閉会中の活動 令和4年度分

文教厚生委員会

現地調査

委員会名 文教厚生委員会
目的 文教厚生行政現地調査
日時 令和4年11月16日(水)~17日(木) (2日間)
調査先 松浦市、佐世保市、長与町、長崎市
出席委員 委員長 下条 博文、副委員長 山口 経正、委員 外間 雅広
委員 前田 哲也、委員 松本 洋介、委員 坂本 浩、委員 大場 博文、委員 宮本 法広
委員 饗庭 敦子、委員 久保田将誠、委員 鵜瀬 和博
概要
1.介護老人保健施設サン(佐世保市)

 「介護施設のICT化」について調査

(1)施設概要   介護職員数:58名
 1F 通所リハビリテーション・機能訓練室
 2F 認知専門棟(40床)
 3F 一般棟(40床)・ユニット棟(20床)
(2)施設の取組
 ○ケア技術向上・推進 ○在宅復帰支援 ○認知症ケア ○学習療法 ほか
(3)ICT機器の導入状況
 ○モーリフト ○つるべー ○リショーネ ○眠りSCAN
 ○すいすいケア ○インカム ○ラップポン

2.独立行政法人国立高等専門学校機構 佐世保工業高等専門学校(佐世保市)

 「特色ある教育研究活動」について調査

(1)佐世保高専の概要

 生徒数:851人(うち女子学生195人)
 教員数:100人(うち女性教員 21人)
 15歳からの5年(専攻科含むと7年)一貫の技術者教育

(2)特徴・特色
  1. 九州で最初に設立された高専。一期校。
  2. EDGEキャリアセンター設置。起業家精神を育みグローバル人材を育成。
  3. NTC(西九州テクノセンター)との連携。地域社会・地元産業界との連携。
  4. 半導体専門人材育成、DX人材育成。
  5. 工学技術を生かした地域の課題解決。
3.長崎県立大学 シーボルト校(長与町)

 「情報セキュリティ産学共同研究センター」「県内就職率向上への取組」について調査

(1)情報セキュリティ産学共同研究センター概要

 RC造 3階・延床面積 約2,950m2
 1F 共同研究室(共同ラボ)・セキュリティ演習室・交流及びイベントスペース
 2~3F 研究室・演習室(14室)・ コミュニケーション・ワークスペース

(2)情報セキュリティ産学共同研究センター 共同ラボ入居のメリット
  • 企業と、本学教員・学生とが近い距離で協働しながらの研究が可能
  • 賃料:1,700円、m2/月  共同ラボ1:月額78,200円
    ※長崎市内のインキュベーション施設の約2/3等
(3)県内就職率向上に向けた取組
  1. 県内高校生への入学促進(離島オープンキャンパス、理科実験の受け入れ等)
  2. 長崎県への愛着の醸成(長崎の知識や地域の人と触れ合う全学教育科目の提供等)
  3. 学生と県内企業とのマッチング(業界セミナー、地元企業との協働活動等)
  4. 県内企業情報の提供(県内企業に就職した卒業生との座談会開催等)
  5. 企業インターンシップ実施企業との連携・文系学生推薦制度の創設
4.長崎県立長崎東中学校・高等学校(長崎市)

 「WWLコンソーシアム構築支援事業における拠点校としての取組」について調査

(1)教育課程の編成及び実施に関する方針

WWLコンソーシアム構築支援事業カリキュラム開発拠点校として、SDGsを 基盤とした先進的で特色ある教育活動を展開。

  • 「世界の平和と共生」「SDGs」に関連する課題や諸問題を調査し、解決の 手立てを考察する課題解決型学習(探究学習)を行う。
  • 国内外の大学や高校、企業、NPO等と連携・協働し、共同フィールドワーク等を実施し、高度な学びを可能にするカリキュラムを実施。       等々

(2)探究学習について

以上のほか、
 松浦市立埋蔵文化財センター(松浦市)において「鷹島神崎遺跡」について調査を行った。