令和5年2月定例会
主な質問・質疑
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<審査案件>
議案:第24号議案「長崎歴史文化博物館条例の一部を改正する条例」ほか3件
<審査結果>
議案:原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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(質問) |
「最低制限設計価格の見直し」に関し、「地域の守り手」の役割を担う建設業において、若手入職者の低迷や就業者の高齢化などによる担い手不足が喫緊の課題であることから、最低制限設計価格を、現行の90%から92%の範囲で設定していたものを、一律92%に見直すとのことだが、どのような効果を考えているのか。 |
(答弁) |
建設業協会では、担い手確保・育成対策を推進するためのアクションプランを作成し、3年間で概ね5%以上の職員給与の上昇、完全4週8休制の実施、新規採用職員の増加、及び、その目標の進捗をデータで把握する取組を推進することとしており、そのためには、最低制限設計価格の一律92%への見直しが不可欠として知事へ要望があった。 県としても、給与水準が上昇することや、働き方改革につながり担い手不足の解消に効果があると考えている。 |
(質問) |
今回の見直しで、県の予算にどのような影響が出てくるのか。 |
(答弁) |
約6億円の影響が出ると試算しており、建設業協会には確実にアクションプランを実行していただく必要があるため、県も毎年フォローアップに努めてまいりたい。 |
(質問) |
「世界遺産の保存活用」に関し、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録5周年記念事業を開催されるとのことだが、コロナ禍により大きなダメージを受けた本県観光産業の起爆剤となるよう取り組んでいただきたいが、県はどのような取組を考えているのか。 |
(答弁) |
各種イベントを開催することにより、改めて世界遺産の価値や構成資産地域の現状や魅力をアピールし誘客に努めるとともに、若い世代にも関心を持ってもらうことにより、保存・活用の活動に関わっていただく方を増やしていき、世界遺産の保護・継承に努めてまいりたい。 |
(質問) |
こういう記念事業が一過性で終わらないよう行っていただくとともに、やはり、一番大事なのは構成資産の保存管理であり、県は力を注ぐべきと考えるが、今後どのように取り組んでいくのか。 |
(答弁) |
登録後は、世界遺産を持つ自治体として、構成資産のある市町と共に、適切に保護・保存し次世代に継承する責務を果たすため、ユネスコへ提出した「包括的保存管理計画」に基づく取組を着実に推進している。また、5周年の節目を控え、この計画の改訂を進めており、より実効性の高い計画として、ユネスコへ提出する準備を行っている。 |
その他、交わされた論議 | |
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