鯵(あじ)
三方を海に囲まれた長崎県は全国でも有数の水産県。
四季を通じてアジ、サバ、マダイ、イサキ、フグなど実にさまざまな魚種が水揚げされています。
特にマアジは、全国一の水揚げ(平成20年度)を誇る魚種の1つです。
今回の食材としたのは、アジの中でも「ごんあじ」と呼ばれる県のブランド魚。
「ごんあじ」は、五島灘で獲れ、長崎市の新三重漁協に水揚げされる250g以上の瀬付きのマアジのこと。
五島灘の「ご」と体が黄金色に輝いていることからその名がつけられています。
まき網によって漁獲されたごんあじは1週間程度エサを与えずいけすに入れておく「活かし込み」によって、漁獲時のストレスがなくなるうえ、脂が体中に行きわたり、旨味が増すといいます。
県のブランド魚は20種あり、マアジでは、「ごんあじ」のほか、松浦市の「旬(とき)あじ」や対馬市の「てっぺん」アジ、長崎市の「野母(のも)んあじ」があります。
長崎県のブランド魚については、Webで「長崎県の魚」