令和3年11月定例会

主な質問・質疑

定例会を終わって  ●主な質問・質疑  ●会期日程  ●本会議一般質問  ●予算総括質疑  ●意見書・決議  ●議員提案条例

各常任委員会の委員長報告要旨については、こちらをクリックしてください。

総務委員会 文教厚生委員会 観光生活建設委員会 農水経済委員会 予算決算委員会


 予算特別委員会

 <審査案件>
  議案:第127号議案「令和3年度長崎県一般会計補正予算(第16号)」ほか4件
 <審査結果>
  議案:原案のとおり可決、承認すべきものと決定

議案にかかる主な論議
総務分科会
(質問)  警察管理費に関し、職員給与費に係る既定予算の過不足調整が約3億2千万円の減額となっているが、何が原因なのか。
(答弁)  給与費の予算は、職員全体の人数で計算しているが、職員に中途退職した者や育児休業を取得した者などが出たことにより、不用額が生じ、今回、減額を行ったものである。
 
文教厚生分科会
(質問)  新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費に関して、県コロナワクチンコールセンターにおけるこれまでの相談件数や相談内容はどのようになっているのか。
(答弁)  3月15日の開設以来、11月23日までの実績で、8,178件の相談を受けている。相談の内容としては、接種後の副反応に関する相談、接種の予約や接種券の発行に関する相談、接種前の不安に関する相談、などとなっている。
(質問)  私立の中・高等学校において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、予定していた修学旅行を急遽中止したことで発生したキャンセル料の負担を補助する経費に関し、高等学校で480万円、中学校で20万円の補助ということであるが、対象となる学校数はどれくらいあり、補助の条件はあるのか。
(答弁)  高等学校については21校、中学校については5校を予定している。
 新型コロナウイルスの影響で、クラスターが発生し、急遽中止になった場合等、旅行の実施期間に応じて生じるキャンセル料を補助することとしている。
(質問)  ワクチン・検査パッケージ等に係るPCR等検査無料化事業費に関し、県内のどこでも検査を受けることができるのか。
(答弁)  県内8つの医療圏のそれぞれで年内に開始できるよう調整しているところであり、県のホームページや薬局の窓口等で情報を提供していきたい。
 
観光生活建設分科会
(質問)  繰越明許費に関し、人材不足で受注ができないことから、繰越せざるを得ないのではないか。人材確保への取組は行っているのか。
(答弁)  本県建設業従事者の半数が50代以上であるという現状を踏まえると、将来的に深刻な人材不足に直面する恐れがあるため、今のうちから将来の担い手確保の取組が必要と考えている。
 このため、産学官の協議会を立ち上げ、平成27年度から、求人活動の強化、技術習得の支援、就労環境の改善などの取組を行っている。
 
農水経済分科会
(質問)  災害関連緊急治山費に関し、雲仙市小浜町小地獄地区の大雨災害においては、早急な復旧工事が急務と考えるが、今後、どのような対策を進めていくのか。
(答弁)  応急対策として、土砂が流れ出さないための大型土のうの設置等を既に完了している。
 また、避難体制の整備について、異常が発生した場合は、早急な避難ができるように、メールと警報機で、地域住民や下方の宿泊施設、県・市へ自動で情報が届くよう、避難・連絡体制を強化している。
 また、復旧工事については、現在、測量設計を行っており、今年度内に着手できるよう努めたい。
 
その他、交わされた論議
  • 補正予算