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知事のページ - 長崎県知事 中村法道

平成31年3月18日 定例記者会見

      

 ●会見内容●

                              
                   

1.九州新幹線西九州ルートについて(1)
2.石木ダム建設事業について(1)
3.ローマ法王の長崎来訪について
4.ふくおかフィナンシャルグループと十八銀行の経営統合について(1)
5.石木ダム建設事業について(2)
6.特定複合観光施設(IR)の水需要について
7.ふくおかフィナンシャルグループと十八銀行の経営統合について(2)
8.石木ダム建設事業について(3)
9.九州新幹線西九州ルートについて(2)
         

     
           

1.九州新幹線西九州ルートについて(1)

○広報課長  ただいまから定例記者会見を始めます。
 今日は、冒頭の発言がございませんので、幹事社のほうからお願いいたします。

○記者(西日本新聞社)  先日、与党PT検討委員会が、6月末をめどにフル規格か、ミニ新幹線なのかを方向性を示すという方針を明らかにしました。これまでの整備方針が決まらない状態から変わる可能性が出たわけですが、県としての受け止めをお願いします。
 2点目に、一方で与党PT検討委員会は、佐賀県と期限を設けずに議論をするとも言っていまして、本当に事態が進展するのか、依然として不透明でもあります。知事も、以前、明言されているように、2020年度の概算要求に、武雄温泉から先のアセス調査費の計上がなければ、今後の全線開通の見通しが立たないわけでして、県として、6月末までに新たな行動をとったりする予定があるのでしょうか。
 3点目に、もし仮に概算要求に盛り込むことができなかった場合、県としてどのような行動をとるのか、盛り込めなかった場合の影響や知事の責任も含めて、お願いします。

○知事  九州新幹線西九州ルートでありますけれども、県としては、これまでもこの西九州ルートの整備のあり方について、早急に議論を進めて方向性を示していただきたいということを訴えてきたところであります。
 そういった中、去る3月7日に、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの九州新幹線西九州ルート検討委員会が開催されました。その際、国土交通省からは、この整備方式について、フル規格かミニ新幹線、この2つの方式について、比較検討結果等の説明がなされたという話を聞いているところであります。
 今後、与党PT西九州ルート検討委員会においては、この説明内容を踏まえて、JR九州、そして長崎県、佐賀県のそれぞれを意見聴取された上で、整備のあり方に関する議論を行い、意見が集約される予定であると、こう理解をいたしておりまして、しっかりと本県の考えをお伝えして、フル規格による整備の早期実現を求めてまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、県といたしましては、国会議員の皆様方、あるいは県議会の皆様方、経済界をはじめ県民の皆様方のご協力をいただきながら、政府・与党に対して、この西九州ルートの整備方針の早期決定について、強く要請をしていきたいと考えているところであります。
 それから、環境アセスの調査費が計上されなければ、その後の事業展開に見通しが立たなくなるんではないかというお話であります。これまでも申し上げてまいりましたように、今のような事態に立ち至ったということは、すなわち、この西九州ルートに導入を前提に整備が進められておりましたフリーゲージトレインの開発がうまく進まなかったということに最大の要因があるわけでありますので、先般、佐賀県の山口知事とも意見交換を行った際、そういった状況認識のもと、今後は、国において責任ある立場として、まず、しっかりと国の考え方、方針を提示していただいて、説明していただく必要があるということで意見の一致をしたところであります。
 したがいまして、私といたしましても、そうした点について、この西九州ルート検討委員会の山本委員長、あるいは、そのほかのメンバーの方々、国、政府・与党関係者の方々と直接お話をし、早急に整備のあり方に関する議論を進めていただきたい。そして、整備の方向性を提示していただきたいということを求めてきたところであります。
 したがいまして、そうした議論を進めて、一定の方向性を明らかにしていただく中で、今年夏の概算要求においては、環境影響評価調査のための関係予算を国の予算として盛り込んでいただきたいと考えているところであります。
 これまでは議会中ということもありまして、私、直接、各関係機関に働きかけを行ってまいりましたけれども、なるべく早い時期に、本県選出国会議員の皆様方、県議会の皆様、そして、経済界をはじめ関係団体の皆様方のご協力もいただきながら、政府・与党に対して、この整備方式の早期決定について、要望活動を展開していきたいと考えているところであります。
 仮に、概算要求に盛り込めなかったときにどうするのかというお尋ねでありますけれども、先ほど申し上げましたように、これまでも早急に方向性を明らかにしていただきたいという要請を重ねてきたところでありまして、仮に、環境影響評価調査の関係経費が予算に計上されないということになると、いわゆる北陸新幹線が、もう既に関係予算が計上されて、具体的な調査にかかっているわけでありまして、次のステップとして、整備財源の確保でありますとか、もろもろの検討作業が進められていく中で、この西九州ルートが遅れてしまうというようなことがあっては決してならないと考えているところでありますので、引き続き、先ほど申し上げたように、要望活動等も積極的に展開しながら、整備方針を早急に示していただけるよう、全力を注いでいきたいと考えております。

