閉(休)会中の活動

総務委員会

現地調査

委員会名 総務委員会
目的 総務行政現地調査
日時 平成25年1月24日(木)~25日(金)(2日間)
調査先 熊本県
出席委員 委員長 山田朋子、副委員長 浜口俊幸、委員 中山 功、委員 橋村松太郎、委員 楠大典、 委員 江口 健、委員 瀬川光之、委員 中村和弥、委員 西川克己、委員 山本啓介
概要

1.九州北部豪雨による被災・復興状況(阿蘇市)


集中豪雨災害の視察状況

 阿蘇市では、平成24年7月12日に九州北部地方を襲った集中豪雨により土石流による斜面崩壊が発生、阿蘇地域管内で死者23名という痛ましい災害が発生した。県の調べでは、林業における山腹崩壊等は県全体で523箇所発生し、被害金額は農畜産物や農地、林業等で、約457億円に上るとの説明を受けた。災害救助法や被災者生活再建支援法の適用を受け現在、復興工事が急ピッチで行われている。
  被災の概要及び被災状況等について調査を行った。


2.阿蘇ファームランド


阿蘇ファームランドの視察状況

  同園は熊本県の誘致企業として、平成7年4月、世界最大級の健康テーマパークをコンセプトに開園、「食事・運動・癒し」など、楽しみながら健康づくりができる施設として、平成17年度には全国主要レジャー施設入込みランキング第4位となった。
 施設の概要説明を受けた後、施設の状況について現地調査を行った。

 以上のほか、熊本県議会において九州新幹線開業後の熊本県の経済効果や宿泊状況等について現地調査を行った。



現地調査

委員会名 総務委員会
目的 総務行政現地調査
日時 平成24年8月1日(水)~8月4日(土)
調査先 中華人民共和国(上海市、武漢市)
出席委員 委員長 山田 朋子、副委員長 浜口 俊幸、委員 中山 功、委員 楠 大典、 委員 中村 和弥、委員 西川 克己
概要

1.湖北省との友好交流協議書の締結と武漢市内博物館館長らとの意見交換

 孫文と縁の深い長崎県では、辛亥革命100周年を記念し、昨年、武漢市の辛亥革命博物館で「孫文と梅屋庄吉展」の特別企画展を開催していただくなど交流を深めている。武漢市は孫文をはじめとする中国民主革命の発祥地でもあることから、今回の委員会では同博物館館長や辛亥革命武昌起義記念館長、中山艦博物館館長を表敬訪問し、双方の間で重要文物の寄贈式等が行われた。この後、ホテル内で湖北省外事弁公室、人民代表大会関係者らが出席のもと、友好交流協議書の締結が行われ、今後の友好関係について活発な意見交換がなされた。
 長崎県と湖北省は、「孫文と梅屋庄吉と長崎」プロジェクトを契機に友好交流が始まり、昨年10月には中村知事と王省長との間で友好交流に関する同意書が締結されているが、今後、青少年交流や観光、スポーツ面で様々な交流が期待されている。


湖北省との友好交流調印式の状況

武漢市・中山艦博物館を視察

現地調査

委員会名 総務委員会
目的 総務行政現地調査
日時 平成24年5月29日(火)~30日(水)(2日間)
調査先 長崎市、諫早市、雲仙市、島原市
出席委員 委員長 山田 朋子、副委員長 浜口 俊幸、委員 中山  功、委員 橋村松太郎、
委員 楠 大典、 委員 渡辺 敏勝、委員 江口  健、委員 瀬川 光之、委員 中村 和弥、
委員 末次 精一、委員 西川 克己、委員 山本 啓介
概要

1.雲仙市 観光団体との意見交換会

 島原半島の観光業者6団体と、県議会総務委員会委員との意見交換会が雲仙市のホテルで開催され、島原半島観光連盟の楠田会長より「島原半島GAMADASUプロジェクト」(実施期間H23~H25)の取組状況について概況説明があった。説明の中で、九州新幹線の全線開通で縦軸のみが大きく飛躍しており、熊本駅から島原半島へ乗客を取り込むためにも、島原半島4K作戦(環境に配慮、快適な旅、感動体験、未来型観光)を推進し、電気自動車をレンタカーとして観光に活用するキャンペーンも展開していく考えを示した。意見交換の中で、「上海航路の就航もあり、多くの外国人客の増加を図るためにもバス会社とタイアップした魅力あるコースづくりが必要」との意見や、「滞在型体験ツーリズムの先進地づくりを目指すためには、今後、人的な組織体制づくりが重要ではないか」等々、島原半島全体の観光浮揚等について活発な意見交換がなされた。


2.長崎市 長崎県亜熱帯植物園


長崎県亜熱帯植物園

  同植物園は昭和38年に苗圃園として設置され、昭和48年4月以降「長崎県亜熱帯植物園」に改称し、子どもや大人も楽しめる観光施設としてオープンした。園内には約1,200種、4万5,000本の亜熱帯植物が生い茂り、四季を通して様々な植物が鑑賞できる。平成10年のピーク時には12万人の入場者があったが、近年は4万人程度に落ち込んでおり、委員から長崎市の「ランタンフェスティバル」等、何らかのイベントに合わせたPRも必要ではないか等の論議があった。 なお、平成24年度は長崎市の野母崎振興公社が施設の管理運営に当たっている。



 以上のほか、長崎県警察本部、森山スポーツ交流館、ジオパーク推進事務局、雲仙岳災害記念館の現地調査を行った。

現地調査

委員会名 総務委員会
目的 総務行政現地調査
日時 平成24年5月15日(火)
調査先 長崎市(HTBクルーズ船「オーシャンローズ号」船内)
出席委員 委員長 山田 朋子、副委員長 浜口 俊幸、委員 中山  功、委員 橋村松太郎、
委員 楠 大典、 委員 渡辺 敏勝、委員 江口  健、
委員 中村 和弥、委員 西川 克己、委員 山本 啓介
概要

1.HTBクルーズ株式会社との意見交換会

 平成24年2月29日、14年ぶりに長崎~上海航路が就航し、長崎県内への経済波及効果が期待されているが、就航後、悪天候等による遅れや機材故障による長崎港帰港等もあったことから、同社のこれまでの運航状況や今後の経営戦略等について意見交換を行った。
 HTBクルーズ(株)の説明では、「船内で中国人の活発な消費を期待していたが、物価差もあり、買い控えの傾向が見られた。また、シート席の需要が少なく、ベッド利用の声が高かったことから、5月末に運航を一時休止し、シート席の改修や、船内5階部分にアミューズメント部分を新設する」との考えが示された。また、集客を上海の周辺都市に広げるため、運航時間を変更し、長崎市内での滞在時間を増やすことや、平均速度を20ノットから18ノットに落とし、所要時間の正確さを期する考えも示された。これに対し、委員からは「船内で販売する商品や提供する食事にもっと県産品を取り入れられないか」とか、「県内だけをめぐるツアー商品の開発も設定すべき」等々、活発な意見交換がなされた。


船内視察の状況

船内での意見交換の状況