令和5年11月定例会

主な質問・質疑

議案及び採決結果  ● 主な質問・質疑  ●会期日程  ● 本会議一般質問  ●予算総括質疑  ● 意見書・決議  ●議員提案条例

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 環境生活委員会

 <審査案件>
  議案:第33号議案「長崎県立自然公園条例の一部を改正する条例」ほか10件

 <審査結果>
  議案:原案のとおり可決すべきものと決定


議案にかかる主な論議
(質問)
 第47号議案「和解及び損害賠償の額の決定について」に関し、事故の要因となった路面と排水桝の段差が8センチあり、写真で見ても、かなり古いものではなかったかと思うので、今回の件を受けて、パトロール強化と、県下全域に注意喚起を願いたいがどうか。
(答弁)
 交通量に応じて、パトロールをする頻度を決めており、当路線は週に3回程度行っていたが、道路脇に存在している段差であったため、見落としやすいものであったかと考えている。
 こういった事例などの情報共有を図りながら、パトロールすることは重要であるので、その旨、各地方機関に改めて通知し、パトロールに対する意識を高めていきたい。
 
議案以外の主な論議
(質問)
 「ながさきピース文化祭2025」に関し、過去の開催において、どれぐらいの参加実績があったのか。また、長崎県で開催した場合の見込みはどうか。
(答弁)
 これまで開催した7県の平均では、総参加者数は約188万人となっており、長崎県においても、それを上回る目標を設定したいと考えている。
(質問)
 4月の組織改正で『ながさきピース文化祭課』を新設するとのことであるが、その規模感と、具体的な業務内容はどのようになるのか。
(答弁)
 これまでの開催県の状況から、大体21名程度の規模で進めたいと考えている。
 業務内容としては、開閉会式や、県事業、市町事業、障害者芸術・文化祭の担当などを考えている。
(意見)
 これから事業内容が具体的になってくると思うが、市町事業の磨き上げをよろしくお願いしたい。
 
(質問)
 「長崎県汚水処理構想の策定」に関し、下水道と浄化槽では、個人が負担する維持管理費にどれくらい差があるのか。
(答弁)
 下水道で、年間3万円から3万5,000円程度、浄化槽で、4万5,000円から5万円程度で、1万5,000円程度、浄化槽の方が高い状況になっている。
(質問)
 差額について行政が負担するのではなく、仕組みで何とかできないのか。
(答弁)
 法定検査のうち、浄化槽から排出される水の検査について、現地で浄化槽協会の検査員が行っているものを、保守点検業者に採水を依頼して送ってもらい、検査を行う採水員制度を導入することにより、検査費用の低廉化や、物価高騰の中での値上げ抑制につながらないか検討を行っている。
 現在、業者に人件費や、運送費用などの見積を依頼しているところであり、少しでも管理者の負担軽減となるよう浄化槽協会とともに取り組んでいきたい。
 
(質問)
 「運賃」に関し、県営バスの令和元年10月1日の基準賃率は、1キロ当たり33円で、県内で2番目に安い率となっているが、全国的に見てこの料金水準にどのような見解を持っているのか。
(答弁)
 全国的に運賃を改定する動きがあっている中、長崎は低い水準にあるのではないかと考えている。
(質問)
 安いことは非常にありがたいことであるが、今のバス事業を取り巻く環境を見た時、運転士を確保できず、路線を維持できなくなる前に、適正な料金に上げていくことも選択肢としてあるのではと考えられる。将来に渡って路線を維持していく観点から、適正な料金水準を考えていく必要はないのか。
(答弁)
 適正な価格の設定は必要と考えるが、バス事業者として、現在、コロナで減少した乗客に合わせた便数設定や、運行形態を取っているため、そういうものが一定おさまった段階で、適正な価格という意味で、運賃の見直しも考えていく必要があると考えている。
(意見)
 料金を上げてほしいわけではないが、適正な水準を精査しないと、将来に渡って路線を維持できないため、色々な取組を考えてもらいたい。
その他、交わされた論議
  • 入札の不調・不落について
  • 石木ダムの地域振興計画について
  • 県北地域の観光振興について
  • こども食堂における地域交流の場としての役割について
など、観光生活建設行政全般