令和3年9月定例会
主な質問・質疑
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<審査案件>
議案: 第112号議案「長崎県安心こども基金条例の一部を改正する条例」ほか2件
<審査結果>
議案: 原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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(質問) |
第120号議案「長崎県病院企業団の共同処理する事務の変更及び規約の変更に関する協議について」、奈留医療センターの在宅介護支援センターが行っていた居宅介護支援事業及び五島市から運営委託されていた老人介護支援センター事業が廃止されたということであるが、ケアマネージャーが不在になったということか。 |
(答弁) |
この事業を実施していた期間は、ケアマネージャーを採用して業務を行っていた。後任について公募を含めて確保に努めたが、確保できなかったものである。 |
(質問) |
規約から事業を削除するということは、今後、奈留医療センターにはケアマネージャーを配置しないということか。 規約から事業を削除しなければならないのか。 |
(答弁) |
いずれの事業も他の団体に引継ぎを行い、島内で対応できる体制を確保している。今後は、そうした団体と連携して、奈留医療センターは医療面を中心に、島民を支えていきたいと考えている。 |
(質問) |
奈留医療センターで今後も介護事業を実施しないことで、島民の方にとっては利便性が下がり、納得できないのではないかと考えるがどうか。 |
(答弁) |
奈留医療センターの介護事業を廃止して1年以上が経過したが、医療面については、必要なリハビリ体制を強化する等、体制を整えているところである。 地元住民の方には、十分ご説明をしたところであり、ご理解をいただいたものと考えている。 |
議案以外の主な論議 | |
(質問) |
「幼稚園・保育園の送迎バスの運行指針について」に関し、7月29日に福岡県中間市の保育園で、5歳児が、送迎バスに取り残されて、熱中症で亡くなってしまうという大変痛ましい事故が発生したが、県内で、バスを運行している幼稚園等の施設はどれくらいあるのか。 また、こういう痛ましい事故を受けて、どのような対応をされたのか。 |
(答弁) |
178施設でバスの運行を行っており、保育所が49施設、幼稚園が27施設、認定こども園が102施設となっている。 対応としては、各私立幼稚園及び保育所の実施主体である市町に対して、「登園時等における園児の出席確認、及び園バス運行時の安全対策の徹底について」の文書を発出するなどの注意喚起を行ったところである。 |
(質問) |
こういう痛ましい事故を教訓にして、長崎県でもこういった事故が絶対に起こらないようにしていただきたい。 福岡県では、独自の運行の指針を策定したように聞いているが、長崎県ではそのような指針を策定することは検討されているのか。 |
(答弁) |
監査等の機会に、バスを運行している施設に関しては、運行マニュアルの策定状況などの聞き取りを行い、更に全ての施設に対して、安全管理の基本である園児の人数確認の手順について再確認するなどして、保育中の事故防止に努めてまいりたい。 |
(意見) |
子供の事故というのは、大人が守ってあげるしかないので、あらゆる機会を通じて、徹底していただきたい。 |
(質問) |
「お見合いシステムについて」に関し、システムの改修により、今までは窓口に行かないと写真の閲覧や、面会の申込みができなかったものが、10月から、最初の登録時に一回来所すれば、自宅で可能になるとのことであるが、その登録時の来所がなければ、もっと会員数が増えるのではないか。本人との面談はオンラインで行ったり、独身証明書は郵送したり、やり取りできると考えるがどうか。 |
(答弁) |
一度お会いして、身だしなみのアドバイスや、コーチングについてもしっかりと対応することが、マッチング率の向上につながると考えるので、初回については来所していただくことにしている。 また、行政が運営するシステムであり、セキュリティ上の安心感を担保するためにも、独身証明書をご持参いただき、本人確認を行うことにしている。 |
その他、交わされた論議 | |
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