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【上五島地区】食品の安全・安心リスクコミュニケーション(意見交換会)実施結果
食品の安全・安心確保をテーマにした食品工場見学と意見交換会を上五島地区で開催しました。
結果は下記のとおりです。
開催地区 |
日時 |
現地研修場所 |
意見交換場所 |
出席者 |
上五島 |
9月17日 |
まるふじ製麺所 |
上五島保健所 |
5名 |
○内容
【食品工場見学】
工場の概要について写真パネルによる説明を受けた後、見学窓から工場内を見ながら作業工程の説明を受けた。また、HACCPの考え方を取り入れた工場内の衛生管理の取組について説明を受けた。
【見学の様子】
【意見交換会】 ・五島うどんの製造施設というと家内工業的なイメージを持っていたが、まるふじ製麺所は、製造段階での衛生面の管理はもちろんのこと、工場へ入るところからマニュアルに従い、チェックシートで管理されている近代的な工場であった。上五島にこのような施設があるとは知らなかった。 ・具体的な異物混入対策とは?→HACCPの考え方に基づき、マニュアルを作成し毎日チェックしている。 出入口は二重扉にし、検品室では、金属探知機による検査と目視にて確認している。 建物の周りが山なので、周りの草や木が生い茂らないように草刈りを頻繁に行い、虫が来ない環境にしている。万が一、虫の混入があった場合のことも考え、清掃を依頼している業者に害虫駆除も頼んでいる。 また、異物混入以外でも取組があり、従業員それぞれが何か気づいたことがあった時に、集まって話し合い、より良くするためにもっと改善するところがないか考えるようにしている。 保健所からの指導により、工場入口の手洗いはタオルを使わず紙で拭き、掃除用具の場所を決め、使ったらまた元の場所に戻すなどと改善した。 (まるふじ製麺所)
びわ太郎食育通信