から4月23日まで)
    初発:22名(4月10日から4月16日まで)⇒47名(4月17日から4月23日まで)
  • 初発と考えられる感染事例では、県外由来の件数が依然として多く、感染経路不明(継続調査含む)も急速に増加中。
    不明・継続調査:27.3%(4月10日から4月16日まで)⇒59.6%(4月17日から4月23日まで)
    そのうち、約6割が長崎市に集中。
  • 2次感染事例では、夜の繁華街でクラスターが発生するなど、飲食関連で感染者が増加傾向。
    飲食関連:18.9%(4月10日から4月16日まで)⇒33.0%(4月17日から4月23日まで)

評価

  • 新規感染者数が急速に増加する中、長崎市では初発事例が増加し、感染経路不明割合(継続調査含む)も県全体の約6割を占めるなど、市中へ感染拡大の兆候が見られる状況。
    ⇒GWを迎えるにあたり、人流を抑え、人との接触機会を減らすための更なる対策が必要。
  • 飲食の場面における感染事例が長崎市を中心に増加中。
    ⇒感染リスクが高い会食等の機会を低減するための対策が必要。
  • 初発と考えられる事例の約3割は県外由来。
    ⇒県外者との接触機会を減らす等の対策の継続が必要。

GW期間中における緊急要請(4月25日から5月11日まで)

GW期間中を集中警戒期間と位置づけ、人と人との接触機会を減らすための緊急対策を講じます。

  • 長崎市内における不要不急の外出自粛をお願いします。(市外からの往来も含む)
  • 長崎市内の飲食店等を対象に、夜8時までの営業時間短縮を要請します。
    ※4月28日(水曜日)からです。
  • 長崎市内におけるイベント開催については、中止や延期、無観客やリモートでの開催を含め、慎重な検討をお願いします。

営業時間短縮要請

対象

長崎市内における
(1)飲食店(テイクアウトサービスを除く)
(2)遊興施設(キャバレー、スナック、カラオケボックス等)
※(1)(2)のうち食品衛生法の飲食店・喫茶店営業許可を受けている店舗

営業時間

朝5時から夜8時まで(酒類提供は夜7時まで)

要請期間

4月28日(水曜日)から5月11日(火曜日)まで

実施体制

県・市共同

相談窓口

095-895-2618
(受付時間:9時から17時45分まで)土日祝含む。
4月25日(日曜日)から開設します。

時短要請協力金

1店舗あたりの給付額

1日あたりの給付額×14日間
※全期間実施が条件
※従来の定額から売上高に応じた協力金に変更

中小企業
(個人事業者含む)
売上高方式 前年度又は前々年度の
1日あたりの売上高
【1日あたりの給付額】
(1)8万3,333円以下 25,000円
(2)8万3,333円超25万円未満 前年度または前々年度の1日あたりの売上高の3割
(3)25万円以上 75,000円
大企業 売上高減少額方式 【1日あたりの給付額】
前年度または前々年度からの1日あたりの売上減少額の4割
※上限:「20万円」又は「前年度または前々年度からの1日あたりの売上高の3割」のいずれか低い額

ゴールデンウィーク中における緊急要請(4月25日から5月11日まで)

県民の皆様へ

  1. 県外との往来は真にやむを得ない場合を除き、自粛してください。
  2. 県外にお住まいのご家族やご親戚等へ、不要不急の来県(帰省・旅行など)はお控えいただくよう呼びかけをお願いします。
  3. 家族以外との飲酒を伴う会食や複数店舗の飲み歩きはお控えください。
  4. 昼間のカラオケが県外を含めクラスターの発生につながっていることから、利用はお控えください。

事業者の皆様へ

  1. 長崎市においては、出勤者の更なる縮減にご協力をお願いします。そのため、在宅勤務やオンライン会議、休暇等の取得促進をお願いします。

その他

  1. 県有施設における開館時間を短縮(または閉館)し、イベントを中止・延期します。

参考資料

新型コロナウイルス感染症対策にかかる今後の対応について(令和3年4月24日知事記者会見)[PDFファイル/141KB]

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    長崎県長崎市尾上町3番1号
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