現状のまとめ
感染状況
- 新規感染者数は1月9日の過去最多60人をピークにやや減少しているが、依然として高止まっており、ステージ4の水準を超過。
- 高齢者の感染増加により入院が長期化し、占有率50%を超過。一般診療を含め、医療提供体制に支障をきたし、感染時や救急搬送でも入院できなくなるおそれがある。
- 初発感染経路のうち、県外由来の事例が44%と依然として高い一方、不明が全体の43%を占め、増加中。2次感染のうち、家庭内感染が全体の39%を占める。
- 特に長崎市は3つの指標が国のステージ4を超過しており、深刻な状況。
行動分析
- 県外への不要不急の往来自粛を要請した1月7日以降の人流は、長崎空港離発着便で見ると、東京線、大阪線のいずれも対前年比7~8割減。
- 人との接触機会を極力減らすよう要請した1月5日以降の長崎市内の人流は、一定減少しているものの、減少幅は2割程度。
評価
- 1月6日の対策による効果は限定的で、高止まっており、特に長崎市では、感染経路不明割合が増加し、市中感染が広まっていると考えられることから、人との接触機会を減らすための更なる対策が必要。
ステージの判断について
- 県下全域においては現状の【ステージ4】を維持し、特別警戒警報発令を継続するとともに、長崎市内においては県独自の緊急事態宣言を発令。
特別警戒警報発令継続に伴う要請
- 不要不急の外出自粛をお願いします。
- 県外や離島地域との往来は、真にやむを得ない場合を除き、自粛してください。
- 事業者の皆様には、在宅勤務等を推進し、出勤者の半減に協力をお願いします。
要請期間:1月18日(月曜日)から2月7日(日曜日)まで - 飲食店等を対象に、夜8時までの営業時間短縮を要請(※)します。
※外出自粛要請・営業時間短縮要請の状況を適宜確認。要請期間:1月20日(水曜日)から2月7日(日曜日)まで
営業時間短縮要請
対象
県内全域における
(1)飲食店(テイクアウトサービスを除く)
(2)遊興施設(キャバレー、スナック、カラオケボックス等)
※(1)(2)のうち食品衛生法の飲食店・喫茶店営業許可を受けている店舗
営業時間
朝5時から夜8時まで(酒類提供は夜7時まで)
要請期間
1月20日(水曜日)から2月7日(日曜日)まで
協力金
全期間実施を条件に1店舗76万円支給予定
実施体制
県・市町共同
相談窓口
電話番号:095-895-2618
受付時間:9時から17時45分まで
緊急事態宣言発令に伴うお願い
長崎市内における更なる人流抑制のため、飲食店等に加えて、
- 運動施設、遊技場等の営業時間短縮への協力をお願いします。
対象施設 協力依頼内容 運動施設、遊技場 - 営業時間の短縮(5時~20時)
※酒類の提供は19時 - 開催するイベントは人数上限5,000人かつ収容率50%とする
- 協力金はありません
※1(1,000平方メートル超)
※2(生活必需のものを除く)劇場、観覧場、映画館又は演芸場 集会場又は公会堂、展示場 博物館、美術館又は図書館 ホテル又は旅館(集会の用に供する部分に限る) 遊興施設(食品衛生法の飲食店・喫茶店営業許可を受けている店舗を除く) 物品販売業を営む店舗 ※1、※2 サービス業を営む店舗 ※1、※2 - 営業時間の短縮(5時~20時)
- 県有施設における開館時間短縮、イベントの中止。
その他
医療提供体制の強化
- 病床がひっ迫していることから、他の医療圏域と広域調整を進め、受け入れ体制を強化します。
- 急性期の新型コロナ患者に対応するため、長期入院患者や陰性化した患者を受け入れるための病床を確保します。
- フェーズ4(感染ピーク時)の確保病床395床の更なる拡大を図ります。
医療・福祉施設でのクラスター対策
- 感染が拡大している地域を中心に、施設従事者を対象とした定期的な検査を実施ます。
- 通所型の介護サービス等の利用は可能な限り、特定の事業所をご利用ください。
家庭内感染防止対策
- いつ・どこでも感染の可能性があるとの認識のもと危機感を持って対応してください。
- 場面の切り替わりごとに小まめに消毒等を実施
- 家庭内でも、具合が悪い方がいる場合はマスクを着用
- 無症状でも他に感染させるおそれがあることを自覚し、慎重に行動
関係連絡先について
参考資料
このページの掲載元
- 地域保健推進課
- 郵便番号 850-8570
長崎県長崎市尾上町3番1号 - 電話番号 095-895-2466
- ファックス番号 095-895-2577