ジャガイモの芽(芽とその芽の根元)や、皮(特に光が当たって緑色になった部分)には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているので、これらの部分を十分に取り除くことが大切です。
また、家庭菜園などで作られた未熟で小さいジャガイモは、ソラニンやチャコニンを多く含んでいることもあるので、注意が必要です。
ジャガイモによる食中毒を予防するためポイントについて、農林水産省よりリーフレットが作成(H30.1)されましたので、ご活用ください(リーフレットは下記の関連リンク先に掲載されています)。
~ 天然毒素(ソラニンやチャコニン)の特徴と食中毒予防のポイント ~
・イモに光(日光、蛍光灯)があたると増える ⇒ ポイント①イモに光を当てない
・未熟なイモでは、濃度が高いことがある ⇒ ポイント②イモは大きく育て、熟してから収穫する
・イモを傷つけると増える ⇒ ポイント③収穫、保管時にイモを傷つけない
・芽とその周辺や緑色の部分では、濃度が高い ⇒ ポイント④芽とその周辺や緑色の部分は除く
・皮では、内側の部分より濃度が高い ⇒ ポイント⑤皮はできるだけむく
・濃度が高いとイモが苦くなる ⇒ ポイント⑥苦味やえぐみのあるイモは食べない
【 関連リンク(厚生労働省のホームページより) 】
リーフレット「ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること」のページ