サバ、旬さば
サバはアジやイワシと並んで大衆魚の代表格で、長崎県はサバ類の漁獲高が日本一です。
「サバの生き腐れ」といわれるほど鮮度が落ちやすく、身も崩れやすいので早めに調理するのが基本です。
旬の秋になると脂肪が体重の10~15%を占めるようになり、ぐっとおいしさが増します。
特に10月から2月にかけて、五島から対馬海域で大中型まき網漁業で獲れる寒サバの中でも400g以上のものを「旬(とき)サバ」といいます。
脂が程よくのっていながら身が締まった、1年でこの時期にしか食べられない旬さばは、選び抜かれたブランド魚として高い評価を受けています。
作り方
1.下準備をする。サバは3枚におろしてから薄皮をはぎ、3等分程度に切る。七味唐辛子で下味をつけ、小麦粉をうすくまぶし、よくはたく。チンゲン菜は葉と茎に切り分け、葉はひと口大に、茎は太めの千切りにする。長ネギは5cm程度の長さで斜めにスライスする。カイワレとベビーリーフは氷を入れた水にさらしてシャキッとさせ、水気を取っておく。
2.フライパンにサラダ油15ccを熱し、長ネギとチンゲン菜の茎を入れて炒め、しんなりしたらチンゲン菜の葉を加え、サッと炒めて塩、コショウで味を調える。
3.フライパンに残りのサラダ油とバターを熱し、サバを皮目から焼き、色良く焼けたら油を表面にかけながら裏面も焼く。火が通ったら、蒲焼のタレを加え絡める。フライパンに残ったタレはソースとして使用するのでそのままにしておく。
4.皿にご飯を盛り、2をのせ3のソースを少量回しかける。その上に3のサバをのせカイワレとベビーリーフを飾り、好みのドレッシングをかけて、3のソースを適量回しかけて出来上がり。