閉会中の活動 令和7年度分

離島・半島地域振興特別委員会

現地調査

委員会名 離島・半島地域振興特別委員会
目  的 離島地域振興対策現地調査
日  時 令和7年10月29日(水)~31日(金)(3日間)
調 査 先 隠岐の島町、海士町
出席委員 委員長  畑島 晃貴
副委員長 冨岡 孝介
委 員  堀江 ひとみ、 山口 初實、 川崎 祥司、 近藤 智昭
     大場 博文、 清川 久義、 鵜瀬 和博
概要
1.隠岐の島町役場〔隠岐の島町〕

 雇用機会拡充事業の活用状況や、隠岐航路旅客運賃補助事業等について各担当課より説明を受けた後、質疑応答を行った。

(1)主な内容 
  〇雇用機会拡充事業の活用状況
   活用件数、事業拡大を行った業種、雇用創出人数 等
  〇隠岐航路旅客運賃助成事業
   事業実績 等
  〇人口減少対策を目的とした施策
   集合住宅整備事業、UIターン促進事業補助金 等

《現地調査の様子》

2.ガイダンス〔海士町〕

 海士町の取組について、海士町役場および島前ふるさと魅力化財団の担当者より説明を受けた後、質疑応答を行った。

(1)主な内容
  〇海士町のデジタル地域通貨(ハーンPay)
  〇 CAS凍結システム
  〇大人の島留学
  〇特定地域づくり事業協同組合
  〇海士町半官半X制度
  〇海士町オフィシャルアンバサダー制度
  〇海士町未来投資委員会
  〇Amanowa DAO(関係人口経営)

《現地調査の様子》


3.海士町役場・海士町中央図書館〔対馬市〕

 海士町役場にて、大江町長および中川副町長と意見交換を行った後、海士町観光協会の担当者より海士町役場1階にある未来共創スペース「しゃばりば」、海士町中央図書館の施設視察を行った。

(1)主な内容
  〇海士町の取組にかかる意見交換
  〇未来共創スペース「しゃばりば」の運営体制
  〇島まるごと図書館構想

《現地調査の様子》

4.AMAホールディングス〔海士町〕

 AMAホールディングスの概要、海士町未来投資委員会等について、AMAホールディングスの担当者から説明を受けた後、質疑応答を行った。

(1)会社概要
  〇設立:2018年5月
  〇所在地:島根県隠岐郡海士町大字福井1375番地1
  〇業務内容:ふるさと納税支援業務、未来共創基金支援業務、広報活動支援業務
  ※海士町が100%出資してできた第三セクター

(2)主な内容
  〇海士町未来投資委員会
  〇海士町未来共創基金

《現地調査の様子》

5.大人の島留学生との対話〔海士町〕

 現役の大人の島留学生6名と、3グループ(議員3名、留学生2名)に分かれ意見交換を行った。

(1)大人の島留学 概要
  〇目的:離島に若者の還流を起こし続ける。若者が島で暮らし、働くことによって、魅力ある人・活力ある仕事の創出を促す。
  〇契約内容:業務委託契約
  〇対象年齢:20歳~29歳
  〇滞在期間:3か月~1年間
  〇コース:事業所コース
       プロジェクトコース
  〇住居:シェアハウス

《現地調査の様子》

6.隠岐グリーンパワー合同会社〔隠岐の島町〕

 木質バイオマス発電事業について、隠岐グリーンパワー合同会社の担当者から説明を受けた後、質疑応答を行うとともに、木質ペレット工場および木質バイオマス発電所の施設視察を行った。

(1)会社概要
  〇設立:2022年6月
  〇所在地:島根県隠岐郡隠岐の島町城北町667番2
  〇業務内容:木質ペレットを活用した小型ガス化発電事業

(2)主な内容
  〇木質ペレット工場の設備概要(主要設備・基本性能)、運営事業
  〇木質ペレットの製造工程
  〇木質バイオマス発電所の事業概要、会社設立の背景

《現地調査の様子》

現地調査

委員会名 離島・半島地域振興特別委員会
目的 離島地域振興対策現地調査
日時 令和7年5月28日(水)~29日(木)(2日間)
調査先 対馬市、壱岐市
出席委員 委員長  畑島 晃貴
副委員長 冨岡 孝介
委 員  堀江 ひとみ、 山口 初實、 川崎 祥司、 近藤 智昭
     大場 博文、 清川 久義、 鵜瀬 和博、 まきやま 大和
概要
1.対馬木材事業協同組合〔対馬市〕

