定例会等の開催概要

　平成28年９月定例会は、９月９日から10月６日まで開かれました。
定例会の本会議初日は、「平成28年度長崎県一般会計補正予算（第３号）」などの議案が上程され、中村知事が県政の重要事項について報告し、当面する諸課題について所信を述べるとともに、提出議案などについて提案理由の説明を行いました。 　
　一般質問では、12名の議員が登壇し、長崎県の財政、商工会への支援計画、長崎空港24時間化、福祉分野の人材確保、治山対策、道路行政、観光振興、災害派遣福祉チーム設置、食生活改善推進、大村工業高校への併設型中高一貫教育導入、公立高等学校遠距離通学費補助制度、防災教育とボランティア教育についてなど、さまざまな事項について活発な論議が交わされました。
補正予算については、災害関連・復旧に要する経費、その他緊急を要する経費について編成され、一般会計で６億3265万５千円の増額補正となりました。
　本定例会では、「長崎県産業人材育成基金条例の一部を改正する条例」など16件の議案を原案のとおり可決、同意し、「平成27年度長崎県一般会計決算及び各特別会計決算の認定について」など３件の議案については、予算決算委員会に付託され、閉会中の継続審査としました。　　　　　
また、「指定生乳生産者団体制度の存続と機能強化に係る国への意見書提出を求める請願書」１件が採択されたほか、障害者が排除される社会へ逆行することがないよう、事件の真相解明とともに、総合的な再発防止のための諸施策を講じることを求める「相模原障害者施設殺傷事件に関する意見書」など、８件の意見書を可決しました。