食品安全に関するクイズや意見交換等を通じて、中学生とその保護者が食品の安全性に興味を持ち、理解を深めることを目的とした『長崎県ジュニア食品安全教室』を、波佐見中学校で開催しました。
1.日時
平成27年11月12日(木曜日)
2.場所
波佐見町立波佐見中学校 体育館及び校長室
(長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷1999)
3.出席者
生徒416名、保護者4名
4.内容
(1)食品安全ファイブリーグ(講師:内閣府食品安全委員会事務局 技術参与)
・どんな食品でも量によっては害となる可能性があること、消費期限や賞味期限の違い、食中毒の予防についてなど、クイズを通じて食品の安全性について学ぶ講義がありました。
・生徒の皆さんは、5人(4~6人)でチームをつくり、チームメンバーで協力して、合計6問のクイズに答えました。波佐見中学校全校生の皆さんはとても熱心に、講義やクイズに参加してくれました。
〔食品安全ファイブリーグ講義スライド PDF:1MB〕
(2)意見交換
・生徒からは、「ベーコンやウインナーを食べ続けるとガンになるって本当ですか。」「残留農薬の基準値を超えたものを食べると体にどんな害が起きますか。」「ソーセージは生で食べられますか。」「もし、プラスチック片など食べてしまった場合はどうしたらいいですか。」など、沢山の質問があり、内閣府食品安全委員会事務局 横田講師や永井講師、県から回答しました。
・また、主催者である食品安全・消費生活課からは「今日の話を聴いたことが食べ物に関心を持つひとつのきっかけになればと思います。また、帰ってから家の方と今日のお話のことを話題にしていただけたらと思います。」といったまとめの話をさせていただきました。
【ジュニア食品安全教室の様子】
[食品安全に関するアンケート]
○開催前と開催後に、生徒の皆さんに食品安全のアンケートに答えていただきました!
「安全な食品の知識を持っているか?」の問いに対して、「思う」の回答が、開催前は12.8%、開催後は93.9%と大きく変化しました。
〔食品安全に関するアンケート結果 PDF:92KB〕
(3)学校関係者との意見交換
波佐見中学校の先生方、PTA役員の方、波佐見町教育委員会、内閣府食品安全委員会事務局、県で食品の安全についての意見交換を行いました。
「食に関しての情報」「サプリメントについて」「食の自立について」など、意見を交換させていただきました。