令和2年6月定例会
主な質問・質疑
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<審査案件>
議案: 第104号議案「長崎県 児童福祉施設の設備 及び 運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」
<審査結果>
議案: 原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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(質問) |
第104号議案「長崎県 児童福祉施設の設備 及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」について、条例改正により、児童自立支援施設長の養成施設の名称を『児童自立支援専門員養成所』から『人材育成センター』に改めるとのことであるが、児童自立支援施設長の養成施設は、全国にいくつあり、どこにあるのか。 |
(答弁) |
児童自立支援施設長の養成施設は、国立の児童自立支援施設である埼玉県の武蔵野学院に併設されており、全国でこの一施設のみである。 |
議案以外の主な論議 | |
(質問) |
新型コロナウィルス感染症対策関係に関し、教育委員関係で、臨時休業後の児童生徒の心のケアについて、6月11日現在で、学校に寄せられた相談件数が、265件あったとのこと。具体的な相談内容として、どのようなものがあるか。 |
(答弁) |
学校に寄せられた、相談内容は、『学校での感染リスクについて』が、一番多く、次に『学習面に関する不安』『生活習慣の乱れ等に関する相談』が主なものである。 また、学校だけでは解決できない社会的な問題に関しては、スクールソーシャルワーカーが対応しており、同ワーカーの指導を行う、スーパーバイザーの各地区での活動についても報告があっている。 |
(意見) |
今後もスクールカウンセラー等の必要性が更に高まり、需要が増えてくると思われるので、対応できる体制をしっかりと作っていただき、予算措置についても、国に要望できるように努めていただきたい。 |
(質問) |
今回の『クルーズ船コスタ・アトランチカ号』にかかる事案については、県当局はもとより、国、長崎市、自衛隊、そして何よりも 医療現場の最前線で、危険と向き合いながら尽力をいただいた関係者のすべての皆様に対し、心から敬意と深い感謝を申し上げたい。 今後、再びクルーズ船等による観光客が戻ってくると考えられるが、県民の不安は、未だ払拭されておらず、新型コロナウイルス感染症についても、第2波、第3波が心配される。同じ事を二度と繰り返さないために、クルーズ船の入港時や、長崎空港での入国管理体制など、水際対策の強化も含め、国、県、市、三菱造船、船舶代理店等の関係機関等と、しっかりと課題を検証し、対策を構築していく必要があると考えるがどうか。 |
(答弁) |
これまで取り組んできた一連の対策について、DMAT(ディーマット)等を含め、ご支援いただいた方々から早急に聞き取りを行い、専門家の評価も頂きながら、検証作業を行いたいと考えている。 |
(質問) |
今回の一連の経過と今後の対策の取りまとめが終わった暁には、県民が安心できるよう、また、観光県長崎としての本県の信頼、安全性をアピールできるよう、県のトップによる記者会見等、公表が必要と考えるがどうか。 |
(答弁) |
県全体としての課題と認識しており、今後、県民の皆様に安心していただけるよう正確な情報の伝達に努めてまいりたい。 |
その他、交わされた論議 | |
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