ノロウイルス(SRSV)による食中毒に御注意!
食品衛生法の改正(平成15年8月29日施行)に伴い、「SRSV(小型球形ウイル
ス)」は「ノロウイルス」と名称が変わりました。
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ノロウイルス(SRSV(小型球形ウイルス))による感染性胃腸炎や食
中毒は冬場に多く発生する傾向があります。
特に、保育園、学校、福祉施設などで発生した場合は、集団発生に
つながることがありますので御注意下さい。 《ノロウイルス》
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【ノロウイルスについて】
・ ノロウイルスはヒトの小腸粘膜で増殖するウイルスです。
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ノロウイルスは直径0.03マイクロメーター前後のたん白質でできた球の中に遺伝子(DNA(デオキシリボ核酸)に該当するRNAリボ核酸)が包まれた構造をした生物です。
近年、新しい検査法(PCR法)の開発、普及により食品からのウイルスの検査が可能になり、食中毒との関係が明らかになってきました。
【ノロウイルスの感染について】
・ ヒトから排出されたウイルスが、河川を経て海にたどり着くと、カキなどの二枚貝の中腸腺という内臓に取り込まれます。
・ 主にウイルスを取り込んだカキなどの二枚貝を不十分な加熱で食べることにより、感染します。
・ ノロウイルスに感染したヒトが、用便後の手洗いが不十分なまま料理をすると、手指を介して食品がウイルスに汚染され、その食品を食べることにより、感染するおそれがあります。
・ ノロウイルスに感染したヒトのおう吐物にはウイルスが含まれています。そのおう吐物の処理が不十分だと、ウイルスが乾燥して舞い上がり、直接ヒトの口から取り込まれ感染するおそれがあります。
【ノロウイルスによる食中毒の症状について】
・ ウイルスが体内に取り込まれてから、24〜48時間で発症します。(症状がなくても、便の中からウイルスが検出されることがあります。)
・ 主な症状は、下痢、吐き気、おう吐、腹痛、発熱(38℃以下)など、風邪に似た症状です。
・ これまで、ノロウイルスによる死亡例はありません。
【発生時期について】
・ 秋から冬にかけて、生カキを原因食品とするノロウイルスの食中毒が多く発生します。
・ 冬季に集中する傾向がありますが、1年を通じて発生します。
【予防方法について】
・ カキなどの二枚貝を加熱する場合は、十分に加熱してから食べること。
湯通し程度の加熱ではウイルスは死にません。
・ トイレの後、調理をする際、食事の前にはよく手を洗いましょう。
・ 手洗いの後、使用するタオル等は清潔なものを使用しましょう。
【二次感染を予防するために・・・】
<ご家庭や保育園、学校などでは・・・>
・ おう吐物や、ふん便で汚れた衣類等を片付けるときは、なるべくビニール手袋、マスクなどを用いましょう。
・ おう吐物や、ふん便で汚れた衣類等は他の衣類とは分けて洗いましょう。
・ おう吐物などを片付けた用具、雑巾類は、塩素系漂白剤でつけ置き洗いをしましょう。
・ おう吐物などで汚れた床は、塩素系漂白剤を含ませた布で被い、しばらくそのまま放置して消毒しましょう。
・ 汚物の片づけが終わったら、よく手を洗い、うがいをしましょう。
<食品を取り扱う施設の営業者は・・・>
・ 調理従事者は、下痢、吐き気、おう吐、腹痛、発熱など,風邪に似た症状があったときは、
1 調理行為にたずさわらないようにしましょう。
2 医療機関で受診し、医師に相談しましょう。
写真等一部は東京都のホームページから引用