■果樹・茶研究部門 - カンキツ研究室


  
■所在: 〒856-0021 大村市鬼橋町1370  電話(0957)55-8733 / ファクシミリ55-6716
■職員数: 研究6,現業2,任用(現業・非現業)1

 

カンキツ研究室では、カンキツの栽培、育種、果樹全般の病害虫、土壌肥料に対応した研究を行っています。

1.スマート農業技術の開発・実証

カンキツ・ビワにおける省力化、高品質化、生産効率の向上を図るため、ICT、Iot、AI、ロボット等のスマート農業技術の研究を進めています。産学官で連携し、生産から流通まで様々な視点で取り組んでいます。

2.長崎オリジナルカンキツの育成

本県では、「原口早生」、「させぼ温州」といった優良な品種がありますが、さらに消費者ニーズに応えられる品種を揃え、市場流通を改善する必要があります。そのための品種の育成を進め、長崎オリジナル新品種「長崎果研させぼ1号」「長崎果研原口1号」を育成し、安定生産技術の開発を行っています。

3.気候温暖化に対応した技術開発

着色不良や日焼け果、浮き皮等の障害果が多くなり果樹経営に影響を与えています。障害果を少なくするための技術開発やわい性台木(ヒリュウ)を活用して温暖化条件下においても省力化・高品質化が可能となるための研究を進めています。また、温暖化を活用した完熟栽培技術の開発にも取り組んでいます。

4.環境に配慮した防除技術

化学農薬削減技術をさらに進展させるために、天敵防除資材や土着天敵の利活用が不可欠となっています。そこで、ハダニやアザミウマ等の難防除害虫を対象にした天敵利用技術の開発に取り組んでいます。

 


研究課題

現在取り組んでいる研究課題


終了した研究課題