令和2年11月定例会

主な質問・質疑

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 環境生活委員会

 <審査案件>
  議案: 第128号議案「自然公園内県営公園施設条例の一部を改正する条例」 ほか 8件

 <審査結果>
  議案: 原案のとおり可決すべきものと決定

議案にかかる主な論議
(質問)
 長崎県港湾管理条例の一部を改正する条例に関し、新型コロナウイルス感染防止対策として、港湾区域へ入港する船舶に対し、乗員の感染等に関する情報収集を行うとのことだが、どこが受け持つのか。また、日本船、外国船の両方に対して行うのか。
(答弁)
 全国的な感染拡大や船舶の寄港地で感染が拡大している場合に、県港湾課から港湾利用者に対して情報の提供を依頼することとなり、国内船、外国船の両方についての実施を考えている。
   
(質問)
 外国船は、情報の収集が難しいのではないか。
(答弁)
 国際クルーズ船の場合、船舶代理店から係船等の許可申請が出されるため、その代理店等に情報提供をお願いする形になる。
   
(質問)
 公の施設の指定管理者の指定に関し、「長崎交通公園の指定管理者候補である一般社団法人長崎県安全運転管理協議会は、どのような活動を行っている団体なのか。
(答弁)
 事業所を対象に、安全運転に関する研修や啓発活動を行うなど、現在の指定管理者である一般財団法人長崎県交通安全協会と連携して交通安全活動を行ってきた団体である。
 
(質問)
 公の施設の指定管理者の指定に関し、県営住宅の家賃収入に対して、指定管理料が高いという印象がある。指定管理者の選定に当たって費用の上限は設定していないのか。
(答弁)
 他の指定管理施設では、過去5年間の実績等で上限を設定する場合があるが、県営住宅の場合はエレベーターの台数増により法定点検費用が増える等、過去とは違う新たな費用が出てくるケースもあるので、その上で費用がどうかというところも選定における採点要素の一つにしている。
(質問)
 業務内容について、維持管理以外で、家賃の徴収や滞納者への督促等を入れることは検討しているのか。
(答弁)
 滞納者への対応は県の家賃徴収員が行っており、指定管理者もこれに協力する形で家賃の徴収業務に当たっている。
(意見)
 民間の管理業者も幅広いノウハウと知恵を持っているので、将来的には民間の活用についても検討していただきたい。
 
(質問)
 「長崎県総合計画チェンジ&チャレンジ2025(にせんにじゅうご)について」のうち関係部分に関し、「成人の週一回以上のスポーツ実施率」について、数値目標を65%から54%に下方修正した理由は何か。
(答弁)
 当初は、国の目標に合わせて設定したが、スポーツ推進審議会より、本県の実態に応じた実効性のある取組による実現可能な目標を設定すべきとの指摘を受け、令和元年度の全国実績を超える54%を目標値とした。具体的な取組としては、総合型地域スポーツクラブを拡大充実し、会員数を増やしていきたい。
(質問)
 県とNPOなど多様な主体との協働実施件数に関し、「現在、県内でNPO法人等がどれだけ登録され、活動状況はどうか。また、今後5年間にNPO法人等に対してどのような取組を行っていくのか。
(答弁)
 NPO法人は、令和元年度末現在で506団体あり、そのうち、福祉施設等を運営する事業系の団体が約半数を占め、それ以外の団体においても、様々な分野で活発に活動している。
 今後も、行政とNPO法人等が協働の在り方や必要性を認識し、地域課題解決などに取り組む団体の掘り起しや育成を行うとともに、協働サポートデスクを活用したマッチングに取り組んでまいりたい。
 
議案以外の主な論議
(質問)
 入札の状況については、辞退や不調・不落が多いとのことだが、県としてどのように受け止めているのか。また、建設業界からはどのような意見が出され、どのように対応するのか。
(答弁)
 不調・不落の発生により、事業進捗の遅延、繰越の増加、再入札による事務量の増加が懸念される。建設業界からは、技術者、下請業者が不足するため、工事の平準化が必要であるとの意見が出ている。長崎県の平準化率は、他県に比べて低く、今後、国から出された九州の統一目標である0.8を目指していくとともに、入札制度の改革や担い手対策等を進め、不調・不落の問題が少しでも改善するよう努めてまいりたい。
   
(質問)
 ながさきスポーツビジョン(2021-2025)素案に関し、基本方針であるスポーツを通じた地域の活性化については、パラリンピック、障害者スポーツについての記載を増やし、合宿の誘致等を進めてはどうか。また、障害者スポーツとプロスポーツの連携というのも必要ではないか。
(答弁)
 障害者スポーツと通常のスポーツを分けて考えているわけではなく、合宿の誘致等については
歓迎する姿勢である。また、島原市がパラリンピックの合宿を受け入れる際にイベントを計画されているので、その中でV・ファーレン長崎や長崎ヴェルカにご賛同いただき、一緒に取り組めるようなことを検討していきたい。
 
その他、交わされた論議
  • 子育て応援住宅支援について
  • よかもん・よかみせキャンペーンについて
  • 観光振興対策について
  • 令和3年度の重点施策について
など環境生活行政全般