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<審査案件>
議案:第1号議案「平成24年度長崎県 一般会計予算」ほか23件
<審査結果>
議案:原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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総務分科会 | |
(質問) | 「長崎~上海航路」について、「長崎~上海航路の推進」のため、県は平成24年度当初予算で約4億8,000万円計上しており、そのうち、「動くパビリオン事業化経費」が計上されているが、内容はどのようになっているのか。 また、中国での「長崎~上海航路」の認知度が低いと思われるが、どのような対策を考えているのか。 |
(答弁) | 「動くパビリオン」は県内の伝統芸能等を披露するため、現在、長崎市・佐世保市と協議中で、3月中には何らかの形をお示ししたい。 合わせて、県が直接行う企画・イベントの時期を見定めながら計画していきたい。 また、上海航路の認知度アップについては、観光地長崎県の認知度向上と併せ、HTBクルーズと連携し、インターネットや新聞・雑誌を活用した発信に取り組むほか、上海市内の地下鉄広告による発信について、現在、準備を進めている。 |
(質問) | 船舶の整備が完了していないと聞いているが、今後の運航スケジュール等どのようになっているのか。 |
(答弁) | 船舶の1番大きな改造部分は、5~6階のカーデッキの部分を3分割にして、500~600席のシート席、大きなシアター及びショッピングモールを作る計画である。 これについては、6月の定期検査のためのドッグ入りに合わせて施工される。 その後、7月に全面改修後の就航予定である。 |
(質問) | 「長崎~上海航路」については、各部局で様々な事業が行われており、航路成功のためにも、各部局間の連携が重要であると考える。場合によっては、専門のセクションを作ることも検討されてみてはどうか。 |
(答弁) | 現在、企画振興部長を座長として、関係各部・各課が集まり、毎週1回、ミーティングを行っている。 その中で、情報交換を密に行い対策等を検討し、スピード感を持って対応していくことで、県内経済の活性化に繫がるようしっかりした体制で臨んで行きたい。 |
文教厚生分科会 | |
(質問) | 認可外保育施設等運営支援事業費に関し、議会としての政策課題であり、過去の議論も踏まえ制度化できたことは一定評価できるが、支援事業の実施主体である市町の取組が遅れている。市町の取組を誘導していくことが必要ではないか。 また、本事業の対象外の施設に対する支援はどのように考えているか。 |
(答弁) | 取組が遅れている市町に対し、制度の趣旨等を丁寧に説明し、早期の実施を促していきたい。 また、対象外の施設に対しては、グループ型小規模保育事業などの既存事業の適用について、今後検討していきたい。 |
環境生活分科会 | |
(質問) | 今回、アスベスト改修事業費として県単独事業で1,862万円が計上されているが、本県の建物に対するアスベスト調査は完了したのか。 また、本予算で、どの程度の除去作業ができ、その予算の内訳はどうなっているのか。 |
(答弁) | 県内のアスベスト含有調査については、平成22年度までに1,000平米以上の建物については既に終了しているところである。 その後、平成22年度から平成23年度にかけて1,000平米未満の建物まで調査を行っており、これが平成24年の3月までには完了予定である。 また、予算の内訳として、アスベスト除去等の対策工事として25件分を計上したほか、その他、調査結果のデーターベースの入力等に要する費用となっている。 |
農水経済分科会 | |
(質問) | 新規就農者総合対策事業の詳細な内容はなにか。 |
(答弁) | 主業農家数が平成7年の約1万3,500戸から平成20年には約7,900戸まで減少している中、ながさき農林業・農山村活性化計画においては、今後、10年後には約8,600戸を確保する目標としている。このため経営力の強いもうかる農業経営の育成を進めていきながら本事業により、新規就農者を確保していきたい。 その方法として、これまでの新規学卒者に加え、U・Iターン者の確保のために、就農に必要な農地、技術、資金などについてワンストップで対応できるよう専任の就農相談員を設置するなどの体制を構築するとともに、国の制度も活用し、主業農家の確保に取り組んでまいりたい。 |
その他、交わされた論議 | |
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