令和3年11月定例会
主な質問・質疑
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<審査案件>
議案: 第139号議案「公の施設の指定管理者の指定について」
請願: 第2号請願「ゆきとどいた教育を求める請願」
<審査結果>
議案: 原案のとおり可決すべきものと決定
請願: 不採択すべきものと決定
議案以外の主な論議 | |
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(質問) |
新規学卒就職者の離職対策に関し、高校生の県内就職率が公立、私立含めて69.9パーセントと過去最高となっているが、離職率が44パーセントとなっており、全国平均よりも5ポイントほど高くなっている。せっかく県内に就職していただいても、3年以内に約半数の人が離職して県外に流出しているようである。県内に就職された方々、離職された方々の実情をきちんと把握して、県の人口減少対策の政策に活かしていただきたいがどうか。 |
(答弁) |
離職者の追跡は、非常に難しいところもあるが、しっかりと対策ができている高校もあると思うので、そういった事例も参考にしながら、全体として離職率が低くなるように取り組んでいきたい。 |
(意見) |
長崎県の最重要課題は、人口減少をいかに止めるかにかかっている。県内に就職された方たちにいかに残っていただくかで決まると思うので、今後の政策に期待する。 |
(質問) |
GIGAスクール構想の実現のための人材育成等に係る陳情に関し、ICT支援員や、GIGAスクールサポーターの配置に係る財政支援の継続について要望がなされているが、どのように対応しているのか。 |
(答弁) |
ICT支援員は、各学校4校に1名当たりの交付税措置がなされている。市町に関しては、その活用を進めていただくことをお願いしている。また、県としても、全国都道府県教育長協議会等を通じて国に要望を行っている。 |
(質問) |
県主導による先生方へのICT研修のより一層の充実も求められているが、現状どのような研修を重点的に行っているのか。 |
(答弁) |
教員の研修については、今年度、県内22会場において、導入した機器の基本的な操作内容について研修を行っている。また、併せて、簡単な操作方法がわかる動画等も提供させていただいている。来年1月までには、クラウド上で教材を共有し、県内全ての教員が、そのコンテンツを活用できるような推進サイトを構築したい。 |
(質問) |
民生委員費に関し、適正配置について、市町と継続して検討・協議していくとあるが、現状、具体的にどこまで進んでいるのか。 |
(答弁) |
現在、来年12月1日の一斉改選に向けて、市町や、民生委員・児童委員協議会の意見をお伺いしており、地理的条件や世帯構成など地域の実情を踏まえたうえで、来年5月頃までには、市町毎の定数を決定したいと考えている。 |
(意見) |
民生委員は地域で重要な役割を担っており、しっかり確保してもらいたい。 |
(質問) |
介護ロボット・ICT普及促進事業について、介護事業所への導入支援について、小規模事業所への導入が遅れているが、今後どのように取り組んでいくのか。 |
(答弁) |
特に小規模事業所はコスト面が課題となっており、来年度以降も予算を確保し、介護事業所の業務効率化や職員の負担軽減を図り、介護人材の確保を支援していきたい。 |
その他、交わされた論議 | |
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