 

     
         

2.石木ダム建設事業について(1)

○記者(NBC)  まず、石木ダムですけれども、何度も伺っていて恐縮なんですが、去年、知事選の際に、地元の方と話し合いをするという約束をされたかと思うんですけれども、その辺の実現のめどといいましょうか、そこら辺を伺いたいということ。
 あと、新年度予算については、本体工事予算を盛り込んでいるということで、予算のほうも通りましたけれども、具体的にはどういった本体工事というのをやられるのかということをまずお尋ねしたいと思います。

○知事  地権者の方々との面談のお話であります。これは、さきの知事選挙の際に、地権者の方々から、自分たちの思い、実情等について、ぜひ話を聞いてくれというご要請をいただきまして、その前までは、計画自体を白紙に戻さないと会わないというお話をお聞きしておりましたので、そういった点を確認させていただきましたところ、そうではないんだというお話をいただき、それでは、お会いをいたしましょうというところで、現在、担当部局と地権者の方々との調整を進めてきたところでありますが、まだまだ具体的な日程が決まるまでには至ってない状況であると聞いております。
 ただ、継続してずっと相談をさせていただいているところでありまして、地権者の皆様方も時期的に多忙な時期もあるので、しかるべき時期があれば、調整をしていただけるものと考えているところであります。できるだけ早く、そうした機会を設けることができればと考えているところであります。
 それから、新年度予算でありますけれども、現在は、いわゆる買収済みの用地を利用しながら、付け替え県道工事を行っておりますが、まだダム本体、用地自体を買収できていない状況でありますので、その段階で、具体的に関係予算の執行に着手していく必要があるものと考えております。

○記者(NBC)  31年度予算のほうに本体工事費を計上されているということだったんですけれども、まだ具体的に何をやるかというところではなかったんですかね。

○知事  地権者のご理解をいただいて用地が取得できたという段階では、もちろん、平成34年度事業完成を目指しておりますので、事業に着手していけるものと考えているところであります。

 

     
                

3.ローマ法王の長崎来訪について

○記者(NBC)  ローマ法王の長崎訪問ということで、11月25日前後というような具体的な話も出てきておりますけれども、ここに向けて県のほうとしては、世界遺産である「潜伏キリシタン関連遺産」とかを活かしたいろんな集客であるとか、そういった企画というか、政策というか、何か考えておられるようなことがあれば、伺いたいと思います。

○知事  ローマ法王様のご来県については、これまで世界遺産登録に向けてご支援をお願いした経過もありますし、また、機会あるたびに、ぜひ長崎にもご来県いただく機会を賜りたいというお願いをさせていただいてきたところであります。世界文化遺産として登録が実現できたこのタイミングで、ローマ法王様をお迎えできるということは、大変光栄なことではなかろうかと思っております。
 先週、前田枢機卿様からも、「潜伏キリシタン関連遺産」の登録のことについては、話題に上がりますよというようなお話もお聞きしたところでありまして、ぜひこの世界遺産の発信に向けて、機会をいただければ、地元としても大変ありがたいと思っているところであります。
 法王のご来県に際しては、ぜひ、長崎から平和の発信をしていただきたいということ。それから、ご承知のとおり法王様ご自身、「焼き場に立つ少年」の写真をカードにしてお配りいただくということで、平和に対する、ことのほか強い思いもお持ちいただいていると理解いたしておりますので、そうした機会をぜひいただいて、長崎から平和の発信、そしてまた被爆者の方々はもとより、多くの県民の皆様方との交流の機会もお持ちいただければ、大変ありがたいと思ってお待ちしているところであります。

○記者(NBC)  当然、法王が来られるということで、キリスト教関係の方を中心に、多くの方が長崎県に訪れるのではないかというふうにも思うわけですけれども、交流人口の増大というところにいくかと思うんですけど、その辺の機を生かして、県の方では何か考えていらっしゃることとかあればなと思ったわけですけど。

○知事  まだ、具体的なご日程でありますとか、どのくらいの滞在時間をいただけるのかというのも明らかではありません。できるだけ全世界に向けて、こういった世界文化遺産の情報などを含めて長崎の情報を発信できるように、しっかりと検討を進めていかなければいけないと思っています。

