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令和3年10月27日開催 キッズ食品安全教室in島原市立第四小学校

食品安全に関するクイズや質疑応答等を通じて、小学生が食品の安全性に興味を持ち、理解を深めることを目的とした「キッズ食品安全教室」を開催しました。

1.日 時:令和3年10月27日(水)10:30~11:15(5年生)@教室
                   13:55~14:40(6年生)@体育館(授業参観)
2.場 所:島原市立第四小学校(島原市宇土町乙670-1)
3.出席者: 5年生39名、6年生37名・保護者14名、 教員5名、 合計95名
4.内 容:食品の安全に関するクイズとレクチャー(講師:県食品安全・消費生活課)
      手洗いレクチャーと手洗いチェッカー実演(講師:県南保健所 衛生環境課)

※質疑応答
 【5年生】
Q1.ウイルスはどうやってできるんですか
A1. 自分で増えることができないので、生きた細胞で人間の肺などを利用して増殖します。
   最初の1体は神様がつくったものが動物などにうつりながら生き続けてきています。
Q2. ウイルスは何千種類ですか
A2. 正確にはわかりません。何千、何万とたくさんの種類があります。
Q3. ウイルスには骨がありますか
A3. ありません。カラの中に遺伝子がある簡単な構造です。
Q4. ウイルスの名前はどうやってつけるんですか
A4. 発見した人がつけたりいろいろだと思います
Q5 ウイルスの大きさはどれくらいですか
A5 かなり小さいです、髪の毛のだいたい1/1000がばい菌で、さらにその1/1000がウイルスです。
Q6 ウイルスは食べ物を食べて大きくなりますか
A6 食べ物を食べません。生きた細胞にとりついて増えるだけです。
Q7 ウイルスは動きますか
A7 動かないと思います。とても小さいので、人間の動きなどで空気中に浮いたり運ばれたりします。
Q8 どうしてウイルスがつくと病気になるのですか
A8 たとえば肺のなかの細胞にとりついて増殖するときに、生きた細胞が壊されて肺炎になり、ひどいときは人間が亡くなります。

【6年生】
Q1  焼くと食中毒にならないと話があったが、揚げても大丈夫ですか
A1 油で揚げる、煮ても大丈夫です。きちんと火を通せば安心して食べることができます。
Q2 川と海のお魚ではどちらが汚いですか
A2 海の魚にはアニサキスや腸炎ビブリオがいて、川魚には寄生虫が多いので、どちらかっていうのは言えません。腸炎ビブリオはま水でしっかり洗ってさばけば大丈夫ですし、きちんと火を通せば食中毒は予防できます。
Q3 どのくらい焼いたら菌は消えますか
A3 大きさにもよると思いますが、目安として中心部が75度で1分間加熱すれば食中毒を起こす菌はやっつけることができるといわれています。飲食店で加熱するときは温度計で管理したりしています。
Q4 ウイルスにかかると、どういう症状になりますか
A4 ウイルスもいろいろ種類があって、コロナ、インフルエンザ、ノロウイルスなどの仲間がいます。細胞を壊しながら増殖していくので肺炎をおこしたり、死亡するなど人間の体の害となります。
Q5 何分くらい洗えば大丈夫ですか
A5 通常の手洗いでは爪やしわでは落ちにくくなっています。しっかり手洗いして予防するには、1回洗いより2度洗いをするとかなり効果があがるといわれています。