ホーム > 食品の安全・安心 > リスクコミュニケーション > 平成28年度以前の食品の安全・安心リスクコミュニケーション > 【壱岐地区】食品の安全・安心リスクコミュニケーション(意見交換会)実施結果
【壱岐地区】食品の安全・安心リスクコミュニケーション(意見交換会)実施結果
食品の安全・安心確保(主に食品表示)をテーマにした食品調査体験と意見交換会を壱岐地区で開催しました。
結果は下記のとおりです。
開催地区 |
日時 |
意見交換場所 |
現地研修場所 |
出席者 |
壱岐 |
8月25日(月) |
壱岐島開発総合センター |
ダイエー壱岐店 |
14名 |
○内容(1)食品表示等調査体験
ダイエー壱岐店にて、2班に分かれて、生鮮食品・加工食品の表示の例を見たり、店舗の衛生管理状況の確認や実際に放射温度計を使用して品温の確認等を行った。(2)意見交換会各班で調査結果をとりまとめ、感想などを含め発表を行った後、意見交換会を行った。【主な発表内容】・お店のバックヤードで作られた惣菜には、表示が省略できることを知った。(実際には表示されていた。)・牛乳の上部に切り欠きがあることを知った。乳飲料にはなかった。・牛肉の個体識別番号に対応するロット番号が表示されていた。・卵の期限表示は生で食べられる期限であることを知った。
・輸入柑橘類の販売コーナーには防ばい剤を使用しているとの表示があった。・店舗での温度管理のチェック表が掲示されていた。・ウインナーソーセージには「加熱後包装」、ボロニアソーセージには「包装後加熱」との表示の違いが見られた。また、冷凍食品には一括表示の中に「凍結前加熱の有無」や「加熱調理の必要性」の欄があった。これらは、食品の成分規格に関係する表示であると説明を受けた。
・冷凍食品のセーフティロードライン(設定温度が保たれる量)が守られていた。
・アイスクリームの期限表示は省略できることを知った。
・あさりの佃煮には、「原材料の一部に小麦を含む」という記載があった。
・醤油や味噌、豆腐に「遺伝子組み換えでない」旨の表示がなされていた。
・梅干には加工食品であっても原料原産地の表示がなされていた。
・刺身用サーモンには、「解凍」、「養殖」の表示があり、保存方法は「4℃以下」と記載されていた。
【意見交換会(主な内容)】
・コロッケなどの加工食品の原材料の産地(ジャガイモの産地が中国など)は書かなくていいのか。→冷凍食品のコロッケの場合、コロッケの形に出来上がった状態で輸入したものであれば、「中国産」と記載する。ただし、原料のじゃがいもを輸入して国内で加工した場合の産地は記載不要。
・直売所に卵を出しているが、消毒はどうしたらよいか。昔から酢で拭くとよいと言われているが、効果はあるのか。→200ppmの次亜塩素酸を含ませた布で拭く方法を紹介。酢で拭く方法は殺菌にはならず、汚れを落とす意味であると思われる。消毒についてはよく調べていただきたい。【主な感想】
・とてもわかりやすく、もっと大勢の人に参加してもらいたい。友人などへ知っていることを伝えたい。
・自分の知識のなさを痛感したところもあり、勘違いもあった。学ばせていただいてありがたく思う。
【食品表示調査体験】
【意見交換会】
びわ太郎食育通信