      

     
          

4.ふくおかフィナンシャルグループと十八銀行の経営統合について(1)

○記者(NBC)  十八銀行が、親和銀行との合併を前提に、来月4月からふくおかフィナンシャル・グループと経営統合するという流れになっているかと思うんですけれども、「十八」という名前は残るというような話も出ておりますけれども、一方で、県内から一部上場企業がなくなるということも事実でありまして、そのようなところで、知事は、何かお考えがあるのかお聞かせいただければと思います。

○知事  全国で唯一、一部上場企業がなくなってしまうということについては大変残念でありまして、さらに、上場企業が誕生するように県内産業の活性化、企業の育成に全力を注いでいかなければいけないと、こう思っているところでありますが、長崎発祥の企業様、あるいはゆかりの企業、これは一部上場企業の中にも数多くいらっしゃるわけでありまして、要は、軸足を長崎県内に置いていただく企業がなくなったということでありますので、ぜひ、さまざまな情報提供等も行いながら、上場に対して積極的にお取り組みいただけるように、さらに支援策の強化を図っていかなければいけないと思っております。

○広報課長  それでは、各社の方からお願いいたします。

 

     
          

5.石木ダム建設事業について(2)

○記者(長崎新聞社)  石木ダムに関して質問なんですが、今回、新年度当初予算で初めて本体工事費が盛り込まれたということですが、ただ、当初予算の発表時には内訳の5億円という数字に関しては、報道陣の取材に対しては明らかにされなかったと。
 県民からかなり反対も多い中で、19億円というお金を、内訳をわからずに必要なのかどうか判断するというのは非常に難しいかと思います。そういった税金の使い道という意味で、今回の石木ダムの19億円、中身がブラックボックスで、どういうお金の使われ方かわからないという状況を、県民への広報とか県民への説得という意味で適切だったかどうか、知事はどういうふうにご判断されていますでしょうか。

○知事  この関係予算は基本的に、それぞれの箇所ごとの予算というのは公表のタイミングがあると思っております。
 というのは、直接国の予算に関係する部分がありますので、国の予算の動向が実はまだ、予算が固まっていない。予算の配分というのはその後、国全体の予算の枠から箇所付けがなされて、それぞれの個々の事業費が明らかになるといった性格でありますので、恐らくそういったことを考慮して、なかなか公表しにくいというお話を担当部の方は差し上げたのではなかろうかと、こう思っております。
 ただ、明らかになり次第に、それはやっぱりきちんと県民の皆様方に説明をさせていただく必要はあるものと思っております。

○記者(長崎新聞社)  内示が出ない以上、明らかにしにくいという県側の論理は一定理解できるのですが、ただ19億円という額が大きいということと、長崎新聞の1年前のアンケートでは、不要だとされている方々の方が割合が高かったと。自分たちの税金が、事業の意図がわからなかったり事業が不要だと考えているものにお金を使われているのであれば、そうであるからこそ、どう使うのかと詳しく知りたいというのが県民の考えとしてはあり得ると思います。
 今後、こういった石木ダムのように非常に反対の強いものに関しては、内示が出なければ言えないというのは、そうなるとほとんどの数字が出せなくなってくるので、より詳細に、より丁寧に説明するというふうに、次回の予算案の発表以降はきっちり説明をしていただいた方が、県民にとっても納得度が高いと思うんですが、今後はどういうふうに広報されていくという感じですか。

○知事  全ての予算が個所ごとに明らかになるというのは、それは無理ですよ。だって、配分がなされていないわけだから。内示がなされていない状況のもので、県が公表できるはずがないじゃないですか。
 ただし、配分が明らかになって、公表できるようになれば、それはきちんと県民の皆様方にお知らせしていく必要はあるものと、こう思っております。

○記者(長崎新聞社)  わかりました。関連でもう一つ。一部の石木ダムに反対されている方々は、公開討論会を要求していらっしゃると思います。アンケートでもあるように、まだ、事業の意図がよくわからないとか、事業は不要じゃないかとおっしゃっている県民がたくさんいらっしゃる以上、賛成の立場、反対の立場から議論をして、どういうところに課題があるのかとか、どういうところに説得力が足りないのかというのを明らかにするのは、県政の立場からもメリットがあると思いますが、今後、公開討論会を開催されるとか、そのあたりのご意向はいかがでしょうか。

