令和3年6月定例会

主な質問・質疑

定例会を終わって  ●主な質問・質疑  ●会期日程  ●本会議一般質問  ●予算総括質疑  ●意見書・決議  ●議員提案条例

各常任委員会の委員長報告要旨については、こちらをクリックしてください。

総務委員会 文教厚生委員会 観光生活建設委員会 農水経済委員会 予算決算委員会


 予算特別委員会

 <審査案件>
  議案:第97号議案「令和3年度長崎県一般会補正予算(第5号)」ほか17件
 <審査結果>
  議案:原案のとおり可決・承認すべきものと決定

議案にかかる主な論議
総務分科会
(質問)  地域振興部関係の「企画費」に関し、約5億円もの予算が減額となっており、その内容としては、「国境離島の航路・航空路運賃軽減事業について、コロナの影響による利用者の落ち込みによる減など、複数の事業によるものであり、また、これらの事業に関連する特定有人国境離島地域社会維持推進交付金について、交付金を充当する歳出予算の減額に伴い、約2億3千万円の減額となっている。」との説明であったが、国の交付金の減額については、国と協議のうえ、他の内容で使えるようにすることはできないのか。
(答弁)  国の交付金については、執行見込みを早期に把握して、その有効活用について国と協議していきたいと考えている。
 
文教厚生分科会
(質問)  「長崎県・市町被災者生活再建支援制度 案の概要」について、年々災害が激甚化しており、今回、長崎県で新たに制度ができることを評価している。
 昨年の災害では、長期避難を強いられた被災者の方も多数おられた。
 国に準じた制度とのことだが、今後運用していくに当たって、ある程度、県の方で基準的なものを持っておくべきではないか。
(答弁)  避難指示や勧告、警戒区域の設定等が解除される見通しや、ライフラインの復旧の目途、地すべりや地盤の状態等に関する専門家の意見等をしっかり聞いたうえで、災害によって、適用判断が異なることがないよう、総合的に判断していく必要がある。
(質問)  新型コロナウイルスワクチン接種体制等の強化に関し、これからは64歳以下の方の接種が対象になってくるが、若い方々の接種率を向上させるために、県としてどのようなことを考えているのか。
(答弁)  様々なアンケートを見ると、年齢層が低くなるほど、接種を希望する方が少ないとの結果が出ている。
 県としては、より多くの方々に接種してもらい、接種率を向上させるため、若い方々も含めて、県民の皆様にワクチンの安全性や、有効性、メリットなどを広く発信していきたい。
 
環境生活分科会
(質問)  長崎港松が枝地区のクルーズ岸壁延伸事業にあわせた、先導的官民連携支援事業費に関し、全体的なスケジュールはどのように考えているのか。
(答弁)  岸壁背後地の本格的な事業実施については、岸壁整備完了予定の令和7年度以降と考えているが、それまでの間、交通結節機能強化として路面電車延伸についての検討、地元住民の意見聴取、背後地活用の検討などを並行して進めていきたい。
 また、整備構想策定にあたっては、地元長崎市や、地元で活動している歴史まちづくり協議会、地域の方々の声をしっかりと聞きながら取り組んでいきたい。
 
農水経済分科会
(質問)  長崎県事業継続支援給付金事業費に関し、県と市町が連携して実施した長崎県事業継続支援給付金の支給対象は、国の基準になら「特定月の売上50%以上減」となっていたが、基準が厳格である。 
 今後、支援を行う場合は、要件が緩やかな市町の基準にあわせることを検討できないか。
(答弁)  コロナ禍における各種施策については、県・市町がそれぞれの役割・考えのもと行われており、県としては、市町と十分連携しながら、限られた予算の中、当給付金以外にも、設備整備や事業再構築に対する支援など多岐にわたる支援策を講じてきている。
 引き続き、市町と連携して行う事業については、市町の意見を踏まえ、対応していきたい。
 
その他、交わされた論議
  • 予算全般