 事業内容等について、対馬木材事業協同組合より工場内を案内いただきながら説明を受け、質疑応答を行った。

(1)組合概要
  〇設 立:平成22年
  〇所在地:対馬市豊玉町仁位2089-18
  〇従業員数:15名
  〇関連会社:対馬もりびと協同組合、株式会社エネルギーエージェンシーつしま

(2)主な事業
  〇チップ製造(年間4万トン以上、対馬全体の94%を占める)
  〇素材生産業
  〇立木・山林買取
  〇造林事業
  〇精油製造 など

《現地調査の様子》

2.有限会社 丸徳水産〔対馬市〕

 事業内容や離島漁業の現状等について、有限会社丸徳水産から説明を受けた後、質疑応答を行うとともに、体験ツアー「海遊記」の視察を行った。

(1)会社概要
  〇設立日:2002年5月9日
  〇所在地:対馬市美津島町久須保668
  〇従業員数:18名

(2)主な事業
  〇養殖事業
  〇加工事業
  〇飲食事業(肴や えん)
  〇弁当事業(FoodLabo まるとく)
  〇そう介プロジェクト
  〇体験ツアー「海遊記」   など

《現地調査の様子》


3.厳原港国際ターミナル〔対馬市〕

 令和6年4月にリニューアルオープンした国際ターミナルの建設事業概要について、対馬市から説明を受けた後、質疑応答を行うとともに、施設視察を行った。

(1)厳原国際ターミナルの建設事業概要
  〇事業目的:国内航路と国際航路のふ頭再編により、国際航路の待合所を整備
  〇整備効果:厳原港港湾計画に基づくふ頭再編により、国内線と国際線のすみ分けが図られ、
       人の動線及び車の動線が明確になり、年々増え続ける韓国人観光客との混雑を解消できる。

《現地調査の様子》

4.対馬博物館〔対馬市〕

 事業概要等について、対馬博物館より説明を受けた後、質疑応答を行うとともに、施設視察を行った。

(1)博物館概要
  〇開館日:2022年4月30日
  〇所在地:対馬市厳原町今屋敷668番地2
  〇設置者:対馬市
  〇開館時間:9時30分から17時
  〇休館日:毎週木曜日(祝日の場合は、翌日以降最初の平日)
       年末年始(12月28日~1月3日)

(2)主な事業
  〇歴史、芸術、民族及び自然科学等に関する資料
   (以下「博物館資料」という。)の収集、整理、保管、保存、展示及び活用
  〇博物館資料に関する調査及び研究
  〇博物館資料に関する講演会、講習会、研究会等の開催
  〇博物館資料に関する説明、助言、指導等
  〇前各号に掲げるもののほか、博物館の目的を達成するために必要な事業

《現地調査の様子》

5.株式会社 ペンシルイノベーションセントラル(PIC壱岐)〔壱岐市〕

 事業概要等について、株式会社ペンシルイノベーションセントラルより説明を受けた後、質疑応答を行うとともに、施設視察を行った。

(1)会社概要
  〇設立日:2021年8月2日(株式会社ペンシルから分社化)
  〇所在地:福岡市中央区天神1丁目10-20 天神ビジネスセンター15F
       (PIC壱岐:壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦220)
  〇従業員数:8名(PIC壱岐)

(2)主な事業
  〇コンサルティング業務支援
  〇ウェブサイト運営支援
  〇ウェブ広告運用支援
  〇システム開発支援
  〇調査分析支援   など

《現地調査の様子》

6.JA壱岐市〔壱岐市〕

 JA壱岐市の営農振興計画と主要事業の一つであるアパートハウス事業(園芸団地)について、JA壱岐市から説明を受けた後、質疑応答を行うとともに、JAアパートハウスの視察を行った。

(1)組合概要
  〇設 立:昭和20年3月(当時の壱岐郡内12農協の合併により発足)
  〇所在地:壱岐市郷ノ浦町東触560
  〇職員数:224名

(2)アパートハウス事業(園芸団地)の概要
  〇JA(又は事業体)で園芸団地として新規ハウスを取得
  〇品目を指定して入植者の取りまとめを行い、入植者は通いで農業経営を行う
  〇入植者は施設取得費を負担しない代わりに利用期間に応じた貸借料を充当
  〇JA等は施設取得費及び維持管理費について、入植者からの賃借料を充当

《現地調査の様子》