ケアラー支援に関する長崎県の取組

新着情報

  1. ケアラー(ヤングケアラー)に関する意識調査
  2. ケアラーに関する相談先
  3. ケアラー支援啓発ポスター・リーフレット

 「ケアラー」とは、高齢や障がい、病気などにより援助を必要とする家族や身近な人に対して、無償で介護や看護、日常生活上のお世話をしている方のことで、例えば、高齢者が高齢者家族や親族の介護を担う「老老介護」、子育てと親の介護を同時に担う「ダブルケア」、未婚や離婚、きょうだいがいないなどの理由により一人で親の介護を担う「シングル介護」が話題になっているように、近年、少子高齢化や核家族化の進展などの社会環境の変化によって、家庭におけるケアの人手が不足し、ケアラーに過度な負担がかかっています。
 また、子ども(18歳未満)のケアラーは「ヤングケアラー」と呼ばれていますが、本来であれば大人が担うと想定されている病気や障がいのある家族等のお世話に忙殺され、本来受けるべき教育を受けることや、同世代との人間関係を満足に作ることができないような状況が生じています。このように、子どもの年齢や成長の度合いに見合わない負担によって、本人の育ちや教育に影響があるといった課題が生じています。
 ケアラー(ヤングケアラー)は、仕事や学業との両立や自分の時間が取れないなど様々な負担があるにも関わらず、社会的に十分に理解されているとは言えず、悩みを抱えたまま生活している方が多くいると思われます。

 本県では、令和4年10月に「長崎県ケアラー支援条例」が制定されました(令和5年4月1日施行)。この条例に基づき、今後「長崎県ケアラー支援推進計画」を策定し、県民の皆様にケアラー(ヤングケアラー)が身近な問題であることを知っていただき、ケアラー(ヤングケアラー)を支援するための各種施策を推進していきます。

長崎県ケアラー支援条例(令和5年4月1日施行)
長崎県ケアラー支援に関する有識者会議
ケアラーに関する相談先
広報・啓発
各種実態調査の結果

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