こんにちは。長崎県知事の大石賢吾です。 本年は、長崎県総合計画が最終年度を迎えることから、計画の総仕上げとして、積極的かつ着実に事業を推進してまいります。 子どもが夢や希望をもって健やかに成長できる社会の実現に向けて、民間と連携しながら、子どもが主役で安全・安心にチャレンジできる「こども場所」の充実を図るほか、共家事・共育ての促進等による「こども時間」の確保や、子どもの声を聴く仕組みづくりなどに取り組んでまいります。 また、半導体関連産業や海洋エネルギー関連産業など、成長産業のサプライチェーン強化に取り組むとともに、ドローンを活用した先進的なプロジェクトへの支援を行い、新しいテクノロジーの活用も進めてまいります。こうした取組みを通して、県内産業の振興にも力を注いでまいります。 さらに、全ての世代が豊かで安全・安心に暮らせるよう、ハード・ソフト一体となった防災・減災対策や、離島の公立診療所等へのオンライン診療の体制づくりに取り組むほか、長崎県の多彩な魅力を県民の皆様と一緒に磨き上げ、国内外の多方面の方々から「選ばれる長崎県」となるよう、県全体のブランディングにも取り組んでまいります。 被爆80年となる本年は、長崎空港開港50年、中華人民共和国駐長崎総領事館開設40年など、さまざまな節目の年となります。 このような節目の年に、9月には、全国規模の文化の祭典「ながさきピース文化祭2025(第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭)」、10月には、本県で初となる国際サイクルロードレース「ツール・ド・九州2025」(クリテリウム)を開催します。引き続き、市町や関係団体と一体となって、開催に向けた準備を進めるなど、交流人口や関係人口の拡大を進めてまいります。