令和6年9月定例会
主な質問・質疑
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<審査案件>
議案:第82号議案「令和6年度長崎県一般会計補正予算第2号」
<審査結果>
議案:原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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総務分科会 | |
(質問) |
「ジェットフォイル更新支援事業」に関し、今回、博多、壱岐、対馬間を結ぶ1隻の老朽化に伴う更新の支援として、国、県、市が協調して複数年に渡り補助するとのことだが、国の予算については、来年度以降も担保されているのか。 |
(答弁) |
既存の補助事業を活用する方針となっており、単年度事業の予算ではあるが、国からは、船舶の引き渡しまでの5年間にわたり、その更新に支障をきたさないように、所要の予算確保に、最大限努力していく旨の説明を受けている。 |
(意見) |
離島の人口減少対策にもジェットフォイルの役割は非常に大きく、福岡から多数の観光客が利用している。引き続き、国の補助金をしっかり担保できるよう、連携をとって進めていただきたい。 |
文教厚生分科会 | |
(質問) |
「医療勤務環境改善支援センター事業費」に関し、補助対象者は長崎大学病院のみとのことだが、当該病院において、医師の働き方改革の時間外・休日労働の上限960時間を超える医師は何名か。 また、今回の取組による効果をどのように考えているか。 |
(答弁) |
上限を超える時間外労働を行っている医師は、令和5年度実績で6診療科11名となっている。 本事業を活用し、年間上限を超える医師の長時間勤務の解消を図ることにより、県内医療機関への医師派遣等を通じて、引き続き地域の医療提供体制の確保が図れるよう、長崎大学病院の取組を支援してまいりたい。 |
観光生活建設分科会 | |
(質問) |
「長崎県動物愛護管理センター(仮称)整備にかかる債務負担行為」に関し、収容頭数が犬75頭、猫25頭程度とのことであるが、適正な規模なのか。他県の状況はどうか。 また職員は、何人程度となるのか。 |
(答弁) |
他県で昨年度建設されたセンターは2か所あり、広島県で、延床面積1,853㎡に対し、収容頭数が、犬100頭、猫70頭、熊本県で、1,459㎡に対し、犬50頭、猫80頭である。 本県のセンターの延床面積は、1,500㎡程度を計画しており、他県と比較しても適正な規模と考えられる。 また、管理部門施設の事務室には県及び事業者の従業員15人程度の配置を想定している。 |
(質問) |
収容頭数について、犬と猫は、どのような比率で決めているのか。 |
(答弁) |
収容頭数については、収容してから譲渡するまでの期間及び単位面積を勘案し、決定したものである。 将来的に、収容頭数及びスペースは、柔軟に運用していきたい。 |
農水経済分科会 | |
(質問) |
「養殖魚赤潮被害緊急対策事業費」の「へい死した養殖魚に代わる代替魚導入への支援」に関し、代替魚の購入金額のうち、生産原価を除いた経費が対象となる既存制度と、代替魚の購入金額全額が対象となる特例制度があり、支援に差がある。 同一海域で同一原因によって、総養殖尾数の7割以上がへい死した場合に、特例制度が適用されるが、仮に、個人が大きな被害を受けたときの対応はどのように検討しているのか。 |
(答弁) |
今回の支援は、産地崩壊を防ぐ産地支援の考えのもと、崩壊の度合いに応じて支援の内容を整理するのが妥当と考えているが、個人の場合に、どのような支援が必要なのか、現場の状況を伺いながら、検討していきたい。 |
(意見) |
個人の場合も検討していく必要があると思っている。11月補正で検討いただきたい。 |
その他、交わされた論議 | |
補正予算 |