令和2年11月定例会
主な質問・質疑
各常任委員会の委員長報告要旨については、こちらをクリックしてください。
<審査案件>
議案:第122号議案「令和2年度長崎県一般会計補正予算(第9号)」ほか7件
<審査結果>
議案:原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
---|---|
総務分科会 | |
(質問) | 令和3年度実施の県職員採用試験に関し、職員の採用について、新たな試験制度に向けて、周知するための予算が計上してあるが、試験内容等を見直すこととした背景と、その結果として、どのような効果が見込まれるのか。 |
(答弁) | 採用試験のうち、大学卒業程度の行政職(特別枠)については、様々な学部の学生が受験しやすい試験内容で実施してきたが、近年、応募者数が伸び悩んでいる。このため、民間企業を志望する学生が、より一層受験しやすい試験内容へ見直し、試験内容を多くの民間企業が導入している「SPI3(スリー)」という試験に変更するとともに、試験の実施時期を早めることにより、民間企業と本県採用試験との併願をしやすくするものである。本年59名であった応募者について、既に同様の変更を行った他県を例にすると、来年は約400名程度まで増加するものと見込んでいる。 |
文教厚生分科会 | |
(質問) | 高校生の離島留学推進事業に関し、離島留学生が、実家に帰省後、帰島した際に実施するPCR検査に要する経費の補助について、何名の生徒が対象となり、どのような仕組みとなっているのか。 |
(答弁) | 離島の医療体制を守るという趣旨から離島留学実施校5校について、島外からの入学者151名全員を対象とし、病院企業団と連携を取りながら実施したいと考えている。生徒が、帰島した際に発熱等がある場合は、民間の宿泊施設で様子をみる場合もあると考えている。 また、生徒、保護者の了解のもとに実施したいと考えており、費用負担については、全額を公費で対応することとしている。 |
環境生活分科会 | |
(質問) | 交通事業者への使用料支援給付事業に関し、今回、係船料の補助を受ける航路事業者は、前年度と比べてどれくらいの損害があるのか。 |
(答弁) | 支援対象の9事業者の年間係船料1億1千万円のうち、今回、その約55%の6千万円を支援することとしている。要件として、新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年の同月比で売上が30~50%落ちているところは半額、50%以上落ちていればその月の分を全額支給することとしており、トータルでは、年間概ね3割から5割の損害を受けていることが想定されている。 |
農水経済分科会 | |
(質問) | 災害復旧費」に関し、今年9月の台風9号及び10号により被災した平漁港の浮桟橋について、今後どのようなスケジュールで復旧していくのか。 |
(答弁) | 浮桟橋については、杭が2本折れていることから、新たに、2本海中に打設する必要があり、時間を要することから、現在のところ、令和3年12月の復旧を予定しているところであるが、島民の足となる高速船が就航・着岸する場所であることから、復旧に向けての体制を整え、早期復旧に努めたい。 |
(意見) | 今後、同規模の台風が来た場合、同じような被害が出ないよう併せて防波堤の整備も行ってもらいたい。 |
その他、交わされた論議 | |
|