1.諫早市すくすく広場(諫早市)
「親子交流ホール(地域子育て支援拠点事業)、母子健康包括支援センター(子育て世代包括支援事業)、ファミリー・サポート・センター事務局」について現地調査を行った。
(1)施設概要
- 施設位置:諫早市栄町1番1号 アエルウエスト2F
- 開所時間:9時~17時(親子交流ホールは10時~16時)
- 休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合、翌平日)
及び年末・年始(12月29日~翌年1月3日)
- 専有床面積:1,087.56㎡
すくすく広場のうち 主なもの
・親子交流広場 308.37㎡
・飲食休憩コーナー、調理室 113.81㎡
・相談室 9.53㎡
・心理相談室 15.00㎡
(2)事業概要
- 地域子育て支援拠点事業
乳幼児と保護者が相互交流を図り、必要に応じ保育士などの専門員が子育てについての相談、情報提供、助言等を行う。
- 子育て世代包括支援事業
妊産婦、乳幼児等の状況を継続的かつ包括的に把握し、妊産婦や保護者の相談に保健師等の専門家が対応するとともに、必要な支援の調整や関係機関と連絡調整をするなどして、妊産婦や乳幼児等に対して切れ目ない支援を提供する。
- ファミリー・サポート・センター事業
児童の預かりなどの援助を受けたい方と、援助を行いたい方の橋渡しを行う。
- 母子保健事業
乳児相談、離乳食教室、3歳児等健康検査、発達支援相談等を行う。
場所 |
事業名 |
利用者数 |
R2.8月~R3.3月 |
R4.8月~R4.3月 |
親子交流ホール |
地域子育て支援拠点事業 |
9,311 |
8,048 |
母子相談窓 |
子育て世代包括支援事業 |
393 |
376 |
ファミリー・サポート事業 |
105 |
50 |
母子健康ルーム |
母子家庭保険事業 |
3,076 |
2,460 |
合計 |
12,885 |
10,936 |
 《諫早市すくすく広場》
 《見学の様子》
2.こころ医療福祉専門学校壱岐校
「介護福祉士養成施設の運営状況、外国人留学生の受入状況」について現地調査を行った。
(1)事業概要 《専修学校の概要》
- 所 在 地:壱岐市勝本町布気触818番地68 ※離島唯一の専修学校
- 学科・定員:介護福祉科のみ単科校・定員36名
- 修 業 年 限:2年制
- 開 設:平成29年4月 ※県内で一番新しい介護福祉士養成施設
- 入学者
入学者(累計)の6割以上が外国人留学生
年度 |
定員 |
入学者 |
全体 |
日本人 |
留学生 |
H29 |
36 |
14 |
6 |
8 |
H30 |
36 |
24 |
7 |
17 |
R元 |
36 |
14 |
5 |
9 |
R2 |
36 |
21 |
8 |
13 |
R3 |
36 |
14 |
5 |
9 |
合計 |
- |
87 |
31 |
56 |
- 職員数
校長1名、職員(常勤)5名(教育部3名・総務部2名)
(授業担当非常勤講師)7名
- 卒業生進路
平成30年度卒業生進路 計14名
壱岐市→日本人6名、留学生1名
福岡県→留学生2名、神奈川県→留学生4名、大阪府→留学生1名
令和元年度卒業生進路 計23名
壱岐市→日本人6名、留学生1名、島原市→留学生2名
南島原市→留学生4名、長崎市→留学生2名、福岡県→留学生1名
千葉県→留学生7名
令和2年度卒業生進路 計13名
壱岐市→日本人4名
西彼杵郡→留学生3名、長崎市→留学生1名、島原市→留学生4名
佐世保市→留学生1名
(2)教育方針
- こころを育む
豊かな人間性と社会性、倫理性、情熱と努力、介護福祉士に求められる「こころ」を育む。
- 思いやりを育む
「傍らに人あり」の精神を大切に、要介護者に寄り添う思いやりを育む。
- 笑顔を大切にする
職場で笑顔と挨拶、気配りができる介護福祉士を育成する。
- 自ら考え、自ら行動する
現場で主体的・自主的に判断し、責任ある福祉分野の専門職として行動できる人材の育成に努める。
 《こころ医療福祉専門学校壱岐校》 《意見交換の様子》
以上のほか、長崎県立大学シーボルト校(長与町)において「県内就職の促進の取り組み、情報セキュリティ産学共同研究センター(仮称)整備事業」、壱岐市立一支国博物館及び長崎県埋蔵文化財センター(壱岐市)において「長崎県の埋蔵文化財保護」について調査を行った。
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