○知事  既にご承知のとおり、もうこの石木ダムの建設については、長年の期間をかけて、さまざまな説明させていただく機会も設けてまいりましたし、歴代の知事、あるいは私自身も直接、地権者の方々ともお会いをし、説明をさせていただいた経過もあるわけであります。
 そして現在、訴訟になっているわけでありますので、こういった状況の中で改めて公開討論会というのは、これはいかがなものかと考えているところであります。
 説明が求められるということであれば、それはもう、これまでも十分、意を配って説明をさせていただいてきたところでありますし、これからもまた、そういった部分について説明をするようにということがあれば、できるだけ説明させていただこうと思っております。

 

     
          

6.特定複合観光施設(IR)の水需要について

○記者(朝日新聞社)  石木ダムの件ですけれども、ハウステンボス地域にIRを設けるとすれば、現状で佐世保市では、もう今、水が足りないと言っています。
 そうした場合、まず、IRの水というのはどこで確保されていくお考えなのか。もし石木ダムができないとすれば、IRの必要な水というのは難しくなるのか、その辺をどう考えていらっしゃいますか。

○知事  これはまだ、IRで水需要がどのくらい生じてくるものか、その辺の計画自体がまだ詰まっておりませんが、全体としては水需要は増えていくだろうと想定されるわけであります。したがいまして、水需要が増加する中で、やはり石木ダムの必要性というのは、これまで同様、ご理解いただけるよう全力を尽くしていかなければいけないと、こう思っておりますけれども、具体的に事業が進展する中で、タイミングの問題もありますので、具体的にどう水を確保していくのかというのは、やはりこれからの具体的な作業の中で検討を進めていかなければいけないと思っております。

 

     
          

7.ふくおかフィナンシャルグループと十八銀行の経営統合について(2)

○記者(日本経済新聞社)  先ほどちらっと出てきた経営統合の関連のお話でお尋ねですが、今回、十八銀行、親和銀行が経営統合することによって、県内に巨大な金融機関ができることになると思いますが、メリットがいろいろとある反面、金利が上がるんじゃないかとか、ちゃんと離島とか過疎地域でもやるのかと、そういった懸念もあると思うんですけど、期待、要望と懸念、そのあたりを教えていただければと思います。

○知事  やはり経営統合ということに関しては、まずは、地域経済のリーダーとしての存在でありましたので、非常に人口減少が進展する中で、やはり地域経済のけん引役としてのリーダーシップを安定的に発揮していただく、そしてまたさまざまな支援機能も発揮していただく上では、その経営体質を力強いものにしていく必要があるものと考え、前向きに受け止めてきたところであります。
 ただ、それぞれの地域の動きというのはこれから、具体的な形で検討がなされていくものと、こう思っておりますので、私どもも、懸念される点についてはそれぞれ具体的な形で、例えば店舗展開がどうなるのか、住民の方々も強い関心をお持ちであろうと思いますので、引き続き、そういった点についても十分、大きな関心をもって推移を見極めていかなければいけないと思っております。

 

     
          

8.石木ダム建設事業について(3)

○記者(NHK)  石木ダムの先ほどの本体工事の件ですけれども、箇所付けがきちんとされないと公表は難しいというお話だったと思いますが、今現在では箇所付けは、まだされていないですよね。

○知事  まだ予算が成立していません。

○記者(NHK)  ですよね。でも、この前、県議会で、県議の方の質問には5億円というふうにお答えされていたと思いますが、それとの整合性というのはどういうことなのでしょうか。

○知事  5億円というのは、県が積み上げた予算額、一応、このくらいという前提で。
 それは例えば公共事業費も、内示がくるかどうかわからないわけですよ。県の予算にはこういう額で積み上げています。しかし、具体的にその額の内示がいただけるかどうか、わかりません。そういう前提の県の積み上げの数字のことを申し上げているのじゃないでしょうか。

○記者(NHK)  そこはたぶん、長崎新聞さんも、先ほどの質問はそうだったと思いますが、県の予算として、本体工事どれぐらいなんですかというふうに聞いたと思うので、多分、その5億円のことを私も伺ったんです。幾らぐらいですかと。そうしたら、それについてはお話しできませんと、その箇所付け前だったのでというお話だったんですが、今聞いている話、私が当時聞いた話と、議員の方が議会で質問された内容は、多分、一緒だと思うんですね。
 そうすると、どうして、私たちが聞いた時はお答えいただけなくて、議員の方が聞いた時はちゃんとお答えいただけたのかなというのが不思議ですが。

○知事  詳細によくわかりませんので(担当課が答えます)。

○河川課長  石木ダムについては、先ほど説明しましたように、国の補助事業で行っていまして、これまで当初予算の発表時には、具体的な内訳までは公表は差し控えさせていただいています。
 ただ、今回は予算総括質疑ということで、議会での質問でございましたので、そこはちょっとどうかという話も、いろいろ議論しましたけど、県の予算として、一応要求しているところを、議会の答弁としてお答えをしています。

