平成17年11月定例会

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主な質問・質疑

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文教委員会

審査案件  議案  第188号議案「平成17年度長崎県一般会計補正予算(第6号)」のうち関係部分ほか6件
  請願  第6号請願「すべての子どもたちにゆきとどいた教育をすすめ、心かよう学校をつくるための請願」
審査結果  議案  原案のとおり可決すべきものと決定
  請願  第6号請願 不採択とすべきものと決定


議案にかかる主な論議


(質問)  第206号議案ないし第209号議案、「公の施設の指定管理者の指定について」に関し、青少年教育施設及び体育施設の指定管理者の指定について複数の施設を一括して公募しているが、施設ごとに分割して公募する考え方はなかったのか。
(答弁)  様々なパターンを検討したが、同一のサービス提供、業務の効率化、経費の削減、各施設の一体的な管理などを総合的に検討し、一括公募を採用した。

(質問)  指定管理者の選定にあたり、財政面からの単純比較でなく、県のこれまでの事業を踏襲するような審査項目を優先するのであれば、ノウハウがない民間業者が参入することは困難なのではないか。
(答弁)  民間活力の導入という指定管理者制度の趣旨からみると、今回の審査基準等は、青少年教育本来の目的並びに県がめざす競技力の向上、スポーツ医科学の水準維持という大きな目的があることから、結果として民間業者にとってはハードルが高かったかもしれない。民間活力を評価できる項目、配点等についても、検討することが今後の課題であり、現在管理している団体の既得権益につながらないように努める。

(質問)  指定管理者に対する監督はどうするのか。
(答弁) 「協定書」を締結する中で十分協議する。毎月の月例報告を求めるなど、利用者である県民にとって利便性が維持されるよう、設置者としての役割を果たす必要がある。

(質問)  学校図書館の充実と専任の司書配置を求める陳情に関して、全ての県立学校に専任司書を配置すべきではないか。
(答弁)  現在の厳しい財政状況では、県の単独定数としての配置は困難であるが、学校運営における図書館の位置付け、重要さを認識し、兼任司書教諭や生徒による図書クラブ等の自主的な活動を尊重した図書館の活性化のためのシステムづくりを今後とも検討していく。


議案以外の主な論議

(質問)  公立学校では、すべてアスベストを除去する方向で取り組まれているが、私立学校についても同様に除去を指導すべきではないか。
(答弁)  各私立学校においてアスベスト調査を実施しているが、現状では飛散のおそれはない状況である。学校で日ごろの維持管理に注意して、運営面に支障をきたさない範囲で、計画的に除去をしていくように指導している、また、各私立学校からの報告について、その調査方法を個別に確認したい。

(質問)  少人数学級編制に関して、長崎市の教育長が市議会において、長崎市では教室数不足などの理由から対応できない学校が出てくる、との認識を示しているが、このことについて県はどう思うか。
(答弁) 各々の市・町において個別の事情があると思うが、教室不足等やむを得ない理由から実施できない学校については少人数指導で対応するなど、実施できる学校から実施していただきたいと考えている。


その他、交わされた論議

・あいさつ活動を通しての先生と生徒のスキンシップについて
・教職員の不祥事の状況と資質向上対策について 
・埋蔵文化財センター等の建設計画について
・県立図書館の在り方について
・知事、教育長の県立学校の卒業式への出席について

 

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