このページは、共通のメニューを読み飛ばすことができます。直接本文をご覧になるかたは「このページの情報へ」というリンクをクリックしてください。
このページの情報へ

研究内容詳細

研究テーマ:
新製品(デザイン)の開発 ②ガラスと磁器の融合化による製品開発
種別:
経常研究
担当者:
矢野鉄也
研究期間:
平成14年度
概要:
 伝統的に用いられてきた天草陶石による磁器に、色ガラスを溶着させ、異素材と組み合わせた新しい感覚の製品開発を狙いとして開発を行った。色ガラスは、これまで当センターが開発した濃青、薄青、ピンク、黄、緑、透明の6色を用いた。ガラスと磁器の溶着の適正温度試験では800℃、また、棚板(素焼板)へのガラス溶着防止の離型材は市販の紙タイプの離型材が良好であることが分かった。
 製品開発では、これらの適正試験を踏まえ、色ガラスの特徴である透明感や多彩な色ガラスを活かした花瓶・写真額・装飾陶板・皿・箸置の5種類を試作した。試作品は、本県陶磁器業界対象に成果発表を行い、共同研究開発により商品化、技術移転を進めている。

所長からの挨拶成果品ギャラリー業務報告研究報告技術情報情報誌「窯KAMA」アスベストに関するQ&A

長崎県窯業技術センター/〒859-3726 長崎県東彼杵郡波佐見町稗木場郷605-2
電話:0956-85-3140・ファックス:0956-85-6872