令和3年9月定例会

主な質問・質疑

定例会を終わって  ●主な質問・質疑  ●会期日程  ●本会議一般質問  ●予算総括質疑  ●意見書・決議  ●議員提案条例

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総務委員会 文教厚生委員会 観光生活建設委員会 農水経済委員会 予算決算委員会


 予算特別委員会

 <審査案件>
  議案:第110号議案「令和3年度長崎県一般会計補正予算(第11号)」ほか5件
 <審査結果>
  議案:原案のとおり可決・承認すべきものと決定

議案にかかる主な論議
総務分科会
(質問)  人事委員会事務局の「事務局費」に関し、「警察官の採用試験においてSPI試験を導入するとのことだが、今後、全ての採用試験においてSPI試験を導入していく方向性なのか。
(答弁)  県職員採用試験においては、今年度から、行政B、土木Bなどの試験職種でSPI試験を導入したところである。
 試験職種によって、従来の教養試験とSPI試験を併設する形で採用試験を実施していきたい。
(意見)  SPI試験の導入は大変評価できることであり、今後、優秀な人材を採用できるように、試験を実施してもらいたい。
 
文教厚生分科会
(質問)  「新型コロナワクチン接種体制確保事業」に関し、新型コロナウイルスワクチン接種後の専門的相談窓口に対して、どれくらいの相談があっているのか。また、相談内容はどのようなものなのか。
(答弁)  県で設置している新型コロナワクチンコールセンターについては、3月15日の開設以来、9月26日までの相談実績が7,151件、1ヶ月平均で約1,200件の相談があっている。
 主な内容としては、発熱や痛みなどの、接種後の副反応に関するものが約5,000件、アレルギーや、服用薬など接種前の不安に関するものが約1,200件となっている。
 
観光生活建設分科会
(質問)  「観光地受入態勢ステップアップ事業」に関し、長崎県独自の事業として昨年度から実施し、事業者の方々から、大変高い評価を頂いているが、今年度の事業による効果は、どのように考えているのか。
 また、今後、事業効果をより高めるために、どのように取り組むのか。
(答弁)  今年度の事業期間中においては、約1,200人の雇用が維持されるものと試算しており、コロナ禍で落ち込んでいる業界のモチベーションを高め、観光地の活性化が図られるものと期待している。
 また、今後、さらに事業者の個々の事情を汲み取り、観光客の受入態勢に繋がる事業として、外部の意見も取り入れながら、最大限の効果を発揮できるよう取り組んでいきたい。
 
農水経済分科会
(質問)  「ミカンコミバエ防除対策費」に関し、長崎県内において、ミカンコミバエの誘殺数が増えてきている。早急の対応が必要と考えるが県の防除の対応状況はどうなっているのか。
 また、ミカンコミバエは果実だけではなく果菜類にも産卵するため、万一、まん延してしまうと、農家には大きな被害となる。県においては、生産者だけでなく、県民の皆様に防除にかかる周知徹底を強く図るべきと考えるが、県の見解はどうか。
(答弁)  誘殺が確認された地点の周囲5キロにテックス板を設置し防除を行うほか、生産者や住民の皆様に対して、不要な果実等を園地や庭に放置しないように呼びかけるとともに、生産者には通常の防除を徹底するように働きかけを行っている。
 また、これまでも、自治体を通じて回覧板等で、まん延防止対策実施のお知らせに加え、園地や庭に不要な果実等を放置しないように呼びかけを行ってきたところであるが、今後、さらなる周知徹底を図っていくとともに、本県の他の農産物に被害が出ないよう、初動防疫を徹底していきたい。
 
その他、交わされた論議
  • 予算全般