閉会中の活動 令和4年度分

総務委員会

現地調査

委員会名 総務委員会
目的 総務行政現地調査
日時 令和4年11月16日(水)~17日(木) (2日間)
調査先 大村市、福岡市、長崎市
出席委員 委員長 北村 貴寿、副委員長 赤木 幸仁
委員 田中 愛国、委員 坂本 智徳、委員 山田 朋子
委員 川崎 祥司、委員 中島 浩介、委員 ごう まなみ
委員 吉村 洋、委員 宅島 寿一、委員 中村 一三
概要
1.長崎県防災航空センター(大村市)

 「防災ヘリの運航状況」について調査を行った。

(1)性能諸元


長崎県防災航空センター調査状況

機 体 名:JA119Zながさき
製造会社:エアバス・ヘリコプターズ社(フランス)
製造番号:第6939号
型  式:AS365N3+
全  長:13.684m(機体全長12.08m)
全  幅:11.944m(機体幅3.255m)
全  高:3.808m
最大搭乗者数:14名(操縦士を含む)
最大離陸重量:4300kg
最大搭載燃料:1158L(915kg)
有効搭載重量:1479.4kg
機体重量:2820.6kg
最大速度:324km/h
最大巡航速度:250km/h
最大航続距離:923km
航続時間:3時間30分
最大出力:961馬力×2基
騒音値:93.0EPNdB

(2)年間運航実績
年間 緊急運航
県内 県外
飛行時間 救急 救助 火災 災害対策 救急 救助 火災 災害対策
平成
30年度
200件
217時間
29件(29)
29時間
10件(5)
16時間
4件
2時間
0件
0時間
4件(4)
2時間
11件(4)
12時間
0件
0時間
9件
12時間
令和
元年度
220件
259時間
31件(30)
33時間
9件(5)
13時間
2件
2時間
2件
2時間
3件 (3)
6時間
1件(1)
1時間
0件
0時間
0件
0時間
令和
2年度
218件
260時間
39件(37)
41時間
13件(8)
32時間
1件
2時間
1件
2時間
2件(2)
1時間
8件(21)
13時間
0件
0時間
4件
3時間
令和
3年度
215件
280時間
28件(26)
33時間
10件(2)
29時間
0件
0時間
1件
2時間
1件(1)
1時間
1件(0)
2時間
6件
17時間
0件
0時間
令和
4年度
181件
202時間
27件(24)
28時間
6件(0)
6時間
1件
1時間
0件
0時間
9件(9)
7時間
6件(0)
8時間
0件
0時間
0件
0時間


長崎県防災航空センター調査状況

通常運行
県内・県外
行政活動 訓練飛行 整備飛行 防災(合同)訓練
平成
30年度
11件
11時間
93件
109時間
14件
8時間
15件
16時間
令和
元年度
16件
16時間
113件
138時間
17件
7時間
26件
41時間
令和成
2年度
6件
7時間
115件
132時間
19件
10時間
10件
17時間
令和
3年度
7件
8時間
131件
164時間
19件
8時間
11件
16時間
令和
4年度
8件
10時間
93件
108時間
13件
5時間
18件
29時間

  ※( )は搬送患者数 ※時間については端数は切り上げ。
  ※令和4年度分は令和4年11月13日現在の実績

2.ボートレース大村(大村市)

 「大村市ボートレース企業局による地方財政的な貢献」について調査を行った。


ボートレース大村調査状況

(1)施設の概要

所 在 地  長崎県大村市玖島1丁目15番地1
施 行 者  大村市
施設の所有者 大村市
初 開 催  昭和27年4月6日
敷地総面積  161,844㎡
       (うち、水面面積82,784.4㎡)
水   面  最大3.1m 最小1.8㎡
       干満差 ±90㎝

(2)年度別収益費用等の推移
(単位:千円、%)
年度 総収益 総費用 総収支比率 純利益 繰出金
平 成 29 82,859,716 80,105,710 103.4 2,754,006 600,000
平 成 30 98,275,365 93,259,810 105.4 5,105,555 1,100,000
令 和 元 131,516,577 123,397,115 106.6 8,119,462 5,160,000
令 和 2 184,429,202 169,477,701 108.8 14,951,500 4,000,000
令 和 3 156,290,288 147,129,994 106.2 9,000,000 8,000,000

  ※令和3年度は現計予算額及び見込。

3.福岡県総務部防災危機管理局(福岡市)

 「防災システム等」について調査を行った。

(1)震度情報ネットワークシステムについて

①設備の概要
 震度情報ネットワークシステムは、県内に設置された震度計(109箇所:合併前の全市町村に設置)から送信される震度情報を県庁で収集・管理するとともに、消防庁、気象庁等へ配信するシステム。システムを利用し、地震発生時に、迅速に初動体制を確立し応急対策を進めている。

②機器の構成

  • 震度情報端末装置
    県庁に設置して、市町村の計測震度計から収集した震度情報の記録処理等を行う。
    収集した震度情報を消防庁、気象庁等へ配信する。
    震度情報の表示、帳票印刷や計測震度計の設定等を行う。
  • 計測震度計
    市町村に設置して、震度を測定して表示、伝達する。
(2)現在の状況について
  • 平成8年度に整備したシステムを、平成22年度に更新。
  • 現行の震度情報ネットワークシステムは10年を経過し、保守用部品の確保も難しく、現状設備の保守が困難となっているため、地震発生直後における初動体制を確立するというシステムの目的を果たせなくなる恐れがあった。
(3)震度情報ネットワークシステムの更新について
  • 国の令和3年度補正予算で震度情報ネットワークシステムの機能強化が採択(国庫1/2+補正予算債(充当率100%・交付税措置率50%))
  • 震度情報ネットワークシステムの更新に関する経費を令和3年度12月補正予算で計上
  • 計測震度計更新 109箇所 震度情報端末装置更新 1式
  • 契約金額 約440,000千円

《福岡県総務部防災危機管理局調査状況》

以上のほか、長崎県消防学校(大村市)において「設備の現状」について、長崎県運転免許試験場(大村市)において「高齢者講習」について、長崎スタジアムシティ建設予定地(長崎市)において、「長崎スタジアムシティの建設」について調査を行った。