長崎俵物とは

長崎俵物(たわらもの)の歴史は古く、十七世紀末の元禄時代にさかのぼります。
その頃の長崎港は国内外の物流拠点として栄え、“俵”に詰めて出荷された海産物は「長崎俵物」と称され、好評を博しました。
とくに干したアワビやナマコ、フカヒレは「俵物三品」として珍重されました。これにちなんで復活されたのが、「長崎俵物」。
厳格な品質基準を充たしたもののみに与えられた、現代の長崎を代表する逸品です。


「長崎俵物」はどこが違うの?

「長崎俵物」の塩干品やみりん干しなどは、長崎県で水揚げされた旬の原料のみを使って作られます。

塩干品
塩干品

「長崎俵物」の素材はどう違うの?

かまぼこやちくわなどの“ねり製品”は全国的に原料の大部分にスケソウダラのすり身を使用していますが、「長崎俵物」のねり製品は、原料の50%以上をエソやアジなど長崎で水揚げされた魚を使用しています。

ねり製品
ねり製品

「長崎俵物」はどこが新鮮なの?

「長崎俵物」の冷凍食品は、長崎で水揚げされた旬の新鮮なおいしさをそのままに急速冷凍しています。

冷凍食品
冷凍食品

「長崎俵物」のどこが安心なの?

市販されているうに加工品の原料は輸入品が大部分を占め、その多くにはアルコールなどの添加物が入っています。「長崎俵物」は100%長崎産の旬のうにを使用し、塩以外の添加物はいっさい入っておりません。

うに加工品
うに加工品

「長崎俵物」のこだわり

「長崎俵物」は、豊かな歴史へのこだわりをいかしつつ、長崎ブランドとして誇れる、“長崎らしさ”を生かした水産加工食品。厳格な品質管理と高い信頼性を有する、他には真似のできない水産加工食品として、まごころをこめてご提供しています。


新鮮な素材と独自の加工技術

長崎県は全国でも有数の水産県で、漁獲生産高は全国第2位。その特性を生かし、長崎俵物の塩干品は、長崎県産の旬の原料のみを使って作られます。

選り抜きの逸品のみを認定

長崎俵物として認定されるためには、厳正な審査会を通過しなければなりません。審査会では、学職経験者、消費者代表、水産加工業界、料理、流通業界の人々が厳しい意見を交わし、長崎俵物にふさわしいものだけが選出されます。

独自に設けた厳しい品質基準

おいしいものを安心してお召し上がりいただくため、長崎俵物の認定申請をする際には、事前に長崎俵物認定基準に基づく細菌検査が義務付けられています。また、食品添加物などにも厳しい基準を設けており、この基準に合格したものだけしか審査に出品できません。