定例会等の開催概要

過去の定例会情報はこちら

主な質問・質疑

定例会を終わって  ●主な質問・質疑  ●会期日程  ●本会議一般質問  ●予算総括質疑  ●意見書・決議  ●議員提案条例

 

各常任委員会の委員長報告要旨については、こちらをクリックしてください。


総務委員会
文教厚生委員会
環境生活委員会
農水経済委員会
予算決算委員会

本会議一般質問
県内公共事業について

【質問】今後の公共事業の見通しと高規格道路の整備方針は。

【答弁】広域道路網や港湾等の整備を重点的に進め、防災対策など生活に密着した事業も計画的に推進しているが、道路や河川等の整備率はいまだ低水準で、港湾整備もクルーズ需要への対応が十分ではない。今後も長期的な視点での事業推進が必要であり、国の補助制度等を活用しながら予算の確保に努めたい。特に、高規格道路は、社会経済活動の活性化に高い効果があることから、早期完成に向け重点的な整備に取り組んでいく。

人口減少対策について

【質問】人口減少抑制に向けたさらなる対策と、人口減少対策推進体制強化についての考えは。

【答弁】若者の県内就職支援や移住促進等とともに、離島地域では有人国境離島法の制度を活用し、雇用創出や人材確保に力を注ぎたい。一方、自然減対策として、市町毎の少子化克服戦略の策定を支援し、効果的な施策を推進したい。また、庁内に限らず関係団体や行政機関との情報共有をさらに図りながら、総合的な戦略として推進できる体制づくりに努めたい。

犯罪被害者支援について

【質問】犯罪被害者等への支援の取組について、県の考えは。

【答弁】これまで具体的な計画を策定し取組を進めてきたが、県民の犯罪被害者支援に対する理解が深まっていない。県民の理解を深め、犯罪被害者に寄り添って再発防止等につなげていくことへの重要性については十分理解している。今後、県の具体的な取組、内容に応じた支援措置、相談窓口、民間との連携等も含めて、しっかりと県民の理解に繋がる施策を進める必要があると考えている。

教諭の長時間労働について

【質問】本県教職員の勤務時間の実態は。働き方改革を検討すべき。

【答弁】平成25年度の公立小中学校教職員を対象とした本県の調査では、平日1日当たりの学校内での勤務時間は、小学校が10時間13分、中学校が10時間57分であった。教職員の超過勤務の改善に向け、これまでの定時退校日やノー部活デーの設定、校務の情報化等に加え、本年度からは全市町教育委員会との対策会議を設置し、実効性のある取組を推進している。

幹線道路の整備について

【質問】島原半島の振興のためには、島原・天草・長島連絡道路の整備が重要と考えるが。

【答弁】島原・天草・長島連絡道路の一部である深江から口之津間の整備については、広域的な活性化が図られるものと期待しているが、島原半島の活性化のためには、高速交通ネットワークに接続する島原道路を早期に完成させることが重要であることから、当該区間の整備については、長期的な課題と考えている。

保育園の食物アレルギー対応について

【質問】県内の食物アレルギー対応が必要な保育園への対応はどうなっているか。

【答弁】平成23年に国が作成したガイドラインの普及啓発を図っているほか、県独自で5年毎に策定している保育所、認定こども園における食事の提供にかかる業務実施要領で、食物アレルギーへの対応に当たっての注意事項やチェック表を掲載し、各施設に配付している。また、所管課内に嘱託栄養士を配置し、巡回指導等を通して、食育指導や食物アレルギーについて、個別アドバイスを行っている。

総合周産期母子医療センターの設置について

【質問】長崎大学病院への総合周産期母子医療センターの設置と発揮される効果は。

【答弁】同センター設置の必要性を周産期医療検討委員会等に諮り、その設置を周産期医療体制整備計画に位置づけた。今後、平成31年度中の稼動を目指して整備される。同センターの設置により、県全体のNICUなど施設面での充実、県外への母体搬送を抑制していく効果に加え、不足する周産期専門医を計画的に育成し、県内の周産期母子医療センター等に配置することができるようになる。

長崎空港の活用計画について

【質問】中長期的にパイロット不足が懸念されている。長崎空港を活用し、本県をパイロット養成の拠点にしていくことを検討できないか。

【答弁】養成機関の誘致や大学等における養成課程の新たな設置は、設備の整備負担や学生の確保等に課題があり、実現の道筋を見い出せていない。海上空港でポテンシャルの高い長崎空港を最大限有効に活用し、地域の活性化に結びつけていくため、さらなる検討を進めていく。

特別支援学校の整備について

【質問】長崎特別支援学校の施設整備についての考えは。

【答弁】同学校については、教室の増築やトイレ改修等、必要な施設整備を重ねてきた。給食の配膳スペース等は、運搬と配膳の動線を考慮して、玄関近くに配置し、ほこりや虫等の侵入を防止するため、すき間ができないようカーテンで仕切りをした独立スペースを確保することや、空調による適正な温度・湿度管理を行う等、衛生面には留意している。早急に同学校の施設整備の拡充に取り組んでいきたい。

ヘルプマークについて

【質問】援助や配慮を必要とする方々が必要な支援等を周囲の方に求めやすくするヘルプマークについて、更なる周知を図るとともに本県でも導入すべきではないか。

【答弁】県のホームページに掲載し周知を図っているが、更なる周知が必要と考えており、全世帯広報誌など県広報媒体の活用や出前講座等による啓発を検討するとともに、市町へも働きかけを行いたい。導入については、市町や障害者団体等の意見を踏まえながら、今後、検討したい。

BSL4施設の整備問題について

【質問】住民の安全・安心を守る義務を有する自治体の責任者として、万一の事故により被害が生じた場合、知事の主体的な責任ある取組が必要では。

【答弁】住民の安全・安心の確保は最重要課題であり、施設整備や運営等に関しては、地方行政の立場からもしっかり関与していく必要があると考える。万が一の場合の事故については、地方行政としての対応も求められてくるので、主体性を放棄して、一切を施設の管理者に任せてしまうといった考え方はない。

教職員採用に「離島枠」の設定について

【質問】教職員の離島枠の採用による効果をどのように考えるか。

【答弁】離島枠を導入し、その離島枠の中で採用することで、地域に根差し、離島での教育に対する熱意と識見を持った優秀な人材の確保が容易となり、離島における教育の一層の充実が期待できる。また、離島枠で採用された教員が、地域の発展に、より一層貢献できるものと考えており、これらの効果を期待して、教員採用選考試験に離島枠を導入する方向で検討をしている。

審査した案件と結果
【知事提出の議案】
・予算

1件

(可決)
・条例

7件

(可決)
・事件
2件
(可決)
・報告

15件

(承認)
 
【議員等提出の案件】
・議員派遣
1件
(可決)
・意見書
3件
(可決)

トップページへ戻る