長崎県の波佐見焼、三川内焼は約400年の歴史をもち、県の地場産業として地域産業の発展に 大きく貢献してまいりました。昭和5年に設立された県窯業技術センターは、広く県内窯業の発展 ・振興をその使命として業務を行っています。職員一同、なお一層の努力により、皆様のお役に立つセンターを目指して参りますので、今後とも関係各位のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、新事業・新産業の創出を目指し、企業や大学、関係公設試とも連携し、新材料や廃棄物の 再資源化などの研究開発、新技術との融合による新分野の製品開発、陶磁器産業支援のためのモノ 作り基盤技術の高度化などに取り組んでいます。併せて、依頼試験、技術相談、情報提供及び人材 養成などの技術支援や、企業との共同技術開発や研究開発部会などの支援業務を実施しています。
県内企業の技術の高度化や、高付加価値製品の開発のための技術シーズの構築。新事業新産業の創出、陶磁器産業の活性化を目指します。
(機能性材料の開発、環境保全材料の開発、新技術の製品化研究、デザイン開発、ものづくり基盤の構築など)
新事業の創出、新分野への進出を目指して、先端技術の開発及び応用化技術の開発などを企業とともに行います。
(共同研究、共同技術開発、技術開発支援、開発部会(研究会)活動など)
センターで開発した様々な技術シーズや研究成果に関する情報を初め、主に商品開発に必要な情報などを発信します。
(研究成果発表会、研究報告の発行、業務報告の発行、情報誌の発行、ホームページなど)
製造技術、試験方法などをはじめ、利用者の要望に応じて、随時人材育成のための研修を行います。
(技術者養成、新製品・新技術開発研修、講演会・講習会、技術・デザインセミナーの開催など)
定量分析、粒度試験、熱膨張等の依頼試験や、図案調整等の依頼、設備機器の開放を行います。
(依頼試験、依頼分析、設備機器の開放など)
陶磁器製造技術全般、新分野、新素材関連に関する相談及び商品開発に係わるデザインに関する相談に応じます。
(技術相談、技術アドバイス、関係団体への協力、職員の派遣、企業訪問など)