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<審査案件>
議案:第91号議案「長崎県医学修学資金等貸与条例の一部を改正する条例」ほか2件
<審査結果>
議案:原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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(質問) |
私学助成の充実強化を図ることには賛成だが、中途退学者が前年度より増加していることを私学助成と合わせどのように考えているのか。経済的理由による退学が増加しているのではないか。 |
(答弁) |
私学助成については、学校経営、教育の質の向上、保護者の負担軽減という観点から充実を図りたいと考えている。退学者数はこの5年間で2番目に少ない数字であり、また、経済的理由による退学者数も減少している。 |
(意見) |
就職が決定した高校生には自動車免許は不可欠であるが、自動車学校への入校が遅くなり、免許が取得できない生徒もいる。実態把握をし、運転免許を取得しやすくなるよう配慮してほしい。 |
(答弁) |
私立学校については、免許取得について授業に支障のない範囲で許可をしていると聞いているが、実態について、学校の意見を聞き、教育委員会と相談しながら対応したい。 高校では、生徒に学力を保障すること、進路を保障することを大前提に考えている。就職内定者の自動車学校入校時期を早めることについて、これまでも校長会を通じてお願いしてきたが、今後も校長会等の意見を聞きながら、入校時期の前倒しについて前向きに働きかけていきたい。 |
(質問) |
つくも苑の建て替えに関し、現地建て替え、移転新築の双方の立場はあるが、いつごろを目途に結論を出すのか。 |
(答弁) |
関係者の方々が多方面にわたっており、十分なご理解を得る必要がある。しばらくお時間をいただきたい。 |
議案以外の主な論議 | |
(質問) |
長崎県公立大学法人の業務実績評価に関し、県立大学の存在意義は、県の政策課題、振興計画、地域に必要な人材育成といった県民の負託に応える大学と思うが、その内容を評価するものとなっているのか。 |
(答弁) |
評価は、県が定めた中期目標に対し大学が定めた中期計画の達成状況を評価するものとなっている。次期中期目標には、今回の評価結果を踏まえ県の施策にも対応したものとするとともに、県立大学としての存在意義が明確になるよう検討していきたい。 |
(質問) |
V・ファーレン長崎への支援に関し、財務基盤の強化は行政がスポンサーとのマッチングを支援することが必要ではないか。また、入場者数は今が一番厳しい時期であると思うが支援の取組をどう考えるか。 |
(答弁) |
今後、県民一体となり、各市町とともに支援する体制を考えたい。経営基盤については県内企業とも連携し後援会の加入促進を図るなど、支援のための地固めをしたい。 |
(質問) |
梅屋庄吉と孫文の関係を教育現場に活かすつもりはないか。 |
(答弁) |
平成23年度に、中学1年生に配付する副読本「ふるさと長崎県」という冊子の中に、2人の関わりを紹介するコーナーを設ける予定である。 |
(質問) |
県立図書館の再整備に関して、再整備検討会議の検討状況はどのようになっているのか。今後の見通しはどうか。 |
(答弁) |
11月に答申予定で進めているが、もう少し時間をかけて検討すべきではないかという意見もあり、慎重な議論が必要だと考えている。答申の時期がずれ込むのではないかと考えている。 |
(意見) |
期限を切って進めていくべきではないか。 |
(答弁) |
今後、検討会議の委員と日程調整をしながら、そのような方向で進めていきたい。 |
(質問) |
乳幼児医療費助成の現物給付の導入に関して、県はこれまで償還払いを維持する立場であったが、今回現物給付に方針を転換した理由は何か。 |
(答弁) |
償還払いは医療機関の窓口で2割の一部負担金を一旦支払う必要がある。それに対して、現物給付は、乳幼児医療費制度の自己負担分だけ支払えばいいので保護者の負担が軽減される。 今回の現物給付の導入は、乳幼児医療費助成制度について市町と抜本的な検討を進めてきた中で、健康保険の一部負担金が3割から2割に引き下げられたことにより市町の負担が軽減され、市町も現物給付導入の方向に動いたことによる。 |
その他、交わされた論議 | |
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