定例会を終わって
令和元年9月定例会は、9月9日から10月4日まで開かれました。
本会議初日は、「令和元年度長崎県一般会計補正予算(第2号)」などの議案が上程され、中村知事が県政の重要事項について報告し、当面する諸課題について所信を述べるとともに、提出議案について提案理由の説明を行いました。
一般質問では、12名の議員が登壇し、九州新幹線西九州ルートの整備促進、対馬における韓国人観光客の激減対策、人口流出対策、農林水産業の振興対策、道路・港湾整備等の土木行政、教育行政など様々な事項について活発な論議が交わされました。
補正予算については、国庫補助事業の内示等に伴う事業費の追加のほか、本年7月の集中豪雨・台風5号による被災施設の復旧に要する経費、県外進学者のUターン就職促進のための拠点設置(福岡市内)に要する経費、対馬市の韓国人観光客減少対策に要する経費などについて編成され、一般会計10億1,853万5千円、特別会計302万円の増額補正となりました。
本定例会では、20件の議案を原案のとおり可決、同意し、「平成30年度長崎県一般会計決算及び各特別会計決算の認定について」など3件の議案について、予算決算委員会に付託され、閉会中の継続審査としました。
また、「高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書」など4件の意見書を可決し閉会しました。
I.知事提出議案