令和3年2月定例会
主な質問・質疑
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<審査案件>
議案:第2号議案「令和3年度長崎県一般会計予算」ほか29件
<審査結果>
議案:原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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総務分科会 | |
(質問) | 県政150周年記念事業費に関し、大きな節目にあたり、さらなる事業展開を図り、記念すべき県政の節目を県民の皆様と共有すべきだと考えるが、どうか。 |
(答弁) | 本県では、これまで取り組んできた新幹線のプロジェクトや民間における様々な取組が動き出しており、来年度においては、新幹線開業に向けた事業や、ソサエティ5.0の推進についてもICTフェアの開催など、各部局で様々な事業を展開することから、こうした取組と連携させながら、全体として県政150周年事業を盛り上げていきたい。 また、民間で進行している様々なプロジェクトにあわせて、ソフト面での新たな取組を進め、総合計画の5年間の中で交流人口の拡大を図りたい。 |
文教厚生分科会 | |
(質問) | ながさき少子化対策強化事業費に関し、厚生労働省が発表した令和2年の人口動態統計の速報値によると、全国の出生数は、過去最小、婚姻減少率も70年ぶりの大きさであったが、長崎県の状況はどのようになっているか。 また、コロナ禍の中、結婚支援事業はどう進めるのか。 |
(答弁) | 速報値での長崎県の出生数は、9,906人、前年比5%の減であり、婚姻件数は、4,988件、前年比11%の減であった。 県の結婚支援事業としては、来年度は、17市町に設置している婚活サポートセンター窓口の運営やセミナーの開催など、市町との連携を進めるとともに、「お見合いシステム」についても新しい生活様式等に対応できるよう自宅での写真閲覧機能を設け、申し込みも自宅から簡易にできるよう、システムを改良するなど、さらに利便性を高め、多くの方に出会いの機会を提供していきたい。 |
環境生活分科会 | |
(質問) | 大型客船誘致促進プロジェクト推進事業費に関し、コロナ禍で厳しい状況の中、令和3年のクルーズ船の予約はどのような状況か。 また、国際クルーズや国際航空路線が再開した際は、どのような水際対策と受入態勢の整備を考えているのか。 |
(答弁) | 国際クルーズは再開していないため、予約は再開している国内クルーズの2回のみである。 また、現在、県内の空港・港湾は、新型コロナウイルスに対応できる検疫体制が整備されていないため、国に要望することとしている。 国内クルーズは、船社及び港湾管理者がそれぞれ、国のガイドラインに基づき、感染防止対策を講じているが、国際クルーズについては、現在、国において、ガイドラインを策定中である。 |
農水経済分科会 | |
(質問) | スマート農業推進費に関し、農林業の各分野で、AI・ICT等スマート農林技術導入による主な取り組みはどのようなものがあるのか。 また、農林業の効率化においてドローンの活用は大変有効であり、今後、ドローン操作オペレーターの育成が必要となってくるが、現在の状況はどのようになっているのか。 |
(答弁) | 水稲においては、直進アシスト付のトラクターや田植え機、ラジコンの草刈機、露地野菜においては、生産出荷予測システムやAIを利用した自動選果システム、施設園芸においては、環境制御技術による単収向上に取り組んでいく。 また、ドローンを活用した水稲・露地野菜の防除や、整備した森林区域の測量作業を省力化する実証を進めていくこととしており、令和2年度は、4地区で18名のドローンオペレーターの育成を支援している。 |
その他、交わされた論議 | |
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