令和5年2月定例会
主な質問・質疑
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<審査案件>
議案:第16号議案「内部組織の設置に関する条例の一部を改正する条例」ほか6件
諮問:第1号諮問「退職手当支給制限処分に係る審査請求に関する諮問について」
<審査結果>
議案:原案のとおり可決すべきものと決定
諮問:棄却すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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(質問) |
第16号議案「内部組織の設置に関する条例の一部を改正する条例」に関し、「危機管理部」については、新たに部長を設置するとともに、災害対策本部の総務対策部長として、実務上の指揮命令を行う「危機管理対策監」を配置することとしているとのことだが、現在の人員から変更はあるのか。 |
(答弁) |
現在は37名体制であるが、1名増の38名とし、防災や、国民保護などに、重点的に人員配置をしていきたい。 |
(意見) |
「防災企画課」及び「基地対策・国民保護課」を新設するとのことなので、佐世保の基地対策などしっかり対応していただきたい。 |
議案以外の主な論議 | |
(質問) |
「ニセ電話詐欺被害防止対策」に関し、全国各地で強盗被害が起きている中で、資産を持っている方などの名簿が出回っているとの情報があるが、名簿の対象者が県内にいることを把握した場合、どのような対応をとっているのか。 |
(答弁) |
コールセンターを開設している期間中は、同センターのオペレーターが対象者に対して、注意喚起の電話連絡をするとともに、同センターから葉書の送付を行っている。 県警でも同様の対応を行うとともに、警察官が対象者を訪問し、直接注意喚起を行っている。 |
(質問) |
「こんな長崎どがんです会」に関し、開催は平日に行っているのか。 また、開催場所は、どこで行っているのか。 |
(答弁) |
基本的には平日の開催であるが、参加者の状況やテーマに応じて、柔軟に対応している。 昨年5月に開催した「子育て」のテーマ、8月に開催した「UIターン」のテーマの際は、参加者の都合も聞きながら土日開催とした。 開催場所は、借上げ経費を少なくする観点から、県庁会議室を活用しているが、現場に出向いて、現場の空気感、環境を感じながら、意見を聞くことも大事な側面だと考えるため、「女性の視点を取り入れたまちづくり」のテーマの際は、参加者の活動拠点となっている県央地域で開催した。 また、「スタートアップ支援」のテーマの際には、CO‐DEJIMAで開催する工夫も行った。 |
(質問) |
「マイナンバーカード」に関し、新生児に対する交付申請手続きはどのようになるのか。 |
(答弁) |
現状では、出生届が市町村に提出されたのち、住所地の市町村で住民票を作成し、マイナンバーが付番される。それから交付申請という手続きになるので、一定の時間がかかることとなる。 このため、現在、厚生労働省、デジタル庁、総務省において、新生児に対し、出生後、すみやかに交付するための検討が行われている。 |
(質問) |
2月末の本県の交付率は63.8パーセントとのことであるが、最終的な目標をどのように考えているのか。 |
(答弁) |
ほぼ全ての国民に行き渡らせるのが国の目標であるので、県としても、最大100パーセントの県民に行き渡るように努力を重ねるべきだと考えている。 |
(質問) |
「♯7119救急安心センター事業」に関し、「福祉保健部と連携し、導入に当たっての実施方法等、県の考え方を市町の消防、医療部局に対して説明した」とのことであるが、具体的にどのような説明をしたのか。 |
(答弁) |
救急搬送件数・搬送人員、病院到着までの時間が過去最高になっていることを踏まえ、救急搬送、救急医療の負担軽減に効果のある♯7119を導入し、県と市町で協力して実施するため、先行する都府県の状況や、実施イメージとして、県において実施すること、民間コールセンターへの委託を行うこと、24時間365日の実施体制にすることなどについて説明を行った。 |
(質問) |
今後のスケジュールはどうなっているのか。 |
(答弁) |
県の考え方に対する市町の意見、意向を伺っているところであり、その結果により、さらに協議が必要になることもあり得ると考えている。 3月12日の週には回答いただくことにしており、出された意見等を詳しく聞きながら取りまとめていき、今後のスケジュールを組み立てていきたい。 |
その他、交わされた論議 | |
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