○記者(NHK)  私たちも一応、お忙しい県民の方たちの代わりに、予算どうなのかと質問しているので、議員の方と差をつけられてしまうと、ちょっとこれはどうなのかなと思ますが。そのあたりはやはり、議員の方も県民の代表ですし、私たちも、県民の忙しい方たちの代わりに聞きたいことを聞くということでこちらに座っています。予算の時も、そういうふうに聞いておりますので、なるべく差をつけないで対応していただけたらと思います。

○知事  そこは、これから具体的に、どう対応していくのか、検討をさせたいと思っております。議会だから、県民の皆様方だからということで差をつけるということは、本来、好ましい話ではないと思っております。

○広報課長  それでは、最後の質問でお願いします。

 

     
          

9.九州新幹線西九州ルートについて(2)

○記者(長崎新聞社)  九州新幹線西九州ルートの開業に合わせた佐世保線の運行についてお伺いします。
 定例県議会の一般質問でも取り上げられていましたけれども、長崎ルートがフル規格になった場合に、佐世保線の一部区間が並行在来線になるということで、県としては経営分離をせずに現状維持できるように求めたいという方針を示されたと思いますが、今後、具体的にどういう働きかけを想定されているか、お答えください。

○知事  佐世保線の輸送改善については、これは平成4年の約束事項がありまして、県としてしっかり対策を講じていくということにしているわけでありますけれども、並行在来線の問題については、これはいわゆるフル規格でもって整備がされる時に並行在来線問題が生じてくるわけであります。
 我々は、フル規格での整備を願っているわけでありますけれども、私どもが考えておりますのは、先にミニ新幹線とフル規格新幹線の分析をされて公表された際に、収支改善効果等について、並行在来線を切り分けない前提で、前回の試算結果では88億円くらいだったと思いますけれども、改善効果が得られるというような調査結果になっていたと記憶しております。
 並行在来線を切り分けない形でそれだけの収支改善効果が得られるのであれは、これはもう議会でもお答えいたしましたように、相当多くの県民の皆様方が利用されている大事な路線でありますので、これを切り分けることなく、ぜひ継続してJR九州による営業を続けていただきたいと、こう願っているわけでありまして、これからもそういう姿勢で要請を続けていかなければいけないと思っております。

○記者(長崎新聞社)  県北地域の方からしたら、もちろん、在来線を経営維持できるというのはうれしいニュースだとは思いますが、試算の具体的なところを私が把握していないので細かいことをお聞きできないんですが、やっぱりフル規格で長崎から博多を併設しつつ、佐世保・博多間の経営も現状で維持するというのは、採算の面から考えて、ほかの鹿児島ルートや北陸新幹線の例を考えると厳しいのではないかという考えもあるかとは思います。
 その中で、県がフル規格を求めつつ、佐世保線の現状維持も求めるという姿勢自体がJRにとっては、ちょっと都合がいいというか、矛盾しているように捉えられかねないのではというふうに思いますが、そういった点は県としてはどういうふうに両方を実現させていくお考えでしょうか。

○知事  この在来線の佐世保線といいますと、博多から武雄温泉間、これは確かに、仮にフル規格になると並行してくる形になるでしょう。しかし、そこから佐世保に至る、あるいはハウステンボスに至る路線は、これは並行在来線じゃないものと、こう思っております。
 そうすると、そこの部分だけJRさんが管理されて、幹線部分を全く切り離してしまわれるのかどうか。これはもう一つ、唐津線もあるわけですね、同じように横に延びている線路があります。恐らく博多・佐賀区間等については、数多くの方々が通勤・通学等でご利用なさっておられると思いますので、そこは収支面でどのような形になるのか、私どもも全く内容が把握できてない状況でありますので、引き続き、通勤・通学客等の利用を含めて、切り離さない選択肢もあり得るのではなかろうか。
 例えて申しますと、諫早・長崎間の並行在来線、これも切り離さないという形でJRに直接運行していただくということになっているわけでありますので、私どもの希望としては、ぜひそういった形で運航を継続していただきたいと、こう願っているところであり、そうした考え方のもと、対応していきたいと思っているところです。
 ただ、これはJR九州さんも具体的にまだ検討されてない段階だろうとお聞きしておりますので、これからの動向を踏まえて適切に対応していかなければいけないと思っております。

○広報課長  それでは、以上をもちまして、定例記者会見を終了いたします。

○知事  どうもありがとうございました。

 

     
      ★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。      
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